セキュリティ主体の入退室管理から、出退勤時刻が正しいことを補完する証跡対策へ
2017年厚生労働省のガイドラインにより、退勤記録を終えた状態で残業を続ける社員がいた場合、企業は以下の内容を求められるようになりました。
・現状を把握
・乖離があった場合は是正
・著しい乖離がないことを証明
これらができない場合、企業は責任を求められることになります。
そうなると起こりうるリスクがあります。
・最大過去2年間分の未支払い残業代請求
・人材確保の困難化
・風評被害によるブランド失墜
つまり現在の企業に求められるのは「サービス残業抑制のための乖離把握」といえるのです。
また労働時間の定義についても注意点があります。使用者の指示により、事業場内で下記の行為を行った時間も労働時間に含まなければいけません。
・業務に必要な準備行為(着用義務のある所定の服装への着替えなど)
・業務に関連した後始末(掃除など)
「TimePro-NX入室」はシリーズ商品の「TimePro-NX就業」と併せて導入することで、出退勤・入退室時刻の乖離を見える化し、管理者へ乖離の発生を知らせることが可能になります。問題の早期発見と対策支援、時間管理による「働き方改革」をサポートします。
「TimePro-NX入室」の主な特徴
●1日の最初の入室と出勤、退勤と1日の最後の退室の時間の乖離を知らせます。(「TimePro-NX就業」との併用)
●入退室状況やアラート発生を見える化。ドアの施解錠などの遠隔操作にも対応しています。
●入退室者を顔写真付きで視覚的に確認可能です。
●履歴画面で、必要な表示項目を選んで表示できます。
●1日の最初の入室時間を出勤時刻として、最後の退室時間を退勤時刻として生成できます。(「TimePro-NX就業」との併用)