入退室管理システムとは
入退室管理システム(入退館管理システム)とは、いつ、誰が、どこに入退室したかを一元管理するシステムです。利用者や利用日時を個別に制限したり、入退室の記録をとって追跡できたりします。また、スマホやICカードなど、業務で用いるさまざまなデバイスが鍵の代わりになるのも特徴です。
入退室管理システムは、主にセキュリティ対策の強化や情報漏えいの防止として、企業や学術機関などのさまざまな業界・施設で導入されています。また近年では、低コストで工事不要なクラウド型の入退室管理システムが多く登場しており、導入のハードルが低下したことから、小規模企業から大企業まで幅広く利用されています。
入退室管理システムについて詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。入退室管理の役割やシステムの種類などについて詳しく解説しているため、導入後のイメージを掴みやすいでしょう。
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2024.02.07
入退室管理システムとは?役割や認証方法の種類を解説
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入退室管理システム導入のメリット
入退室管理システムの導入で得られるメリットは、以下のとおりです。
- ●不法侵入の防止ができる
- ●関係者の入退室状況が把握できる
- ●勤怠管理の業務を効率化できる
- ●ISMSや機密情報管理対策ができる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
不法侵入の防止ができる
企業には、従業員に加え取引先相手、ビルの清掃員や警備員など多くの人が出入りします。そのため部外者が関係者になりすまして侵入するなど、セキュリティリスクが懸念されます。
入退室管理システムは、企業に出入りするあらゆる人に対して入退室の権限付与・管理が可能です。特にICカード認証や生体認証などで入退室を管理すれば、関係者以外の不法侵入を防げるでしょう。
関係者の入退室状況が把握できる
企業では、経営に関する情報や顧客の個人情報など、さまざまな情報が管理されています。特に機密性の高い情報は、閲覧・出入りなどの制限により厳重な管理が必要です。
入退室管理システムでは、特定のエリアやキャビネットの開錠権限制限のほか、記録・管理も可能です。入退室や開錠の管理により、情報漏えいのリスク軽減につながるでしょう。また、万が一トラブルが起こっても特定エリアの入退室状況をすぐに把握できるため、迅速な対処が可能です。
勤怠管理の業務を効率化できる
従業員の入退室を記録して管理することで、出勤・退勤時間と入退室時間を比較し勤務時間差異の把握が可能になります。事前に許可をとっていない残業やサービス残業など、勤務実態の把握ができ、より正確な労務管理が行いやすくなるでしょう。
ISMSや機密情報管理対策ができる
年々増加するサイバー攻撃に対処するため、企業は情報セキュリティの確保を強く求められるようになりました。そのため、一定のセキュリティ基準を達成し、第三者機関のセキュリティ認証を受けて信頼性を高める必要があります。
システム導入により適切な入退室管理を実現できれば、ISMSやPマークなどの認証取得が可能です。また、システムを中心に具体的な情報セキュリティ対策を目的とした社内規定の作成もしやすくなるでしょう。
入退室管理システムの価格相場
入退室管理システムの価格相場は、以下のとおりです。
- ●小規模企業~中規模企業向け:月額5,000円~10,000円/扉
- ●中規模企業~大規模企業向け:月額10,000~20,000円/扉
上記はあくまで目安の料金です。また初期費用は、無料もしくは50,000円〜100,000円程度が相場です。さらに、利用する認証方法によって設置工事費用が別途必要な場合やオプション費用がかかる場合もあるため、月額料金だけでなくトータルコストを計算して慎重に判断する必要があります。
相場を把握したところで、さっそく入退室管理システムをチェックしたい方は、以下の見出しをご覧ください。
【比較表】おすすめの入退室管理システム
入退室管理システムの認証方法
入退室管理システムは、個人を識別して、入室を許可・制限します。主に、以下の認証方法が用いられます。
- ■暗証番号
- ドアまたはドア付近に設置されているテンキーに、暗証番号を入力します。古くから利用されている汎用的な方法のため低コストですが、暗証番号を盗み見られる危険性があるでしょう。
- ■ICカード
- 主流の認証方法です。社員証と兼用でき、パソコンやプリンターの認証デバイスとしても利用されています。低コストで導入可能ですが、カード発行の際のコストはかかります。交通系ICカードなどに対応している製品は、新しいカードの発行コストの削減につながるでしょう。
- ■スマートフォン
- 昨今増加傾向にある認証方法です。スマートフォンに専用アプリをインストールして利用します。スマートフォンがあればすぐに鍵の発行が完了します。有効期限や入室時間も管理画面で設定するため、来客など一時的な鍵の発行にも最適でしょう。カード発行のコスト削減ができます。
- ■生体認証(バイオメトリクス)
- 最も精度の高い認証システムで、極めて重要度の高い施設などでの利用が多いでしょう。銀行口座の開設や銀行アプリへのログインにも活用されています。
指紋認証・静脈認証・網膜認証・虹彩認証・顔認証・掌形認証などが実用化されています。認証精度は高い一方で、宗教や文化、生理的な反発を受けるおそれがあるでしょう。また、高度な技術を取り入れるためほかの認証方法に比べコストがかかります。
入退室管理は「管理システム」と「認証システム」の組み合わせで非常に多くのバリエーションが存在します。管理面の効率性やセキュリティ性などを踏まえて、必要な入退室管理システムを導入しましょう。
入退室管理システム導入時の比較ポイント
入退室管理システム導入時の比較ポイントとしては、以下の項目が挙げられます。
- ●外部・内部両面のセキュリティを強化できる機能があるか
- ●どの認証方法が適しているか
- ●コストとのバランスは見合っているか
- ●他システムと連携できるか
- ●サポート体制はあるか
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
外部・内部両面のセキュリティを強化できるか
外部からの侵入はもちろん、内部不正への対策も強化できるかが重要なポイントです。例えば、従業員の入退室ログを詳細に記録できる機能があれば、特定の従業員の活動履歴や不正な行動が追跡でき、内部不正の防止や万が一トラブルが発生した際の早期発見につながるでしょう。
また、二要素認証機能のある退室管理システムは、カードと顔認証など複数の要素を使って身元を確認するため、他人のカードを悪用して侵入するなどの不正も防止できます。
どの認証方法が適しているか
前述のとおり、入退室管理システムにはさまざまな認証方法があるため、まずは自社にとってどの認証方法が適しているか、企業規模や運用シーン・目的などから明らかにしたうえで製品を絞り込むのがおすすめです。
例えば、社員証などすでに従業員が所持しているものを利用したい場合は、ICカード・交通系ICチップカードやスマートフォン認証を導入するとよいでしょう。また、取引先や業者など社外関係者が多く出入りする企業では、入館証を認証に使えるICカードにしたり、暗証番号を利用したりする方法もあります。社外関係者の出入りが少なく限られた人のみに権限を付与したい場合は、セキュリティ性の高いバイオメトリクス認証がおすすめです。
自社内の人の出入りや導入後の運用体制を考え、適した認証方法の製品を導入するとよいでしょう。
コストとのバランスは見合っているか
システムの導入から実際の運用に至るまでのコストが適切かを確認しましょう。複数の拠点に導入する場合、クラウド型システムなら工事不要で後付けでき、サーバも不要のため初期導入コストを抑えられるメリットがあります。専用サーバを立てるシステムの場合、初期導入コストはかかるものの自社独自の設定が可能など、高い拡張性がメリットといえるでしょう。
他システムと連携できるか
入退室管理システムは、勤怠管理システムや人事システムといった他システムと連携できる製品がリリースされています。また、最近の入退室管理システムは複合的なサービスを提供している製品も多くあります。監視カメラなどのセキュリティシステムや設備管理システム、勤怠管理システムと連携できれば、人件費や光熱費、システム利用料などのコスト削減も見込めるでしょう。
さらに、入退室管理システムの記録は勤怠管理にも有効です。労働時間の適正な把握にはタイムカード、ICカードなどの客観的な記録が用いられます。入退室管理システムによる出退勤打刻は客観的な記録になるため、勤怠システムと紐づけられれば労務の効率化にもつながるでしょう。
サポート体制はあるか
入退室管理システムは、建物全体に導入する大規模なシステムです。大規模なシステムだからこそ、万全のサポート体制が求められます。製品を比較する際は、電話対応や訪問でのサポートがあるか、システムの導入から運用後までサポートしてもらえるか、などに注目してサポート体制をチェックしてみましょう。
【比較表】おすすめの入退室管理システム
おすすめの入退室管理システムを比較表で紹介します。各製品の詳細情報についてはのちほど紹介しているので、気になる製品をチェックしてみてください。気になった製品は「+資料請求リストに追加」ボタンでカート追加をしておき、あとでまとめて資料請求もできます。
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【小規模~中規模企業向け】入退室管理システム
小規模企業から中規模企業におすすめの入退室管理システムをピックアップしました。導入の予算に余裕がない場合も多いため、初期費用が抑えられるシステムや、月額料金がリーズナブルなクラウドベースのサービスがおすすめです。
《ALLIGATE(アリゲイト)》のPOINT
- いろいろな扉・既存システムからのリプレイスに対応
- 設置工事から24時間365日の保守窓口まで、一気通貫のサービス
- 社内ネットワークの構築不要で導入コストを軽減
株式会社アート提供の「ALLIGATE(アリゲイト)」は、スマートフォンやICカードで解錠できるクラウド型の入退室管理システムです。オフィス・工場・店舗などさまざまな場所に適合する錠を豊富に取り揃えており、電池式から電気錠タイプまで用途別に選べます。遠隔で入退室権限の付与・無効化も設定可能。また24時間365日受付の電話サポートがあり、勤怠管理システム・人事労務システムとの連携もできるので、さまざまな業務の負担が減少するでしょう。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / アプライアンス / サービス |
参考価格 |
月額12,000円~/扉 |
製品・サービスのPOINT
- 圧倒的な導入コストの低さ
- 12種類から選べる解錠方法
- 入退室のログ管理を自動化
株式会社ビットキーの「bitlock PRO(ビットロックプロ)」は、ドアに貼り付けるだけの工事不要な後付けタイプ錠で、大規模オフィスやさまざまな施設に対応可能です。専用の管理システムを利用し、ICカードやスマートフォンアプリ、テンキーでのスマートロック解錠、遠隔での施解錠もできます。 入退室権限の設定、Bluetoothのオフライン制御やブロックチェーンにより、セキュリティ面も安心です。勤怠管理システムなどとの連携もあり、労務管理が効率化できるでしょう。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / ハードウェア / SaaS |
参考価格 |
初期費用無料 月額5,000円~(税込み) |
《Akerun》のPOINT
- いつもの社員証・交通系ICカード・スマホでそのまま入退室が可能
- クラウドで入退室・出社状況を簡単モニタリング、権限管理も楽々
- サムターンから電気錠、自動ドアまで様々なドアに後付けで対応
株式会社Photosynthの「Akerun」は、後付けタイプのクラウド型システムです。設置は壁に貼り付けるだけで工事は不要、電気錠や自動ドアにも対応しています。スマートフォンやICカードなどを鍵にでき、利用者の権限設定も遠隔で行えます。また、入退室履歴のメール通知機能もあり、日々の入退室状況の把握に便利でしょう。勤怠管理システムとの連携機能もあるため、労務管理の効率化にも貢献します。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / ハードウェア / SaaS / サービス |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《カギカン》のPOINT
- アプリ・ICカード・PINコードなどで入退室管理が可能
- 電池交換・機器交換無料、導入ガイダンスなどサポート体制が充実
- 期間指定なく月単位で始められ、低コストで導入可能
「カギカン」はQrio株式会社が提供する、クラウド型の入退室管理システムです。扉のサムターンに後付けで設置でき、設置⼯事・⼯具は不要。鍵の即時発行や有効期限の設定、権限設定をはじめ、施錠状態や機器の電池残量・履歴も一覧で確認可能です。またパソコン、スマートフォン、タブレットなどを利用した施解錠のほか、これまで使用していた物理的な鍵もそのまま使用できます。なお故障時の対応や電池の交換、運用サポートは無料で受けられます。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
月額4,500円~ |
【中規模~大企業向け】入退室管理システム
中規模企業から大企業におすすめの入室管理システムを紹介します。複数のオフィスや店舗、多数の従業員を対象とした入退室管理ができる、高機能なシステムがおすすめです。
Webvisor
株式会社日立システムズが提供する「Webvisor」は、複数の認証方法を組み合わせて統合管理できる入退室管理システムです。ICカードやハンズフリータグ、生体認証など、さまざまな認証方法を採用しており、自社にあわせたセキュリティレベルの設定や管理が可能になります。また、ネットワークを利用して全国にある拠点のシステムを一元統合管理できるため、複数拠点をもつ大企業に適しています。
SPLATS
株式会社クマヒラが提供する「SPLATS」は、オフィスや店舗向けのクラウド型セキュリティサービスです。オフィスの出入り口や一部のワークスペースなど、エリアごとの導入も可能で、1ドアから複数拠点まで、運用方法にあわせた月額プランが選択できます。また、SIMを搭載したデバイスでネットワーク工事を行うことなく利用開始できるため、初期費用を抑えられます。
セサモTRⅡ
警備会社のセコム株式会社が提供する「セサモTRⅡ」は、防犯管理機能を備えた入退室管理システムです。入退室管理機能はもちろん、入室記録のない人を退室させない「アンチパスバック機能」や、同時に2箇所以上の扉を開扉させないようにする「インターロック機能」など、安心の防犯機能が搭載されています。また、最大50拠点・50,000ユーザー・400扉までの入退室を一元管理できます。
【オンプレ型】入退室管理システム
ここでは、オンプレミス型の入退室管理システムを紹介します。自社独自のセキュリティ要件やニーズにあわせて入退室管理を行いたい企業や、毎月の利用料を削減し長期的なコストを抑えたい企業におすすめです。
製品・サービスのPOINT
- サーバー不要(クラウドによる導入コスト低減、維持管理不要)
- オフィス等の物理的安全対策に有効
- 1拠点から複数拠点まで拡張可能
株式会社日立ビルシステムの「入退室管理システム」は、入退室管理業務をアウトソーシングできることが特徴です。各種データは日立カスタマーセンターで一括管理します。遠隔監視・カード利用停止作業代行・ヘルプデスク・履歴管理などの管理業務をサポートしており、導入や運用に不安があっても心強いでしょう。また、カードの許可・停止や使用時間帯の設定、入退室履歴の確認などの操作が簡単で、1ドアから複数拠点まで対応する幅広い拡張性をもっています。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド/ハードウェア/その他 |
参考価格 |
月額21,000円~ |
製品・サービスのPOINT
- ICタグを鞄やポケットにいれておくことで、かざすことなく認証可
- 通過方向検知、高速同時検知により高精度に入退場の履歴を記録
- ICタグ携帯者に続いて入場するICタグ不携帯者を検知(共連れ検知)
株式会社日立パワーソリューションズの「ハンズフリー入退管理システム」は、ICタグをかざさなくても、所持しているだけで扉が開閉します。複数人同時認証機能が搭載されているため、混雑した出入り口でもスムーズな入退室が実現するでしょう。さらに、タグ不携帯者が紛れていてもすぐに検知し、警備室への連絡や監視カメラと連動したセキュリティ強化が可能です。出入り口の内側と外側の2箇所で認証を行い、通過方向を判別するため、入退室や在室者の管理における精度の高さも特徴です。
対象従業員規模 |
250名以上 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / ハードウェア |
参考価格 |
約350,000円~/扉 |
SecureFrontia X
NECプラットフォームズ株式会社が提供する「SecureFrontia X」は、1つのICカードで、さまざまな社内システムと連携できる入室管理システムです。例えば、セキュリティシステムや勤怠管理システム、社内決済システムなどとの柔軟な連携や拡張が可能です。また、顔認証や指紋認証などの生体認証との連携も行えるため、強固なセキュリティを構築できます。
【顔認証タイプ】入退室管理システム
顔認証に対応した入室管理システムをピックアップしました。顔認証は、指紋やパスワードなどほかの認証方法と比較して偽装が難しく、入室管理システムのなかでもより高いセキュリティを提供します。そのため、高セキュリティ環境を求める企業におすすめです。
《FreeiD》のPOINT
- クラウドで複数拠点を一元管理
- 顔登録や来訪者受付予約はすべてアプリから可能
- 決済などのシーンでも利用可能な顔認証IDプラットフォーム
DXYZ株式会社の「FreeiD」は、入退室管理以外にも、さまざまな場面で活用できる顔認証IDプラットフォームです。オフィスの入館はもちろん、社宅や寮のエントランスやエレベーター、宅配ボックスの開錠にも対応しています。さらに、社員食堂などオフィス内の買い物でも活用も可能です。また、スマートフォンアプリに、従業員が自分で顔登録をするだけで利用できる手軽さも魅力です。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《SECURE AI Office Base》のPOINT
- 顔認証と体温チェックを同時に行える!
- 専用回線で高セキュアな運用が可能!
- 企業規模を問わずフレキシブルに運用可能!
株式会社セキュアが提供する「SECURE AI Office Base」は、顔認証によるクラウド型の入退室管理システムです。AIの活用で、働き方改革の推進やコロナ禍により大きく変わった労働環境に対応します。例えば、入室時にはマスクを外さなくとも顔認証が可能で、体温測定や出退勤打刻も同時に行えます。また、施解錠やアクセス制限、オフィスの混雑管理や分析なども遠隔で一元的に行えるため、管理者は在宅でも情報を把握できます。
対象従業員規模 |
10名以上 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
月額10,000円~/扉 |
AIZE Door
株式会社トリプルアイズが提供する「AIZE Door」は、顔認証AIと入退室管理システムを組み合わせた顔認証ロックシステムです。高い認証精度を誇り、さまざまな顔の角度や動き、メガネやマスクを付けている人にも対応できるため、ストレスフリーな入退室が実現します。また、勤怠管理やマーケティング、自動検温など、入退室以外の場面でも役立つ機能が搭載されています。
以下のボタンからITトレンドの月間資料請求ランキングを確認できます。人気の製品から入退室管理システムを比較したい方はあわせてご覧ください。
入退室管理システム導入時の注意点
入室管理システムは、環境整備が必要なため利用開始までに時間がかかります。例えば、全社員分のICカード準備やアプリのインストールなどが必要です。特に生体認証の場合、指紋や顔を1人ずつ登録するため多くの時間がかかります。
導入する入退室管理システムによって準備にかかる時間は異なるものの、どのシステムも環境構築には一定の時間がかかることを考慮しておきましょう。
自社にあった入退室管理システムの検討・導入をしよう
入退室管理システムを導入すると、情報漏えいや不審者の侵入防止など、セキュリティ強化に役立ちます。製品によって採用している認証方法や連携機能、サポート体制などは異なるため、製品をそれぞれ比較したうえでの検討・導入をおすすめします。
以下のボタンから入室管理システムの資料請求ができるので、機能や価格など詳細情報をもとに製品をじっくり見比べ、自社に最適な製品を導入しましょう。