クラウド型シングルサインオン製品を徹底比較
まずは、ITトレンド編集部がおすすめする、クラウド型シングルサインオン製品を見ていきましょう。
SafeNet Trusted Access Premium
SafeNet Trusted Access Premium の比較ポイント
- クラウドシングルサインオンをSaaSサービスで提供
- ポリシーベースのアクセス管理とワンタイムパスワード認証
- 適切なユーザーが正しいアプリケーションに容易にアクセス
タレスDIS CPLジャパン株式会社が提供する「SafeNet Trusted Access Premium」は、簡単かつ迅速にクラウド環境へアクセスできるSaaSサービスです。シナリオベースのアクセスポリシーにより、ユーザー毎にアクセス方法を変えるなど、きめ細かく定義付けができます。
シングルサインオン機能とアクセス制御により、業務の効率化とセキュリティ対策の両立が可能になるでしょう。なお、無償トライアル評価版も用意されているのでお試しください。
AccessMatrixUSO の比較ポイント
- IBMiシリーズ、AS/400にも対応!対象アプリを選ばずSSOを実現!
- 対象アプリ、ネットワークの設定変更は一切不要!
- らくらく無料トライアル!お客様にはPCをご用意いただくだけ!
株式会社ハイ・アベイラビリティ・システムズの「AccessMatrixUSO」は、既存のアプリやネットワークの設定変更をしなくても、シングルサインオンを実現できる製品です。Webアプリだけでなく、デスクトップアプリにも対応しています。
ソースコードの知識なども必要ないので、導入への気軽さも大きなポイントとなるでしょう。無料トライアルもあるので試してみることをおすすめします。
SeciossLink の比較ポイント
- IDプロビジョニング機能でID情報を必要なサービスへ自動連携
- 1つのID、1つのパスワードでログインが可能
- 設備不要、バックアップ、パッチ適用、脆弱性対応はSaaS側で実施
「SeciossLink」は株式会社セシオスが提供しており、シングルサインオンやID管理、そして利用状況や脅威を検知するCASB機能を備えた総合セキュリティサービスです。
また、SeciossLinkはさまざまなAPIを持ち合わせており、連携先のシステムを選びません。例えば、CSVファイルをSeciossLinkのAPI経由で読み込めば、必要な情報のみをクラウド環境と同期できるので利便性が高いでしょう。
Secioss Identity Manager Enterprise
Secioss Identity Manager Enterprise の比較ポイント
- ID情報や権限情報を連携するシステムに伝播
- クラウドサービスへの連携も可能
- 設備不要、バックアップ、パッチ適用、脆弱性対応はSaaS側で実施
株式会社セシオスが提供している「Secioss Identity Manager Enterprise」は、ID情報や権限情報を他のシステムへと伝播できるシステムです。Active DirectoryやOpenLDAPとの連携が可能です。
また、パスワードポリシー管理により、全ての管理を担当者がするのではなく、パスワードの再発行はユーザーができるようにする、などの設定も組めます。ユーザーの自由度が増すので、従業員満足度の向上が期待できるでしょう。
株式会社ラキールの「LaKeel Passport」は、社内システムのID管理はもちろん、サービスサイトのID統合にも使えるシングルサインオンエンジンです。社内システムで利用されるSAMLや、BtoCサイトでソーシャルログイン(SNSログイン)として使われるOpenIDConnect(OIDC)の両方に対応しているので、自社サイトのログイン機能の拡張や統合が行えます。
導入への支援はもちろん、システム開発や移行などに対しても支援を行います。オプションでワークフローやチャットツール、Eコマースなどの機能付与も可能です。
infoScoop × Digital Workforce
infoScoop × Digital Workforce の比較ポイント
- 連携先を問わないハイブリッドSSO(シングルサインオン)
- 利便性向上とセキュリティ強化の両面からリモートワークを支援
- 金融機関での実績と24時間365日のサポート体制
株式会社ユニリタが提供する「infoScoop × Digital Workforce」は、連携先が多様なハイブリッドSSO(シングルサインオン)システムです。自社で使用しているシステムがオンプレミスでもクラウドでも認証を統合できます。統合することでセキュアな環境を構築できるうえ、利便性も向上します。
また、クラウドサービスとオンプレミスの情報を、ポータル機能に集約すれば、必要な情報だけをすばやく取得できるようになるので業務の効率化が期待できるでしょう。
ナレッジスイート株式会社が提供する「ROBOT ID」は、社内に散らばったビジネスアプリケーションのIDを管理するサービスです。生体認証であるFIDO2とワンタイムパスワードにより、セキュリティの強固を実現しています。
状況に合わせたプラン体制で、プライベートクラウド版では、既存またはお客様側で用意したクラウド環境に、導入ができます。
まだまだある!クラウド型シングルサインオン製品
つづいて、ほかにもクラウド型シングルサインオン製品を見ていきましょう。
CloudGate UNO
「CloudGate UNO」は、生体認証を用いたシングルサインオンサービスです。あらゆるサービスと連携できるので、従業員のログインがスムーズになります。自社のセキュリティポリシーに合わせたアクセス制御が可能で、セキュリティ強度も高められます。
AWS Single Sign-On
Amazonが提供しているシングルサインオンサービスで、AWSアカウントへのアクセス権限とログイン管理を行うことが可能です。Salesforce、Box、Office 365 などとの統合機能も搭載されています。また、数回のクリックで、費用を抑えながら環境を構築できます。
OneLogin
「OneLogin」は、利用しているWebアプリケーションへのログイン情報を一括管理できるサービスです。機密性が高いデータに関しては柔軟にアクセス制限が可能です。複数のサイト、複数の端末へのアクセスを同時に管理することもできます。
ホワイトクラウド シングルサインオン
「ホワイトクラウド シングルサインオン」は、1度のログインだけで複数のサービスが利用できます。複雑な条件でユーザーのアクセスを制限することも可能です。利用状況に応じてユーザー数や連携アカウントを変更できるなど、拡張性の高さがポイントです。
クラウド型シングルサインオン製品の選び方
最後に、クラウド型シングルサインオン製品の選び方を見ていきましょう。
将来導入する可能性があるシステムに対応できるのか
あらゆるシステムへのアクセスを効率化するには、既存システムに対応しているだけでなく、将来導入するであろうシステムやアクセス数の増加に対応できる製品を選びましょう。コストパフォーマンスが良い製品を選んだとしても、拡張性がなければ将来的に困ることになります。
スマートフォンに対応しているのか
近年、スマートフォンやタブレットを業務で利用する機会が増えています。実際、業務システムの多くはスマートデバイスでも利用できるようになっています。利便性を高めるために重要なポイントとして、スマートフォンに対応できる製品かどうか確認しましょう。
使いやすい製品なのか
シングルサインオンによりアクセスの効率が上がれば効果がありますが、使いやすいシステムでなければ現場で利用されません。操作性を確かめるために、無料トライアルなどで試してみると良いでしょう。
自社に合ったクラウド型シングルサインオン製品を選ぼう
クラウド型シングルサインオンを導入すればシステムへのログインを効率化できるだけでなく、アクセス制御によってセキュリティ強度も高められます。自社に合ったクラウド型シングルサインオン製品を選び、業務の効率化を図りましょう。
以下のページでは、人気のシングルサインオン製品をランキング順で紹介しています。ぜひこちらも導入の参考にしてください。
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