Avaya Fabric Connectとは?
従来のネットワーク構成はコアスィッチ、ディストリビューションスィッチ、アクセス(エッジ)スィッチとする3階層構成が主流。しかしこの構成には下記のような課題が潜在しておりました。
■固定化されたネットワークトポロジー
・論理/物理制約に囚われ拡張性がない
・コアスイッチの冗長化機能が動作せずネットワークダウン
■待機リンクが必要な冗長構成
・ループ構成はブロードキャスト・ストームを誘発する為、対策が必要
・冗長構成用のリンク(ポート)が必要.有効活用できていない
・障害発生時における収束時間が遅い(5秒~数十秒かかる)
■レイヤー2・3それぞれの設計・構築する必要があり、ネットワークが複雑化
・管理が複雑
・特殊な技術に精通したエンジニアが必要
・ネットワーク追加の際には関連ノードすべてで設定変更が必要
・ヒューマンエラーによるネットワークダウン
新しいEthernetネットワーキング技術・Ethernet Fabricを実装した AVAYA Virtual Service Platform(VSP) スィッチで構成する「AVAYA Fabric Connect」は、これら課題を解決する事でお客様のITインフラを仮想化し信頼性及び運用効率を飛躍的に向上させる事が可能となります。
AVAYA Fabric Connect導入の効果
■ネットワーク仮想化により設計・設定・管理が容易に
・ネットワークはSPB(Shortest Path Bridging)プロトコル一つで制御
・シンプルなネットワーク
■トポロジー・フリーなネットワーク構成
・従来ネットワークでは困難だったリング、メッシュ構成が容易に構築可能
・どのような場所でもN+1構成
・冗長構成における障害時経路切替時間はおおよそ0.5ms以内
・ECMP(Equal Cost Multi Path)
・L2及びL3ネットワークを容易に仮想化
■大幅に削減された設定ポイント
・バックボーンネットワークは自立的構成
・ネットワーク追加の際にはエッジスィッチのみ
・ヒューマンエラーの削減
AVAYA Fabric Connect 製品ラインナップ
AVAYAネットワーキングではさまざまな製品ラインナップをご準備しております。