EAIとは
EAIとは、Enterprise Application Integration(企業のアプリケーションの統合)の略で、企業内にある業務システムのデータ連携基盤として活用できるシステムです。
従来は、システムごとにデータ連携機能を開発しなければならず、膨大な時間と手間がかかっていました。データ連携ツールであるEAIは、さまざまな業務システムの接続口となるため開発の手間が省け、スムーズに連携できるメリットがあります。
EAIツールの主な機能は、以下のとおりです。
- ●アダプタ機能
- ●フォーマット変換機能
- ●ルーティング(フロープロセッサ)機能
- ●プロセス制御(ワークフロー)機能
EAIツールの機能についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
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EAIとETL・EDIの違い
EAIと似ているシステムにETLとEDIがあります。ここでは、それぞれのシステムの違いについて詳しく解説します。
EAIとETLの違い
ETLとはExtract(抽出)/Transform(変換)/Load(書き出し)の略で、異なるシステムに格納されたデータを抽出し、分析しやすい形に変換・加工してデータウェアハウス(DWH)に集約するシステムです。
データを一か所にまとめて二次利用したい場合はETLツールが適していますが、システム間のデータ連携をスムーズに行いたいならばEAIツールが適しているでしょう。両ツールの違いをより詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
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EAIとEDIの違い
EDIとはElectronic Data Interchange(電子データ交換)の略で、企業や行政機関の間でやり取りされる帳票データを自動で交換する仕組みのことです。専用回線やインターネットを介してやり取りを自動化することで、帳票の送受信効率化やコスト削減に役立ちます。EAIは企業内のシステムデータを連携・一元管理するシステムのため、EDIとは活用範囲や目的が異なります。自社内のデータ管理を効率化したい場合はEAI、社外とのデータのやり取りを効率化したい場合はEDIが適しているでしょう。
以下の記事では、EDIツールについてより詳しく解説しています。EDIツールについての理解を深めたい方はあわせて参考にしてください。
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EAIツール活用のメリット・デメリット
EAIツールを導入する前に、メリット・デメリットも確認しておきましょう。まずはメリットから解説します。
- EAI活用のメリット
- ●複雑だったデータ連携作業が簡略化する
- ●データ連携作業のミスがなくなる
- ●開発にかかっていたコストを削減できる
EAIツールはプログラミングの知識がなくてもデータ連携を実現できるため、連携作業にかかっていた時間を大幅に削減し、業務を効率化します。また、直感的な操作で使用できる製品が多いため、誰でも簡単にデータ連携作業が可能です。開発のために必要だった技術者やその教育も不要になり、コスト削減にもつながるでしょう。
続いて、EAIツールを活用するデメリットについて解説します。
- EAI活用のデメリット
- ●EAIツール導入にコストがかかる
- ●バッチ指向の処理が得意ではない
価格に差はあれどシステムの導入時にはコストが発生しますが、EAIツールも例外ではありません。しかし、最近では比較的安価なクラウド型のEAIツールも提供されているので、コストを抑えた導入も可能になるでしょう。初期費用・運用費など、自社の予算にあった製品を選定することも重要です。また、EAIツールは一回のデータ処理量に限りがあります。大量データの処理をしたい場合は、製品がどの程度のデータ量を一度に処理できるか、資料請求やベンダーへの問い合わせで確認しておくとよいでしょう。
EAIツールのメリット・デメリットをより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
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EAIツールのタイプ
EAIツールの種類は、「ノンプログラミング連携タイプ」と「ファイル連携タイプ」に大別できます。それぞれのタイプについて詳しく解説します。
ノンプログラミング連携タイプ
ノーコードでデータ連携ができるタイプのEAIツールです。プログラミングの知識がなくても各システムの連携が容易で、データの連携・統合、業務の自動化や効率化を図れます。
ドラッグ&ドロップの直感的な操作でデータ連携が可能な製品も多くあるため、業務での活用がスムーズに行えるでしょう。社内の業務システムをデータ連携したい場合におすすめのタイプです。
ファイル連携タイプ
システム間のデータ連携をファイル経由で実行するタイプのEAIツールです。異なるOSや使用言語でも、安全にファイルの転送や処理を行えます。他企業や日本・海外の複数拠点で、データファイルの連携が必要な場合におすすめのタイプです。
製品によってはクラウドとオンプレミス間にくわえ、さまざまな環境のシステム間でセキュリティを確保したファイル転送を実施できるものもあるため、自社のシステムにあわせた導入がしやすいでしょう。
以下のボタンから、ITトレンド編集部がおすすめするEAIツールの各社製品資料の一括請求が可能です。さっそく製品の比較を行いたい方は、ぜひご利用ください。
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EAIツールの選び方
EAIツールは製品によって価格や特徴などが異なります。自社に最適な製品を選ぶために、EAIツールの選び方を確認しておきましょう。ここでは、EAIツールの選定ポイントについて詳しく解説します。
- ●対応アダプタの種類や連携方法は豊富か
- ●データ処理能力は十分か
- ●操作性や視認性はよいか
対応アダプタの種類や連携方法は豊富か
EAIツールは「アダプタ」という接続口で各システム・アプリケーションをつなぎ、そこから各システムのデータを連携させます。アダプタの種類や連携方法が豊富であれば、接続できるシステム・アプリケーションの種類も増加します。逆にいえば、アダプタの種類や連携方法が少ないEAIツールでは、活用範囲が限られる可能性もあるでしょう。
製品比較の際は、種類豊富なアダプタを搭載していることはもちろん、「自社が接続したいシステム・アプリケーションに対応しているか」も確認するとよいでしょう。近年ではクラウド型の業務システムやサービスを利用する企業が増えているため、クラウドサービスとの連携も重要なポイントです。
データ処理能力は十分か
EAIツールは一度に処理できるデータ量に限りがあるため、自社のデータ量やトランザクションに応じた処理能力があるかを確認しましょう。また、データを高速伝送できる処理能力があれば、リアルタイムでのデータ連携が可能です。各システム・アプリケーションの仕様変更に、柔軟な対応ができます。
くわえて、データ連携状況の常時監視が可能なEAIツールだと安心でしょう。障害となるポイントを排除するEAIツールもあるため、比較のうえ検討してください。
操作性や視認性はよいか
EAIツールはデータ連携が簡単にできるほか、誰でもツールを活用しやすいように操作性を工夫して設計されています。しかし、実際に導入してみるとうまく使いこなせない場合もあるため、導入前に無料トライアルやデモを利用して確認するのがおすすめです。また、システム間のデータ連携状況がダッシュボードにわかりやすく表示されるかなど、画面の視認性も確認しておきたいポイントです。
【比較表】EAIツールのおすすめ製品
ここからは、EAIツールをタイプ別に紹介します。まずは、ノンプログラミング連携タイプについて、機能をまとめた比較表を見てみましょう。
ノンプログラミング連携タイプEAIツールの製品詳細にジャンプ!
続いては、ファイル連携タイプEAIツールの比較表です。各社製品の違いを比べてみてください。
ファイル連携タイプEAIツールの製品詳細にジャンプ!
ノンプログラミング連携のおすすめEAIツール
社内でのシステム連携で活躍するノンプログラミング連携タイプについて、比較表よりさらに詳しく解説します。気になる製品は緑色の「+資料請求リストに追加」でカートに入れておけば、後でまとめて資料請求ができます。資料でさらにじっくり比較して自社に最適なEAIツールを見つけてください。
Magic xpi Integration Platform
製品・サービスのPOINT
- ノン・コーディングでシステム連携が可能
- 66種・500機能以上の豊富なアダプター群によるリアルタイム連携
- インメモリー・データグリッド技術で拡張性と冗長性を実現
ITトレンド年間ランキング2023「EAIツール」1位
「Magic xpi Integration Platform」は、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社が提供するノンプログラミングタイプのEAIツールです。66種・500機能以上のアダプタを搭載しています。アダプタを貼る、プロパティを選ぶ、マッピングで線を引くという単純作業でデータ連携フローを構築できるため、初心者でも活用しやすいでしょう。
また、トランザクション・メッセージの監視機能、モニタリング機能により、リアルタイムで安全なデータ連携が可能です。単一障害ポイントも排除するので、スムーズな運用が実現するでしょう。
参考価格 |
─ |
参考価格補足 |
テスト用ライセンス無償。 買取りおよび、サブスクリプションライセンスで提供。 |
無料トライアル |
◯ |
提供形態 |
オンプレミス / パッケージソフト |
アダプタの種類や連携方法 |
66種・500機能以上の豊富なアダプタ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 |
50名以上 100名未満 |
Magic xpi Integration Platformのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
70種以上の多種多様なアダプターが用意されているので、
様々なアプリケーションやファイルを連携できるのは、xpi導入後のシステム改修や規模拡大などにもとても役に立つ。
また開発スタジオの操作性も改善されており、使い勝手がよくなった。
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業種 |
機械、重電 |
従業員規模 |
10名以上 50名未満 |
Magic xpi Integration Platformの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
海外製のソフトにはありがちですが、日本語での情報が限定的です。日本語のヘルプ機能などが充実するとより使いやすくなりますし、便利になります。
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《Boomi》のPOINT
- 短い時間でかんたんにアプリケーションやデータを連携
- APIの設計や管理も可能
- マスターデータ管理でデータの品質改善も実現
ITトレンド年間ランキング2023「EAIツール」2位
Boomi Japan合同会社が提供する「Boomi」は、 APIの設計・保護・拡張が可能なEAIツールです。さまざまなシステムやアプリケーションのデータ統合をドラッグ&ドロップで簡単に実施でき、ETLツールとしても機能します。
連携したデータの双方向同期をリアルタイムで行い、データスチュワードによるサポートもあるので知識がなくても活用しやすいしょう。データのモデリングやマッチングや同期化、クレンジングや品質改善などを実施したい企業におすすめです。
参考価格 |
─ |
参考価格補足 |
ー |
無料トライアル |
○ |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
アダプタの種類や連携方法 |
多彩なコネクタライブラリ・構築済みの統合プロセス・再利用可能なコンポーネント |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
素材 |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
Boomiのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
コードが不要で、感覚的にシステムを構築できる点。またデザイン面も優秀で、不慣れな新任担当者でも操作に迷わず対応できている。
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業種 |
素材 |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
Boomiの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
ある意味当たり前だが、あらゆる加工の手間が無くせるわけでは無いので、オペレーションレベルでの工夫なども併せて考えないと、業務の適切な効率化に繋がらない点は留意すべき。
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《Reckoner》のPOINT
- クラウド型ETLサービスの決定版‼100種以上のデータ連携先と接続
- データ連携作業の工数を大幅削減!プログラム作業不要で実現!
- 直感的なインターフェースで簡単操作!ドラッグ&ドロップで連携
株式会社スリーシェイクが提供する「Reckoner」は、ドラッグ&ドロップしてワークフローを作成するだけで、データ連携・分析ができるETLツールです。EAI機能も有しており、広告・SFA/MA・CRMなどのサービスと直感的に連携できます。データの流れが一目でわかるUIによって、誰でも的確に状況把握が可能になるでしょう。
インフラ環境は、SRE(サイト信頼性エンジニアリング)のプロフェッショナルである同社が運用しているため、堅牢なセキュリティを保持しています。
参考価格 |
ー |
参考価格補足 |
─ |
無料トライアル |
○ |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
アダプタの種類や連携方法 |
各システムへのインターフェースを提供 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 |
10名未満 |
Reckonerのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
UIが洗練されていて非常に使いやすい印象です。接続先も多く、必要な機能も十分に足りています。ツール自体の稼働も安定で、信頼できるツールです。
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業種 |
情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 |
10名未満 |
Reckonerの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
今のところは特に困っているわけではありませんが、今後より多くのSaaSと接続できるようになるとさらに良いと思います。
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《ASTERIA Warp》のPOINT
- 国内1万社以上の導入実績と17年連続国内シェアNo.1連携ツール
- ノーコード簡単連携で高速開発を実現
- 豊富な接続先で拡張性も抜群!クラウドとの連携機能も充実!
アステリア株式会社が提供する「ASTERIA Warp」は、国内1万社以上で導入され、幅広い業種で活躍しているEAIツールです。データベースやグループウェア・クラウドサービス・会計ソフトなど接続先が豊富で、拡張性にも優れているのが魅力です。
アイコンをドラッグ&ドロップし、プロパティの設定を繰り返すだけの簡単操作で連携フローの作成もできます。視認性にも優れているので、はじめての導入でもわかりやすく安心です。
参考価格 |
月額30,000円~ |
参考価格補足 |
ASTERIA Warpサブスクリプションの費用。オンプレミス版の詳細については別途お問い合わせ。 |
無料トライアル |
◯ |
提供形態 |
オンプレミス / SaaS |
アダプタの種類や連携方法 |
データベースやグループウェア、クラウドサービス、会計ソフトなど、接続先が豊富 |
業種 |
情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
ASTERIA Warpのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
これまでは、コーディングが必要な言語などを利用しておりました。ASTERIA Warpを利用することによりコーディングを考えなくてよく、限られたメンバー(言語習熟度問わず)でも設計段階からデザイナーを利用することにより、開発期間を短縮することができました。
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業種 |
情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 |
10名以上 50名未満 |
ASTERIA Warpの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
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コンポーネントの説明がいまいちなところ。使ってみて初めて使えないとわかるものが多く、大手企業では独自コンポーネントを作成して配布して使っている。
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《Magic xpi Cloud Gateway》のPOINT
- Magic xpi 標準のアダプタ・コネクタすべて利用可能
- 各クラウド専用アダプタ提供!各種サービスとAPIで連携可能
- 連携フロー数やトリガー数、さらに接続先数が無制限!
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社が提供する「Magic xpi Cloud Gateway」は、月額150,000円からの定額料金で、データ連携と処理の自動化ができるクラウドサービスです。 クラウド上にある同社のMagic xpi実行サーバを利用し、複数のクラウドサービス間でのデータ連携・統合や処理フローの自動化を行えます。
Magic xpiのアダプタ・コネクタが利用でき、SalesforceやAWSなど、クラウドサービス専用アダプタもあります。連携フローやトリガー数、接続先数が無制限な点も特徴です。
参考価格 |
月額150,000円~/5スレッド |
参考価格補足 |
同時に並行処理できるスレッド数による料金プラン |
無料トライアル |
○ |
提供形態 |
クラウド |
アダプタの種類や連携方法 |
各クラウド専用アダプタを提供。標準アダプタ:DBMS各種・REST・OData・Excel/Word・IBM i・MQTT・Salesforce・AWSなど |
製品・サービスのPOINT
- ASTERIA Warpをコアエンジンとしたクラウド型サービス
- GUIでの開発&約90種類の豊富なアダプターでデータ連携先が豊富
- 個人情報などの機微データも安全に取り扱えるセキュリティ
株式会社インターネットイニシアティブが提供する「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」は、ASTERIA Warpをコアエンジンとしたクラウド型データ連携プラットフォームです。GUIを用いて簡単に開発でき、kintoneやSalesforceなど約90種類の豊富なアダプターでデータを連携します。
IIJ独自のデータマスキング機能により、連携先に応じて機微データを安全に処理するため、データの参照整合性を保ちつつセキュアにデータを取り扱えるでしょう。
参考価格 |
初期費用無料、月額120,000円〜 |
参考価格補足 |
エントリープラン |
無料トライアル |
ー |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
アダプタの種類や連携方法 |
ASTERIA Warpをコアエンジンとしたクラウド型データ連携プラットフォーム |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Quickwork Automation》のPOINT
- 圧倒的安価 月額3,000円から始めるDX!
- 誰でも使えるUI、リアルタイム取引金融機関採用の高度な処理能力
- 最新のグローバルセキュリティ、ISO27001・GDPRに準拠
「Quickwork Automation」は株式会社アイアンドディーが提供するAPI連携ツールです。シンプルなインターフェースが特徴で、アプリケーションをまたいだデータ統合やワークフロー構築を自動化できます。
月額3,000円から手軽に利用でき、複雑なワークフローもドラッグ&ドロップで簡単に構築可能です。セキュリティやプライバシーへの対応も万全で、ISO27001やGDPRに準拠しているので安心でしょう。DX推進に課題をもつ企業やレガシーシステムとクラウドサービスのデータ連携に課題を抱えている企業におすすめです。
参考価格 |
月額3,000円~ |
参考価格補足 |
プロプラン |
無料トライアル |
○ |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
アダプタの種類や連携方法 |
コード不要のドラッグ&ドロップUIにより、あらゆるアプリケーションを簡単に統合・連携 |
《ConnctPlusGT》のPOINT
- SAP標準のインターフェース接続によりアドオンの開発不要
- SAPと外部システムを豊富な連携アダプタでリアルタイムに連携
- GUI操作によりノンプログラミングでジョブフローが実装可能
クレスコ・イー・ソリューション株式会社が提供する「ConnctPlusGT」は、「SAP ERP」「SAP S/4HANA」専用のデータ連携管理ツールです。ノンプログラミングで簡単にシステム間のデータフローを構築し、転送ジョブなどの記述にも対応します。SAP標準のインターフェース接続によりアドオンの開発が不要で、豊富な連携アダプタでリアルタイムかつ双方向に連携可能です。
帳票出力・納品書の日本語化や帳票・EIAJ納品書出力、出荷実績収集などに活用できます。
参考価格 |
ー |
参考価格補足 |
ー |
無料トライアル |
ー |
提供形態 |
オンプレミス |
アダプタの種類や連携方法 |
SAP標準のインターフェース接続、豊富な連携アダプタでリアルタイム・双方向に連携 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《DataSpider Cloud》のPOINT
- SOAP API、REST APIのほかさまざまなAPIに対応
- クエリ言語SOQLで頻繁に使われるパターンを網羅
- ユーティリティ系の機能も多数
株式会社テラスカイが提供する「DataSpider Cloud」は、ノンプログラミングで自由にデータ連携処理のフローを作成できるクラウド型連携サービスです。Salesforceと10年以上、数千件にも及ぶ連携ノウハウで、機能性に優れたアダプタを提供 しています。企業内データベース、ファイルやシステム、クラウドサービスなど多種多様な連携で、業務効率化やデータ有効活用に貢献します。
日本製のサービスのため、ひらがなやカタカナ、漢字など文字の処理や、西暦・和暦など精度の高い変換に対応可能です。Thunderbusサービスの利用で、セキュリティ対策を徹底しながら、社内オンプレミスシステムとネットワーク接続もできます。
参考価格 |
初期費用600,000円 月額120,000円~ |
参考価格補足 |
プランにより異なる |
無料トライアル |
─ |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
アダプタの種類や連携方法 |
Saleforceアダプタ・ノンプログラミングによる連携フロー作成 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Qanat2.0》のPOINT
- 直感的なドラッグ&ドロップ操作で設計可能!
- トリガーによるスケジューリングで業務の自動化を実現!
- オプションで帳票のダイレクト作成も可能!
「Qanat2.0」は、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社が提供するノンプログラミングでデータ連携ができるシステムです。業務システムやクラウドサービスのデータを、文字や数値・日付処理を実施して加工・変換をすることで、他システムとのデータ連携を可能に します。専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップで設計ができます。
連携のタイミングは、指定した日時に設定するスケジュール実行や、指定ファイルを更新した際に実施するファイル検知実行などが可能です。連携タイミングのスケジューリングで、データ変換や連携の自動化も実現します。
参考価格 |
ー |
参考価格補足 |
─ |
無料トライアル |
◯ |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS |
アダプタの種類や連携方法 |
PDF作成アダプタ・出力と入力をドラッグ&ドロップで実行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
ファイル連携のおすすめEAIツール
次は、社内外問わず企業間での連携を可能とするファイル連携タイプの製品について詳しく紹介します。
《ASTERIA Warp Core》のPOINT
- データ連携で作業時間が半分に!
- 月額30,000円からのEAIで始める業務改善
- データ連携が”よりカンタン”で、”より使いやすく“進化
ITトレンド年間ランキング2023「EAIツール」2位
株式会社アイ・エス・アイソフトウェアーが提供する「ASTERIA Warp Core」は、ファイル連携や、Webからの自動データ取得に特化したシンプルな設計のEAIツールです。X(旧Twitter)やGoogleAnalyticsなどと連携できるアダプタを搭載しています。ノンプログラミングタイプの「ASTERIA Warp」から基本機能だけをピックアップしているので、シンプルで操作が簡単な点も特徴です。
スケジュールでは定期実行のほか、カレンダーにあわせた自動実行にも対応しています。オンライン更新により、常に最新のセキュリティ・機能を維持できるのも安心でしょう。
参考価格 |
月額30,000円~ / 月額60,000円~ |
参考価格補足 |
用途にあわせた2つのプランを用意。 |
無料トライアル |
◯ |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS |
アダプタの種類や連携方法 |
TwitterやGoogleAnalyticsなどと連携できるアダプタを搭載 |
業種 |
情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 |
50名以上 100名未満 |
ASTERIA Warp Coreのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
グラフィカルなフローを作る事によって、ソースコードを書きなれていない入社1~2年のプログラマーでもシステム間のデータ連携のようなちょっとしたものを作れます。
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業種 |
情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 |
50名以上 100名未満 |
ASTERIA Warp Coreの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
例外処理系を作るのが難しい、テスト環境で作ったフローを本番環境で使用したい際に見た目であまり環境の差がわからないので事故にならないか不安、といった所です。
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《NISMAIL》のPOINT
- 構築しやすい
- 障害に強い
- セキュアなファイル転送
NECソリューションイノベータ株式会社が提供する「NISMAIL」は、安心・確実・低コストのデータ集配信をモットーにしたデータ集配信ミドルウェアです。データ連携は事前にフォルダを作成し、連携先を指定するだけで実行が可能です。データ到着後もアプリケーションの処理も含めて自動化するため、専門知識がなくても業務が遂行できるでしょう。
また、フォルダ・ファイル単位で連携状況の確認が可能です。送信側・受信側のデータサイズもシステムが確認するため、データ欠落の心配がありません。
参考価格 |
─ |
参考価格補足 |
─ |
無料トライアル |
─ |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
アダプタの種類や連携方法 |
蓄積交換型ファイル転送方式 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《EDIAI Server》のPOINT
- 多くの業種・業態での導入実績あり
- 「EDIAI Server導入支援サービス」で円滑に導入
- 小規模利用向けの「EDIAI Server/Lite」も
日本電気株式会社が提供する「EDIAI Server」は、多くの業種・業態で導入実績をもつEAIツールです。中継の設備に情報をいったん蓄積してから接続点へ送る蓄積交換方式を採用しており、ファイル転送時のエラーやアプリケーション異常時のデータ消失を防止します。自動リトライや振り分け機能も搭載しています。
導入前にはベンダースタッフの訪問によるヒアリングや機能説明が受けられるため、製品について十分に理解をしてから検討できるでしょう。さらに、EDIAI Server導入支援サービスを利用すれば、セットアップまわりの導入作業もサポートが受けられるので安心です。
参考価格 |
─ |
参考価格補足 |
ー |
無料トライアル |
─ |
提供形態 |
オンプレミス |
アダプタの種類や連携方法 |
Hub&Spoke型で連携 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
カテゴリ数・製品数業界最大級のITトレンドでは、さまざまなEAIツールを取り扱っています。「ひとまず最新の人気製品から検討してみたい」という方は、最新のランキングも参考にしてください。
EAIツールの導入事例
ここからは、実際にEAIツールを導入した企業の事例を紹介します。
株式会社トリドールホールディングスでは、2019年の下期からDX化への取り組みをはじめました。社内のレガシーシステムをクラウド上に移行し、その後SaaSに移行したため、SaaS間のデータ連携プラットフォームが必要となります。そこで、クラウド上で実際に動いているサービスで、かつ日本の東京リージョンであることをポイントに「Magic xpi Cloud Gateway」を導入しました。
「Magic xpi Cloud Gateway」は標準で使えるアダプタ・コネクタが豊富に揃っており、10以上のSaaS間データ連携を可能にしました。これにより、人事異動に伴うユーザマスターの変更作業を一週間から1~2日に短縮、会計処理のリードタイムを6営業日から3営業日に短縮などの導入効果を得ています。
参考:導入事例:EAI Magic xpi Cloud Gateway(株式会社トリドールホールディングス)|ITトレンド
EAIツールは使いやすさやサポートで比較しよう
データ連携ツールにはEAI・ETLがあり、システム間のデータをつなぐことに特化しているのはEAIツールです。デジタル化の流れで複数のシステムを利用した場合、それぞれのシステム同士のデータを連携させることで業務全体が円滑化します。
EAIツールのメリットを最大限に活かすには、自社に最適な製品を導入することが重要です。各社製品の特徴や機能を十分に比較して選定するとよいでしょう。下のボタンから製品資料を一括請求できるので、EAIツール導入検討にぜひお役立てください。