AnyDataとは
AIの専門知識がないビジネス部門の実務者でも、ブラウザのクリック操作だけで、
需要予測や販売予測などのあらゆるAIモデル構築が可能な「ビジネスAIツール」です。
今まで半年〜数年かかっていたようなAIモデルの構築が、
誰でもクリックのみで短時間で作ることができます。
これまでデータサイエンティストが手動で行っていたAI構築ステップを「自動化・効率化・簡易化」し、
ビジネス部門の実務者でも簡単にAIモデルを構築することができるUIを提供しています。
専門知識がなくても、プロと同等かそれ以上の精度のAIモデルを、短時間で構築することが可能です。
AnyDataで解決できる課題
●ビジネス部門の観点
AIの専門家でなくても簡単にデータ活用による業務効率化を実現できることです。
実務に精通したビジネス現場の社員が自社のデータを用いて、自社に合ったAIモデルを作ることで、
実務に最適な予測・判断モデルを作ることができ、状況が変わった場合にも容易に作り変えることができます。
☆作業が属人化してしまっている現状をなんとかしたい
⇒AIによる業務のナレッジの明確化と標準を実現
☆定期的に同じことをしないといけない、なんとかしたい
⇒多くの作業を自動化し、クリック操作だけでそれまでの人による単純作業や判断作業を代替できる
●データサイエンス部門の観点
従来のAIモデル構築にかかる作業を大幅に削減し、より本質的な課題解決に時間を当てることができるようになります。
☆データサイエンティストにとって、AIモデル構築には膨大な作業コストがかかる
⇒データ分析業務の多くを自動化し、より短い時間で仮説・検証サイクルを回せるようになる
AnyDataでできること
■基本統計量の確認
読み込んだデータから平均、標準偏差、中央値といった基本統計量を自動的に生成します。
■データの可視化
読み込んだデータからヒストグラムやヒートマップをクリック操作で表示できます。
これらの図表から、データの偏りや変数同士の関係をすばやく、直感的に確認することができます。
■特徴量自動選択
モデルの精度を高め、学習を効率よく進めるためには特徴量選択が不可欠です。
専門的な知見を通常必要とするこの工程を、AnyDataは自動で、かつ高い精度で実現します。
■特徴量エンジニアリング
読み込んだ元のデータの特徴量からドメイン知識などを生かして新たな特徴量(ラグ、差分、微分など)を作り出すことで、
データの質を上げ機械学習モデルの予測性能(汎化性能)を向上させます。
Learning Center Forecastでは、ここでも特徴量自動選択が搭載されています。
■データ分割
学習データを分割してホールドアウト検証データ、交差検証データを確保するための細かい設定を、
クリック操作で簡単に行え、分割状況を可視化して表示してくれます。
■分析結果の可視化
分析結果を数字だけではなくグラフ(回帰タスクの場合折れ線グラフ、分類タスクの場合混同行列)によって
予測と実績の差異を視覚的にわかりやすく自動で表示してくれます。
また予測に寄与した変数も自動で重要度順に並べて表示してくれることで(特徴量重要度)、
AIが持つ「判断の根拠が分からない」という課題(ブラックボックス問題)を解決してくれます。
■17のアルゴリズム
「予測専用」「分類専用」「時系列専用」等合わせて17のアルゴリズムが搭載されており(※)、
それぞれのプロジェクトに対して最も精度の高いアルゴリズムを適用することができます。
※2022年5月時点での情報
弊社データサイエンティストがビジネス(業務)で使えるものを厳選して搭載