スマホに対応しているグループウェアの特徴は?
スマホに対応しているグループウェアは、外出先から使えると便利な機能をスマホから利用できるのが特徴です。代表的な機能の例を見ていきましょう。
- スケジュール関連機能
- スマホからカレンダーや設備予約、ToDoリストなどのスケジュール関連機能を使えます。製品の中にはスマホ内のカレンダー機能と連携できるものもあります。
- メッセージのやり取り
- チャットやメールなどの機能です。
- 通知
- メッセージが届いた際などにアプリの通知を利用できます。
- 名簿関連機能
- 利用者名簿やアドレス帳などの機能です。
上記のほか、製品によって安否確認やメモ機能などが備わっていることもあります。
ITトレンド厳選!スマホ対応のグループウェア
続いて、スマホ対応のグループウェアを紹介します。
J-MOTTOグループウェア の比較ポイント
- 社内の情報共有を推進し業務の効率化を進めたい企業
- グループウェアを格安で導入したい企業
- 使って便利な25機能が標準装備!
リスモン・ビジネス・ポータル株式会社が提供。スケジュールやWebメール、タイムカードを始めとした全25種類の機能が搭載されている製品です。クラウド型なためインターネットさえあれば場所を選ばず利用できます。また、不正アクセス防止機能や堅牢なデータセンターでの運用により、高度なセキュリティが確保されているのも特徴です。
Garoon の比較ポイント
- 5,800社、280万人を超える導入実績
- 新入社員からベテラン社員まで皆が使えて教育コストや手間を削減
- システム担当者の業務負担を軽減する便利な管理機能
サイボウズ株式会社が提供。スケジュールなどの定番機能を備えているだけでなく、大規模企業向けの管理機能や他システムとの連携といった高度な機能が豊富なのが特徴です。スマホからはブラウザあるいは専用スマホアプリを使うことで、主要機能を利用できます。そのほか、ディスク増設やグループメールなどオプションも充実しています。
OrangeOne株式会社が提供。Microsoft社のOffice 365の導入支援のみならず、ユーザートレーニングや設定・運用の代行などの高度なサポートを提供してくれます。いくつかの導入パターンが用意されているため、自社に適したものを選択することが可能です。Office 365のメールやチャット、Web会議、各種Officeソフトはスマホでも利用できます。
鈴与シンワート株式会社が提供。Office 365の活用を支援するサービスで、いくつかのソリューションが用意されています。たとえば、「InSite」は最短15分で社内サイトを作成し、Office 365に追加するソリューションです。また、「Engauge.works」は社内の情報を収集したり、人工知能で1人ひとりの働き方を分析したりして生産性向上を支援します。
desknet's NEO の比較ポイント
- 現場を支える「使いやすさ」と、現場の課題を解決する「機能」
- AppSuiteで紙・メール・Excel主体の業務をシステム化
- グループウェアにウェブ会議(ビデオ会議)機能を搭載
株式会社ネオジャパンが提供。数名の小規模なオフィスから大規模企業まで、累計415万ユーザーに利用されてきた実績を誇る製品です。27個のアプリケーションを標準搭載していて、スマホやタブレットのブラウザから直感的に操作できます。
また、搭載されているツール「AppSuite」を使うと、ノンプログラミングで自社に適したアプリを開発できるのも魅力です。
WaWa Office の比較ポイント
- グループウェアを中心に様々なオプションがシームレスに連携!
- 簡単な操作で誰でも活用!シンプルな画面で、直感的に操作が可能
- お客様独自の機能をカスタマイズにて対応も可能!
株式会社アイアットOECが提供。スケジュールやメールなど代表的なグループウェア機能を備えています。スマホにも対応しており、iPhoneアプリ「まいスケジュールLite」を使えば、WaWaOfficeのカレンダー情報と同期しながら利用できます。また、WaWaOfficeは同社が提供するタイムカードツールやデータベースと連携して使えるのも特徴です。
HotBiz8 の比較ポイント
- 一人 50円~利用できるクラウド型グループウェア
- 自由にカスタマイズ可能なワークフローを搭載
- 60日間 無料でお試し
株式会社ASJが提供。スマホからも利用でき、アプリ「BizAccess」を活用すれば通知を受け取れるため確認漏れを防げるのが特徴です。また、IP制限接続により、システムにアクセスできる端末を制限することも可能。外出先から使える利便性と安全性を両立します。
そのほか、200名までは利用料金が変わらないため、初めてグループウェアを使う企業に向いているのも魅力です。
Coo Kai for Office 365 の比較ポイント
- Office 365をお客様仕様にするアドオンアプリケーション
- お客様の社内システム・文化に合わせてカスタマイズ・移行・運用
- Microsoftゴールドパートナーの総合IT企業が提供
株式会社ピーエスシーが提供。Office 365に新しい機能を追加するサービスです。たとえば、「Coo Kai BBS/掲示板」を利用すると、高度な機能を備えた掲示板で社内コミュニケーションがとれます。また、「Coo Kai誤送信防止ツール」と使えば、ポップアップでのアラート表示などによってメールの誤送信を防げます。
無料で使える!スマホ対応のグループウェア
スマホ対応のグループウェアにはフリーソフトもあります。
R-GROUP
Rグループ株式会社が提供。完全に無料で利用できるグループウェアです。スマホでの利用も追加費用なしで実現します。機能はメールや名刺管理、タイムカード、スケジュールなど基本的なものが充実。2,000社以上の国内企業に導入されているほか、外国語にも対応していて、海外でも使われています。
e-Broad Office
イーブロードコミュニケーションズ株式会社が提供。基本的なグループウェア機能を搭載していて、そのうちスケジュール・伝言メモ・ToDoリスト・アドレス帳はモバイル対応しています。PCのみで使える機能には、タイムカードや掲示板、ユーザー名簿、在籍確認などがあります。
スマホに対応しているグループウェアの選び方は?
グループウェアを選ぶ際には、操作性に注意しなければなりません。なぜなら、グループウェアは社内全体で利用するツールだからです。特にスマホではPCより画面が小さく操作しづらいことがあるため、充分に注意する必要があります。ITツールの利用に慣れていない従業員でも、直感的に利用できるグループウェアを選びましょう。
理想的なのは、導入前に一度お試し利用をすることです。グループウェアの中には無料お試し期間を設けているものも多いため、積極的に使用感を確認しましょう。そのほか、海外拠点での利用も検討している企業は、グループウェアが多言語対応しているかどうかも確認する必要があります。
スマホ対応のグループウェアを導入し、円滑な情報共有を!
スマホに対応しているグループウェアであれば、外出先からスケジュールの確認やメールの送受信ができます。営業スタッフなど、オフィスの外にいることが多い従業員にとって大きな助けとなるでしょう。
ただし、導入時には操作性に注意しましょう。一度無料お試し期間を利用するなどして使い勝手を確認するのが理想的です。
以上を踏まえ、スマホ対応のグループウェアを適切に活用しましょう。