ACT-NetProの債務管理システムは、発生部署からの請求書に基づく入力および周辺システムとの連携により、支払情報を一元的に管理し、支払業務の集中化・効率化を図るとともに、発生部署と支払部署の相互牽制を実現します。
債務管理
・購買、一般購買データの連携
生産管理や購買管理等の周辺システムから仕入債務データを連携して、支払に繋げます。
一般購買については、”発注・検収“から、支払処理・自動仕訳までの一連業務が可能です。*1
これにより、発注・検収・支払の整合をシステムにて管理し、支払不備等の経営リスクを回避します。
・従業員経費精算、キャッシュレス支払い
従業員経費については仮払や立替精算を含め申請・承認から支払処理・自動仕訳までの一連業務が可能です。*1
これによって、経費精算のキャッシュレス化を行い現金管理に係るリスク・業務・コストをカットします。
・支払管理機能の統合、外貨管理・スポット払い
営業債務支払・経費支払、従業員支払、外貨、スポット払など、様々な種類の支払業務を統合管理する事ができます。
また、種類ごとに分けて支払予定を管理する業務にも対応できます。
これによって、企業全体の債務残高管理を一元化するとともに、支払業務標準化により人為的ミスを未然に回避します。
・源泉税の処理
顧問料や設計料等、源泉の預り・納付・支払調書の作成など、源泉に係る業務を効率化する事ができます。
・支払照合
仕入先との債務額照合においては、支払通知を発行して取引先様にて債権照合を行なって頂く事が可能です。
・多様な支払に対応、相殺、EB、手形、ファクタリング
債権との相殺、他勘定への振替、支払一時保留など支払事前の調整や変更を含め、
EB支払、手形支払、ファクタリング支払等、外貨支払など多様な支払方法に対応しております。
*1Web現場入力システムの導入が必要となります。
債権管理
ACT-NetProの債権管理システムは、周辺システムとの連携、発生部署の請求入力による債権の計上から入金・消込を実施することで、経理において全債権残高の一元管理を実現します。
・販売・営業データの連携
販売管理や営業管理等の周辺システムから営業債権データを連携して、入金・消込・残高管理に繋げます。
営業システムで管理されない債権の計上や、外貨建債権についても管理可能です。
経理により企業全体の債権管理を行う事により、債権・資金繰管理業務の属人性を排除し経営リスクを回避します。
・請求書の発行
定常的に発行する請求書の一括発行や、個別発行が行えます。
・入金データの連携
銀行振込のEBデータの名寄せを行い、入金データとして取込み自動仕訳に繋げる事が可能です。
また、集金や手形入金データ登録にも対応しております。
・入金消込み
債権明細レベルでの消込と残高管理を行う事が可能です。
EBデータ連携時消込、自動消込、個別消込にて、様々なタイプの消込に対応する事が可能です。
消込パターンやテストランにより、債権消込にかかる業務効率化を実現します。
・債権残高管理
債権計上・入金消込という一連の業務を行う事により、債権残高の明細管理を可能とします。