MDMツールとは
MDM(Mobile Device Management)ツールとは、モバイル端末管理ツールを意味し、業務で利用するスマートフォンやタブレットの一元管理を実現します。端末紛失時の遠隔操作、端末機能やアプリの利用制限、セキュリティポリシーに基づいたモバイル端末の一括設定などが可能です。情報漏えいやウイルス感染のリスクを回避しセキュリティ強化につながるほか、管理業務の効率化などのメリットが期待できるでしょう。
なお、マスターデータ管理(Master Data Management)もMDMと表記されるため、混同しないように注意が必要です。
MDMツールの機能一覧で解説
MDMツールの機能を、基本機能と特定の用途に特化した機能に分けて解説します。
基本機能
すべてのMDMに備わっているとは断言できませんが、ほとんどの製品に搭載されているMDMの一般的な機能です。
端末管理機能
自社のセキュリティポリシーにあわせて、複数端末を一元管理できます。端末の初期設定からセキュリティ設定、OSのアップデート、アプリ管理に至るまで、管理者側が一括して実施可能です。管理する端末台数が多ければ多いほど効率化が期待できるでしょう。職位に応じた権限付与や部署単位での管理にも対応します。
端末操作やアプリの制限機能
Wi-Fiやカメラ、業務に必要ないアプリの利用などを制限できる機能です。ほかにもスクリーンショットやテザリング、外部ストレージやBluetoothの機能制限などに対応できる製品もあります。端末の私的利用やデータの持ち出し、情報漏えいなどを防ぐ目的があります。
アンチウイルス機能
不正なアプリのダウンロードを検知しブロックするなど、コンピュータウイルスやマルウェア感染を防ぐアンチウイルス機能が備わっています。閲覧サイトを制限できるURLフィルタリング機能を活用すれば、危険性の高いWebサイトへのアクセスを遮断できるため、ウイルス感染のリスクを軽減させられるでしょう。
リモートロック機能
管理者側の遠隔操作で端末をロックできる機能です。端末の紛失や盗難の際に、悪意のある第三者が端末を操作できないようにするための仕組みです。個人情報や機密情報の漏えい防止に効果が期待できるでしょう。ロック画面に電話番号やメッセージを表示し、 拾得者へ連絡を促す機能が搭載された製品もあります。
リモートワイプ機能
管理画面上から、端末に保存されたデータを遠隔消去して初期化する機能です。リモートロック同様、端末の紛失・盗難時のリスク対策として有効でしょう。さらに不正操作や情報漏えいを防ぐための機能として、ローカルワイプがあります。パスワードを一定の回数間違えたり、管理サーバと無通信状態が一定時間続いたりした場合に、データを消去します。
位置情報取得機能
GPSを活用し端末の位置情報を取得、管理画面上で端末位置を確認できるほか、過去の履歴も取得可能です。従業員の現在地を確認できるため災害時の所在確認や、紛失・盗難時の対応にも役立てられるでしょう。業務の効率化や勤務状況の把握を目的として利用される場合も少なくありません。
アプリ配信・管理機能
遠隔操作で業務用アプリや自社アプリを一括配布できます。加えて、各端末にインストールされているアプリケーションの把握が可能です。端末ごとのアプリの利用状況以外に、OSのアップデート状況なども確認できるため、セキュリティポリシーや運用ルールにもとづいた利用が徹底されているかのチェックができるでしょう。
ログ管理機能
ログイン・ログオフやWebサイトの閲覧、Wi-Fi接続など、さまざまな操作ログを取得できるほか、電話の発着信や利用時間なども管理者側で確認できます。勤務状況の把握や業務の可視化、内部不正の抑止にもつながるでしょう。トラブルを未然に防げるだけでなく、問題が起きた際の原因解明にも役立ちます。
異常検知機能
端末の異常を検知する機能です。端末のJailbreak/root化を検知し、管理者に通知します。Jailbreak/root化とは、脆弱性を突いて管理者権限を取得し、機能制限を解除することです。許可されていないアプリをインストールしたり、OSの設定を変更したりできるようになるため、放っておくと情報漏えいのリスクが高まります。
SIM監視機能
SIMの抜き取りや、許可されていないSIMへの変更などがあった際に、管理者への通知や端末ロックを実施する機能です。社用端末に私用のSIMを挿入しての不正通信や端末の悪用、情報漏えいを防ぎます。せっかく講じているセキュリティ対策を無駄にしないためにも必要な機能です。
業界や特定業種に特化した機能
BYODなど特定の利用を想定した際にあると便利な機能や、特に秘匿性の高い情報を扱ったり、端末の使用エリアが広範囲に渡ったりする業種向けの機能を紹介します。
BYODへの対応
従業員所有の私用端末を業務で利用する場合、情報セキュリティ対策だけでなく従業員のプライバシー保護への配慮が必要です。なかにはプライベートまで監視されているようで嫌だと拒否反応を示す人もいるかもしれません。
MDMで配布した情報だけを削除できる機能などがあると、私用端末のデータまで遠隔操作で削除・初期化される心配などがなくなるでしょう。
業務時間や業務エリアの設定
業務時間外の利用制限を設けたり、時間帯に応じて利用できるアプリを切り替えたりできるMDMが登場しています。隠れ残業の防止や勤務状況の把握に注力したい企業におすすめです。
事前に業務エリアを設定し、エリア外ではアプリを表示できないようにする機能を備えたMDMもあります。エリア外への情報の持ち出しや紛失・盗難対策に効果を発揮します。
MDMツール導入によるメリット
セキュリティの強化や管理業務の効率化など、MDMツール導入により期待できる効果について解説します。
セキュリティの強化
MDMツールを導入することはセキュリティ対策にもつながります。情報漏えいやウイルス感染などのリスクを低減させたい場合に有効です。
紛失・盗難時の情報漏えい防止
モバイル端末の紛失や盗難被害にあう可能性はゼロではありません。行方がわからないモバイル端末の探索には、GPSによる位置情報の取得が効果的です。リモートロック機能やリモートワイプ機能を用いれば、遠隔操作による端末ロックやデータの消去が可能です。第三者による端末の不正操作や情報漏えいのリスクを低減させられるでしょう。
モバイル端末の私的利用を抑止
URLフィルタリング機能により、業務に必要ないWebサイトへのアクセスを制限できます。悪意あるサイトへのアクセスを防ぎ、情報漏えいやウイルス感染のリスクを抑えられるでしょう。
また、利用できる機能やアプリも制限可能です。私的なアプリのインストールはセキュリティリスクを高めるだけでなく、業務効率にも影響を及ぼします。端末内のアプリを一括管理することで、端末の適切な利用を促し、私的な利用の抑止にもつながるでしょう。
モバイル端末の管理・設定業務を効率化
MDMツールの導入は、管理者と従業員両者に業務負担軽減のメリットをもたらします。
初期設定・アップデート・アプリ配布を一括操作
従業員規模が大きな企業においてモバイル端末のセットアップは、担当者の大きな負担になりえます。MDMであれば、画面上で一括操作できるため、人的コストと時間コストの削減が期待できるでしょう。人的ミスの防止にもつながります。
業務で使用するアプリケーションの配布やアップデート管理、インストールやアンインストールも、遠隔での管理運用が可能です。
従業員の業務負担を削減
管理者側で初期設定やセキュリティ設定を一括して行うだけでなく、業務アプリの追加などにも対応するため、従業員自身によるセッテイング業務は少なくてすみます。モバイル端末の付与後すぐに業務に活用できるでしょう。後から初期設定に変更が必要になった場合でも、遠隔で一括操作できるため、従業員の手を煩わせません。
セキュリティポリシーの遵守
企業のセキュリティポリシーに準じた設定をすべてのモバイル端末に適用できます。例えば、許可したアプリだけをインストールする、カメラやSDカード機能を無効化する、セキュリティポリシーに反した利用があった際に通知するなどの設定が可能です。
モバイル端末の業務運用を従業員個人のモラルに一任せずにすむため、シャドーITなどの発生リスクも抑えられるでしょう。管理者側が認めていない外部サービスの無断利用は、コンプライアンス違反を招きかねないため注意が必要です。
端末データの可視化による業務改善
アプリの利用歴や稼働状況など従業員の端末データを可視化できるため、部署ごとの利用傾向を把握でき、アプリの見直しや活用改善の検討などに活かせるでしょう。遊休状態の端末や各端末の費用内訳なども把握できるため、端末台数の見直しやコスト削減などに利用できる点もメリットのーつです。
MDMのメリットやデメリットについてより理解を深めたい方には、以下の記事がおすすめです。
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MDMツールの選び方
導入するMDMツールに迷っている際には、できるだけ無料トライアルやデモ体験で管理画面の使いやすさや見やすさに注目しましょう。そのほか製品の選び方のポイントを解説します。
端末が対応しているか
導入を検討しているMDMツールがiOS・AndroidどちらのOSに対応しているか、最初に確認しましょう。自社で管理する予定の端末のOSを確認したうえで製品選びをするのがおすすめです。
また、MDM製品のなかにはPCの管理も一元化できるものが多くあります。PCについても対応するOSを確認してみましょう。
セキュリティ・サポート体制に満足できるか
MDMツールにトラブルが生じた場合や端末紛失時の対処に困った場合など、サポート体制の手厚さも製品選びのポイントとしては重要でしょう。窓口の時間帯やFAQサイトの情報量、対応言語などは事前に確認が必要です。
以下の記事では、MDMツールの選び方についてより詳しく解説しています。
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代表的なMDMツールを紹介
人気のMDMツールを紹介します。対応端末やサポート体制、機能や価格を比較のうえ、自社に最適な製品を選びましょう。
《CLOMO MDM》のPOINT
- 圧倒的な使いやすさ!
- 堅牢なセキュリティ!
- 丁寧なサポート!
ITトレンド上半期ランキング2023「MDM(モバイル端末管理)ツール」1位
株式会社アイキューブドシステムズ提供の国産MDM「CLOMO MDM」は、管理側で各端末の使用時間を制限できます。不正利用や残業防止の効果が期待できるでしょう。また、社内限定のアプリ配布サイトが用意されており、公開範囲の制限やアプリの強制インストール・削除にも対応します。
サポート体制が手厚く、端末紛失などの緊急時にも有人オペレーターによる支援が受けられます。
参考価格 |
初期費用19,800円 月額300円/台 |
対応端末 |
Android・iOS・Windows・Mac |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
〇(30日間) |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
CLOMO MDMのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
これまで他社製品を利用していましたが、それと比べて圧倒的に使いやすいです。いわゆるシングルページアプリケーションで構成されているため、余計な画面遷移等がなくスムーズに利用することができます。また、一覧のソートやフィルタリングもExcelのような感覚で行うことができ、対象端末が探しやすいです。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
CLOMO MDMの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
アプリのバージョンアップが一件一件選択しなければならず、一括でバージョンアップできるような機能を追加してほしい。 |
製品・サービスのPOINT
- 豊富な対応端末、500機種以上をサポート
- シンプルで使いやすい「管理サイト」
- MDMに必要な機能をひとまとめに。無料トライアルで導入も安心
ITトレンド上半期ランキング2023「MDM(モバイル端末管理)ツール」2位
ビッグローブ株式会社が提供する「Optimal Biz(オプティマルビズ)」は、国内最多である500機種以上をサポートしており、さまざまなOSに対応可能です。端末利用者のWi-Fi環境や時刻などを検知し、最適な設定をデバイスに適用します。
無料トライアルは10台まで利用可能。試用で設定した内容はそのまま本契約へ引き継げます。専任チームのサポートもあるため、導入前から運用後まで安心して利用できるでしょう。
参考価格 |
初期費用45,000円 Andoid・iOS:月額300円/台 Winsows・Mac:月額500円/台 |
対応端末 |
Android・iOS・Windows・Mac |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
〇(30日間・10台まで) |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Optimal Biz(オプティマルビズ)のいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
スタンダードなモバイル端末管理ソフトであり、初期費用もあまりかからずコストパフォーマンスに優れている印象です。WindowsOSデバイス、Android端末、iOS端末など一通りカバーしており、セキュリティ設定や端末認証に関しても簡単に行えました。 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Optimal Biz(オプティマルビズ)の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
メジャーなOSを一通りカバーしていますが得意分野があり、AndroidやiOSは問題ないですがWindowsOSは端末制御のパフォーマンスが限定的です。具体的にいうと、位置情報の取得データが古いままということがよくあります。 |
《 SOTI MobiControl 》のPOINT
- 簡単操作ですぐ適応
- テレワークにも最適(VPNなしでリモート可能)
- デバイスの運用管理を効率化
ITトレンド上半期ランキング2023「MDM(モバイル端末管理)ツール」3位
ペネトレイト・オブ・リミット株式会社が提供する「MobiControl」は、世界174か国で導入されている実績のあるMDMツールです。数千~数万台に至る端末の管理運用が可能です。ランチャー機能の活用により自社専用の端末デザインを作ったり、指定アプリのみをホーム画面に表示したりできます。業務利用に特化したオリジナルデバイスを実現したい企業にも適しているでしょう。
なおWebサイト、ヘルプページ、サポートはすべて日本語で提供しています。
参考価格 |
SaaS月額プラン: 初期費用50,000円 月額500円/台 サーバオプション別途 オンプレミス年間プラン: 初期費用200,000円 初期ライセンス費用9,800円/台 サーバオプション1,920円 |
対応端末 |
Android・iOS・Windows・Mac・Linux |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS |
無料トライアル |
〇(30日間) |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
SOTI MobiControl のいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
スマホだけでなく、業務用のAndroid端末に対応しているので、ハンディターミナルのような端末でもMDMを使うことができます。 |
業種 | 機械、重電 |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
SOTI MobiControl の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
日本語版のオンラインヘルプが充実してくれると嬉しいです。またWindowsOSで使用中、excelでのデータ出力において余分な列(空列)が挿入されるなどエラー?があります。 |
《SPPM》のPOINT
- 初期費用&初月無料!月々330円(税込)で情報漏洩対策を実現
- サポート満足度98%!24時間365日緊急時操作代行を標準装備
- シリーズ導入累計 5,800社!官公庁・大手飲食店等の採用実績あり
「SPPM」は、国内での運用実績最長を記録する株式会社AXSEEDが、開発提供する国産MDMです。格安SIMやWi-Fiモデルにも対応し、複数のOSが混在していても一括管理が可能です。PC管理機能も充実しており、PCとモバイル端末を管理できるお得なセキュリティパックが用意されています。
自社で開発からサポートまで行っているため、急なトラブルにも迅速な対応が期待できるでしょう。フリーダイヤルの電話窓口(平日9時~21時)も完備しています。
参考価格 |
初期費用無料 モバイル端末:月額330円/台(税込み) PC端末:月額550円/台(税込み) セキュリティパック:月額1,100円/PC・モバイル各1台(税込み) |
対応端末 |
Android・iOS・Windows・Mac |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
〇(30日間) |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
業種 | 金融・証券・保険 |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
SPPMのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
他社のMDMサービスを使用していたが、管理画面の操作が非常に難解で社内の利用者全員がストレスを感じていた。
スマートフォンを臨時で1台購入した際、MDMサービスも将来的な乗り換えを視野に別なものを導入したいと考えSPPMを選定。
初期費用が発生せず、月額費用も高額ではないため、導入にあたっての社内手続きもスムーズに進み、実際に使ってみるとシンプルな操作でやりたいことが実現できる。
導入のしやすさ、使いやすさが気に入っている。 |
業種 | 教育・教育学習支援関係 |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
SPPMの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
機能自体はシンプルで良いのだが、通知が設定デバイスにたくさん届き、またその削除方法もよくわからないので、この部分に関する説明を手厚くしてほしい |
《mobiconnect》のPOINT
- 端末の遠隔制御や情報取得、アプリ配信他、一元管理が可能
- 企業や学校と様々な環境で活用され、現場重視の機能と使いやすさ
- 使い勝手の良いUIUXと国産ならではの品質と安心のサポート
インヴェンティット株式会社が提供する「mobiconnect」は、規模を問わず、企業や教育現場などで導入される国産MDMです。各デバイスの活用状況を可視化することで、業務改善の検討やリモート勤務の成果測定にも活用できるでしょう。
挿入後はメール問い合わせのほか、現地・オンラインによるレクチャーやAIによる365日24時間サポートが受けられます。
参考価格 |
初期費用30,000円 エントリープラン:年額1,800円/台 ベーシック:年額2,400円/台 スタンダード:年額3,000円/台 |
対応端末 |
Android・iOS・tvOS・Windows・Mac |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス / その他 |
無料トライアル |
〇(30日間) |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
クライアント運用管理ソフト SKYSEA Client View
製品・サービスのPOINT
- スマートフォンやタブレット端末等のビジネス活用をサポート
- 業務上不要な機能を使用禁止に設定可能。情報漏洩リスクの軽減に
- 使いやすい管理画面でモバイル端末の資産情報を一覧で確認!
Sky株式会社が提供する「クライアント運用管理ソフト SKYSEA Client View」はMDM機能をオプションとして用意しています。iPhoneやAndroidなどのモバイル機器に対応しており、モバイル機器管理とIT資産管理やセキュリティ対策強化を検討している企業に適しています。
トラブル時には、ヘルプデスクサービスへの問い合わせ(電話・メール・FAX)のほか、リモート操作でのサポートにも対応可能です。オンラインセミナーや定期フォローなどサポート体制も充実しています。
参考価格 |
ー |
対応端末 |
iOS・Android・Windows・Mac・Linux |
提供形態 |
クラウド / パッケージソフト / SaaS |
無料トライアル |
ー(※評価版あり) |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《BizMobile Go! Direct》のPOINT
- 国内大手航空会社が世界各地の空港で導入
- 8,500社130万台以上の実績
- 場所・時間に応じた管理が行えるテレワーク支援型MDM
IoT-EX株式会社が提供する「BizMobile Go! Direct」は、専門知識不要で簡単に設定できるMDMクラウドサービスです。端末に配付したいアプリや設定を配付ルールとして登録し⼀括適⽤できるため、業務工数を削減できます。AIによる端末状態の確認やルールに反した場合の自動再適用なども可能です。
また、配布ルールを業務時間や端末位置によって⾃動切替できる点もポイントです。業務時間外や業務エリア外ではアプリを非表示にすることで、隠れ残業の防止やセキュリティリスクの軽減が期待できます。
参考価格 |
初期費用無料 月額330円/台(税込み) |
対応端末 |
Android・iOS・Windows・Mac・Apple TV |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯(60日間) |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 素材 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
BizMobile Go! Directのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
MDMとしての基本的な機能に加えてアプリの自動配布機能、強制インストール機能などもあり小規模な会社から多くの台数を一元管理することまで幅広く対応しています。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
BizMobile Go! Directの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
機能自体は満足しています。ただ、iOS端末でパスコードロックがかかった場合は遠隔での解除できない点を改善出来たら嬉しい。(iOSなので本サービスというよりはApple側の問題かとは思いますが…) |
《SPPM Forcus》のPOINT
- 身近なAndroid端末を専用端末化することでコスト削減
- 業務端末の盗難・紛失による情報漏洩、いたずらや誤操作を防止
- 顧客満足度97%!業務端末の手配から設定、運用までサポート
株式会社AXSEEDが提供する「SPPM Forcus」は、Android端末を業務専用端末化でき、1台からの契約も可能なMDMツールです。旅館での受付や飲食店におけるデジタルメニューなど、業務専用端末の導入を検討中の企業に特におすすめです。
同社が提供し、官公庁・大手飲食店などでも採用実績のある「SPPM」が搭載されているため、端末が紛失・盗難に遭った場合も遠隔で端末のロック・データ消去を実施します。
参考価格 |
初期費用無料 月額330円/台(税込み) |
対応端末 |
Android |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
無料トライアル |
◯(30日間) |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
《VECTANT SDM》のPOINT
- モバイルデバイス管理に必要な機能を最良のコストで実現
- 販売、開発、サポートをワンストップで対応する国産MDM
- 継続利用実績多数!丁寧、安心なサポートが自慢
株式会社アイ・エス・ビーが提供する「VECTANT SDM」は、緊急時のリモートロックやリモートワイプ機能が充実したクラウド型MDMサービスです。スクリーンショットやBluetoothなど、業務に不要な機能の制御を細かく設定可能です。
オプション機能も充実しており、アンチウイルスソフトのHarmony Mobileや、エンドポイントセキュリティHarmony Endpointと連携でき、強力なセキュリティ対策が実現するでしょう。
参考価格 |
初期費用50,000円 Stage1:月額150円 Stage2:月額300円 Stage3:月額800円 Windows:月額500円 |
対応端末 |
Android・iOS・iPad・Mac・Windows |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯(60日間) |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
Microsoft Intune
「Microsoft Intune」は、日本マイクロソフト株式会社が提供するクラウドベースのエンドポイント管理ソリューションです。MDMだけでなく、MAM(モバイルアプリケーション管理)機能までを備えています。
ゼロトラストをサポートするコンプライアンス機能やレポート機能があることで、セキュリティ強化やコンプライアンス遵守へと導きます。
参考価格 |
500円~ |
対応端末 |
Android・iOS・iPad・Mac・Windows |
提供形態 |
クラウド |
無料トライアル |
◯( Microsoft Intune Plan 1) |
対応機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
MDMツールの活用でモバイル端末の管理を徹底しよう
モバイルデバイスの普及やマルチデバイスに対応したクラウド製品の増加、リモートワークなどのフレキシブルな勤務形態の浸透にともない、社外で仕事をする機会が増えつつあるでしょう。利用端末が増えるほど管理は煩雑になり、セキュリティ上のリスクも高まります。
MDMツールの導入により業務で利用する端末の一括管理や、統一されたセキュリティポリシー下での運用が実現可能です。スマートフォンやタブレットを業務で利用する場合には、必須のツールといえます。この機会にMDMツール導入を検討し、端末管理の効率化やセキュリティ強化を目指しましょう。複数企業の製品情報を手間なく入手できる一括資料請求もぜひ活用ください。