アプリ対応!生産管理システムを比較
タブレットアプリ対応の生産管理システムを厳選し紹介します。また、無料トライアルの有無についても掲載しているので、操作感を試してみましょう。
《TPiCS-X》のPOINT
- 国内外で2023社以上の実績(英語・中国語・ベトナム語の対応)
- 一品生産(製番管理)や繰り返し生産(MRP)の機能が充実
- 短納期の対応や、在庫削減を目的とされる企業にお勧めします
株式会社 ティーピクス研究所が提供する「TPiCS-X」は2007社以上の販売実績がある生産管理システムです。繰り返し生産から個別受注仕様まで幅広く対応可能です。英語・中国語・ベトナム語版を用意しており、海外で活用しやすいでしょう。
また、タブレット上で情報を一元管理するので生産指示書や日報の作成が不要になったという事例もあります。リアルタイムでの完了報告ができるなど、現場でタブレットが活躍するでしょう。
《i-PROWシリーズ》のPOINT
- 作業進捗の「見える化」により工場経営をサポート
- リアルタイムな照会でコスト削減に貢献
- 見積り・受注から出荷までの工場業務全般をバックアップ
株式会社DigitWorksが提供する「 i-PROWシリーズ」は、多品種少数生産型の部品加工業に特化した生産管理システムです。見積作成から実績の統計まで一連の流れをシステム化して、情報の見える化を図ります。ユーザーはパソコンやタブレット端末を使用して操作します。
タブレットでは、入出庫や棚卸のデータ入力のほか、過去のトラブルや作業手順書などの確認も可能です。入力したデータはリアルタイムにシステム上へ反映されるので、得意先から問い合わせがあった場合などに、作業の進捗や素材の手配状況を迅速に把握しやすいでしょう。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《TECHS-BK》のPOINT
- アクティブユーザ10万人超! 導入社数4,300社超の実績あり
- 複雑になりがちなデータの一元管理が可能!
- 導入から稼動まで各専門スタッフが全面サポート!
株式会社テクノアが提供する「TECHS-BK」は、多品種少量型の部品加工業を行っている中小企業向けの生産管理システムです。バーコードハンディターミナルにより、リアルタイムに進捗状況を把握し、受注から生産、売上まで一元管理します。
「iPad 実績収集オプション」を利用することで、専用アプリから作業実績や手順の動画、納期状況や進捗情報が確認できます。そのほか、手持ちのタブレット端末からいつでも有用な分析指標を確認できるオプション機能もおすすめです。
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《A's Style》のPOINT
- WEB型ERP:受注~出荷まで一連のプロセスとデータを管理
- 生産計画~工程予実をガントチャートで見える化 ※マウス調整OK
- 現場タブレット活用で叶える現場実績登録 (製造・検査、入出庫)
株式会社ケーエムケーワールドが提供する「A's Style」は、拡張性の高いオールインワンクラウド対応Web型ERPパッケージです。長年のスクラッチ開発から培ったノウハウを活かすオリジナル開発基盤を使用し、最適なソリューションをセミオーダーできます。
また、指示書内のバーコードを読み取ればタブレット画面をすぐに呼び出せるなど、現場でタブレットが活躍するでしょう。さらに、作業着手や終了時間をボタンタッチで管理できるので、リアルタイム日報システムとしても利用可能です。
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《TECHS-S NOA》のPOINT
- アクティブユーザ10万人超! 導入社数4,300社超の実績あり
- 仕掛原価と完成時予測原価をリアルタイムに管理!
- 導入から稼動まで各専門スタッフが全面サポート!
株式会社テクノアが提供する「TECHS-S」は、個別受注型の機械・装置業を行っている中小企業向けの生産管理システムです。「見える化・見せる化」により、利益体質への改善を追求して作られたこだわりのある製品です。
クラウドサービスである「コックピットオプション」をつけることで、TECHSに蓄積されたデータから得られる各種経営情報、製造進捗情報などをパソコン・タブレット・スマートフォンから閲覧できます。なお、対応のタブレット・スマートフォン端末はiPad、iPhone、Androidです。
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《ものレボ》のPOINT
- 現場での負担を軽減するワンタッチ操作
- 製造現場DX化に要する機能を網羅的に搭載
- 製造業の経験を持つスタッフが徹底サポート
ものレボ株式会社提供の「ものレボ」は、中小製造業向けのDXアプリです。シンプルで使いやすく、ホワイトボードに描くような直感的操作感が魅力です。また品番・数量・納期の3つを入力するだけでガントチャートも楽々作成できます。
タブレットやスマートフォンで手軽に持ち歩くことができ、製造業のあらゆる現場で活用できるでしょう。また製造業出身のスタッフによるきめ細かなサポートもポイントです。
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《Kintone》のPOINT
- エクセル読込とドラッグ&ドロップで、アプリ作成がカンタン!
- 入力もカンタン!アレンジできる画面で楽しく入力できます。
- 高度なアプリ開発や基幹システムとの連携も可能です。
株式会社日立システムズが提供している生産管理システム「Kintone」は、業務に必要なアプリを作成できるクラウドサービスです。エクセル読込みやドラッグ&ドロップで簡単にアプリが作成でき、プログラミングスキルも必要ありません。
パソコン・タブレットから場所を選ばず直接入力でき、リアルタイムな情報共有に一役買います。また「kintoneアプリ」は、システム改修も簡単に行えるので、運用担当者の負担軽減にもつながるでしょう。
《UM SaaS Cloud》のPOINT
- 多様な生産形態(加工・組立・プロセス生産)に対応
- スマホ・タブレット・IoTデバイスと連携し豊富な入力方法を実現
- SaaSだから、強固なセキュリティ上に必要な機能の段階導入が可能
株式会社シナプスイノベーションが提供する「UM SaaS Cloud」は、工程管理・販売購買・ガントなどさまざまな機能を取り揃えたクラウド型ソリューションです。自社に必要なツールだけを組み合わせて導入できるのがポイントです。
工程進捗管理ツールではスマホやタブレットから簡単に入力でき、現場における作業指示から実績登録まで一連の作業を効率化します。また1製品あたり1,500円/ユーザーで導入できるので、低コストからスタートしたい企業にもおすすめです。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《FUSE(フューズ)》のPOINT
- 導入後もご要望に合わせて機能拡張などができ柔軟な対応ができる
- ホワイトボードの付箋を貼り替えるような感覚で計画を立案&変更
- 現場での活用イメージが湧きやすく、使いやすいシンプル画面構成
「FUSE(フューズ)」は、株式会社日本コンピュータ開発のセミオーダー型生産管理システムです。19機能から必要な機能のみを選択して組み合わせるため、拡張性に優れておりコストにも無駄がありません。
簡単なタッチ操作がポイントで、ホワイトボードの付箋を張り替えるような感覚で活用できます。現場からタブレットを用いて指示書のバーコードを読み取れば、作業実績の登録も簡単・リアルタイムに行えるでしょう。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
ほかの生産管理システムも比較してみたい方は、以下の記事をご覧ください。
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生産管理システムの課題
多くの企業で生産管理システムが導入されていますが、PCでシステムを利用する場合は課題もあります。
アプリに対応していないシステムだと、PCがある場所でなければ作業実績の入力や進捗の確認ができません。作業後にデスクに戻ってからPCで処理を行うためタイムラグが発生し、リアルタイムで現場の状況を把握しにくいのです。進捗の遅れが生じていたにもかかわらず、システムには反映されていなかったため気付くのが遅れた、という失敗も考えられます。これでは、現場でシステムが活用されているとはいえないでしょう。
タブレットで使える生産管理アプリのメリット
タブレット端末で生産管理システムのアプリを活用すれば、先ほど紹介した課題を解決できるでしょう。では、具体的に何が実現できるのかを紹介します。
現場で使いやすい
タブレット端末は持ち運びが簡単なので、作業場所でデータを入力したり進捗を確認したりできます。例えば点検や修理などのサービスを行った際、担当者はタブレットに結果を入力して撮影し、システムにアップすれば帰社してデータを打ち込む手間はかかりません。また、実際の作業進捗とデータ上の作業進捗の誤差が少なくなるでしょう。
迅速な対応ができる
タブレット端末を使えば、リアルタイムで現場の状況がわかるため迅速な対応が可能になります。タブレットのカメラで、ラインを流れる製品などを現場の様子を撮影できるので、進捗管理はもちろん品質管理にも役立つでしょう。遠隔地など管理者が現場にいない状況でなんらかの問題が発生しても、すぐに共有すれば適切な対応ができます。
ほかにも海外工場の現場を把握し、指導が可能です。Web会議のように、海外工場の現場担当者とコミュニケーションを取り、問題となっている箇所などをカメラで映し出して対策を指示することもできるでしょう。従来の出張コストなどがかからず、経費削減につながります。
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タブレット対応の生産管理システムで工場管理をもっと効率的に!
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アプリ対応の生産管理システムを活用してさらなる効率化を!
タブレット端末で生産管理アプリを活用すれば利便性が向上します。現場で生産管理システムが使いにくいという声が挙がっているのであれば、タブレット対応の生産管理アプリの利用も検討してみてはいかがでしょうか。生産現場の見える化を行い、業務効率化を進めていきましょう。