請求書発行システム人気BEST5
請求書発行システムとは、その名の通り、請求書を発行するシステムです。実際のシステムを見るとイメージしやすいでしょう。
まずはITトレンドで人気の請求書発行システムを紹介します。
BtoBプラットフォーム 請求書 の比較ポイント
- 請求書の発行コスト約67%、受取にかかる処理コスト約77%削減
- 請求書の確認・承認がWebで完結、場所を選ばずテレワークを実現
- 国税庁が定める電子帳簿保存法、2023年インボイス方式も対応可能
2020年上半期お問い合わせランキング第1位、2019年間ランキング第3位
株式会社インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム請求書」は、45万社での導入実績があるWeb請求書クラウドシステムです。豊富な経験とノウハウをもとに、充実したセキュリティ対策やサポートを提供しています。
請求書はもちろん、納品書や支払通知書などの発行にも対応しており、帳票のタイトルや項目はカスタマイズが可能です。そのほか、帳票の受け取りや帳票の一元管理もシステム上で行えます。取引先は受取や発行が無料で利用できるプランがあり、帳票の郵送代行も行っているので、取引先に負担をかけずに導入できるでしょう。
「楽楽明細」 の比較ポイント
- 請求書・納品書・支払明細などの帳票発行業務を60%削減
- 紙代・発送費・人件費などのコストも大幅削減
- 上場企業にも選ばれる、契約継続率99%の安心サービス
2020年上半期お問い合わせランキング第2位、2019年間ランキング第2位
「楽楽明細」は株式会社ラクスが提供しており、上場企業でも導入実績があるWeb帳票発行システムです。サービス契約後の継続率が99%であり、利用者の満足度が高いことから、安心して導入できるシステムといえるでしょう。
帳票の項目やレイアウトは自由に変更できるため、請求書以外の帳票発行にも対応可能です。郵送代行機能があるので、取引先のニーズに合わせられます。また、APIによって基幹システムや販売管理システムなどと連携できたり、CSVやPDF形式のファイルや帳票データをそのままシステム上にアップロードできたり、業務効率化につながる機能も魅力です。
2020年上半期お問い合わせランキング第3位、2019年間ランキング第1位
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供する「ナビエクスプレス」は、自動化により人的ミスを減らす明細書配信サービスです。基幹システムなどからシステムへ明細書データを自動アップロードし、CSVまたはPDF形式の帳票を作成してメールやFAXで自動配信します。
セキュリティ対策が施されたシステム上で、ほとんど人の手を介さずに請求書を発行するので、ミスを減らせるでしょう。なお、作成する帳票のフォーマットは自社仕様にでき、Webブラウザからも明細書データの手動アップロードが可能です。
請求管理ロボ の比較ポイント
- 手作業やExcel管理を減らして電子請求書を実現
- 継続的な請求/課金などサブスクリプションの請求を全て自動化
- Salesforce、KintoneなどのCRMや、会計ソフトと外部連携が可能
2020年上半期お問い合わせランキング第4位、2019年間ランキング第4位
「請求管理ロボ」は株式会社ROBOT PAYMENTが提供しており、請求書発行以外の業務もサポートするクラウド請求自動化ソリューションです。集金や消込など請求後の入金管理まで行えます。
システムに請求データをアップロードして、配信予約するだけで請求書の発行が完了するので、発行業務の効率化につながるでしょう。アップロードできるのはCSV形式のファイルや、SFA・CRM・会計ソフトのデータで、PDF形式のデータを一括でメール送信する機能も搭載されています。そのほか、請求書テンプレートは取引先ごとに作成可能で、柔軟性があります。
帳票Web配信・返信サービス「SVF TransPrint」
帳票Web配信・返信サービス「SVF TransPrint」 の比較ポイント
- 紙からWebに移行することで作業時間や郵送費用を削減します。
- 取引先にも時間面や費用面で様々なメリットがあります。
- 管理・保存もクラウド上で実現。紙のファイリングは不要です。
2020年上半期お問い合わせランキング第5位
「SVF TransPrint」は、ウイングアーク1st株式会社が提供する帳票Web配信・返信サービスです。クラウド上にPDF形式の帳票をアップロードし、取引先にシステムへログインしてもらうことで、リアルタイムに帳票発行ができます。
取引先からもファイルのアップロードが可能なので、受領書などの受け取りも可能です。郵送代行サービスも用意されており、ニーズに応じて利用するのも良いでしょう。そのほか、帳票管理も可能で、OCRによる帳票の読み取りや、自動振り分け設定などの機能が搭載されています。
ほかにもさまざまな請求書発行システムがありますので、以下のページをご覧ください。
Web請求書・クラウド請求書 の製品を調べて比較
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今週のランキングの第1位は?
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請求書発行システムを選ぶポイント
請求書発行システムは、請求書の作成や送付機能を搭載していますが、細かな機能は製品によって異なります。導入に失敗しないために、製品選びのポイントを把握しておくと良いでしょう。
ここからは請求書発行システムの選び方を紹介します。
ポイント1:システム形態はオンプレミス型かクラウド型か?
システムの導入形態は大きく分けて「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類があります。最近はクラウド型が一般的となっていますが、それぞれメリットとデメリットがあるので適したほうを選びましょう。
オンプレミス型
オンプレミス型のシステムは社内にサーバを設置し、システムを構築する方法です。以下のようなメリットとデメリットがあります。
- 【メリット】
-
- 月額のサービス利用料などは発生しない
- 必要な機能をカスタマイズし、既存のシステムと連携も可能
- 社内ネットワークを利用するため、セキュリティリスクが低い
- 【デメリット】
-
- 導入にコストと時間がかかる
- 保守や運用は自社で行う必要がある
- 導入や運用には専門知識と技術があるエンジニアが必要
クラウド型
クラウド型のシステムは、ベンダーのサーバにインターネット経由で接続してサービスを利用します。以下のようなメリットとデメリットがあります。
- 【メリット】
-
- システム構築する必要がなく、導入コストが低い
- 保守や運用を行う必要がない
- インターネット環境があれば利用でき、場所を選ばない
- 【デメリット】
-
- 利用人数が多いと月額利用料が大きくなる
- カスタマイズを行えない場合があり、機能に制約がある
- セキュリティリスクがあるため対策が必要
ポイント2:郵送代行やフォーマット変更できるか?
請求書発行システムの導入に際しては、取引先の意見も汲み取らなければなりません。取引先によってはWebサービスの利用に消極的であったり、紙の請求書でないと処理ができなかったりするのです。また、取引先ごとに請求書のフォーマットが指定されているケースもあるでしょう。
このような場合は、請求書発行システムで作成した請求書を郵送できるか、請求書のフォーマットを変更できるか、などを確認しなくてはなりません。郵送代行サービスがあれば、郵送作業はすべてベンダー側が行います。なお、請求書のフォーマット変更に関しては大半のシステムが対応していますが、念のため確認しておきましょう。
ポイント3:クラウドの場合セキュリティは安全か?
請求書発行システムの多くがクラウド型となっていますが、クラウドサービスを利用する場合はセキュリティにおいて注意点があります。クラウド請求書発行システムは、社内のデータをベンダーのサーバで管理することになるので、ベンダー側のセキュリティ体制が重要です。サーバを設置している場所や、サーバを保管しているデータセンターのセキュリティレベルなどを確認しておくと安心でしょう。
ポイント4:システム導入後のサポート体制があるか?
システム導入後にサポートを受けられるかどうかも重要です。取引先に請求書を送ろうとしたタイミングでシステムに不具合が発生すれば、業務に支障が出てしまいます。このような万が一の場合にもすぐに対応してくれるどうか、ベンダーのサポート体制を確認しましょう。特に土日祝日に営業している企業であれば、ベンダー側のサポート受付の時間帯はよく確認しなければなりません。
そもそも請求書発行システムとは
ここからは、改めて請求書発行システムとは何なのか解説します。
請求書の作成・送付をオンラインで行うシステム
基本的に請求書発行システムは会計システムや販売管理システムなどと連携し、請求書を作成して発行できるシステムです。近年ではクラウド型のシステムが増えているため、請求書の作成から送付までの一連の流れを全てオンライン上で行えます。また、請求書だけでなく納品書や明細書などさまざまな帳票を発行できるものもあります。
エクセルよりも安全かつ効率的
請求書の発行数が少ないなら、エクセルで請求書を作成してPDF化した請求書をメールで送信することは可能です。しかし、発行数が多い場合は工数がかかってしまいます。請求書発行システムの中には、請求書の自動作成や自動配信が可能な製品があるので、それを利用したほうが効率的でしょう。
また、エクセルで作った電子請求書をメールで送信する場合、手作業で行えば誤送信などのミスも出てきてしまいます。自動配信機能が搭載された請求書発行システムを導入すれば、そういったミスの心配はありません。
請求書発行システムの基本機能
請求書発行システムには複数の機能が搭載されています。どのシステムにも共通している基本機能を把握しておけば、システムを比較した際にシステム独自の機能を見つけやすくなるでしょう。
ここからは請求書発行システムの基本機能について説明していきます。
機能1:請求書の作成機能
システム上で請求書を作成する機能は、大半の請求書発行システムに搭載されています。クラウド型のシステムであればオンライン上で作成ができます。
テンプレートを使って請求書を作成するシステムや、フォーマットのカスタマイズに対応したシステムが一般的です。必要事項を枠内に入力するだけなので効率的でしょう。
機能2:郵送代行機能
請求書発行システムの中には郵送代行サービスもあります。請求書の電子化は進んでいますが、紙で管理している企業も少なくありません。このような場合に、郵送代行機能を使えば、取引先のニーズに応えられるうえ、請求書の印刷や封入、発送までの業務を全て任せることができます。
機能3:会計ソフトとのデータ連携機能
請求書を作成するにあたり、会計データや取引先のデータなどが必要になります。そこで、会計ソフトやCRMなどと連携できる請求書発行システムも増えてきました。外部システムに蓄積されたデータを請求書発行システムに取り込めば、そのデータが請求書に自動で反映され、請求書作成がスピーディーになります。また、既存のシステムからCSV形式で必要なデータを取り出し、請求書発行システムにインポートすることも可能です。
請求書発行システムのメリット
ここからは請求書発行システムのメリットを説明していきます。
メリット1:オンラインで完結できるのでコストが削減できる
請求書発行システムを使い、オンライン上で請求業務を行うとペーパーレスになり、大幅にコスト削減ができます。紙の請求書であれば、紙代やインク代、封筒代、送料が発生していましたが、請求書発行システムならオンラインで業務が完結するので、そうしたコストはかかりません。
メリット2:請求書発行プロセスが簡略化し業務効率があがる
会計ソフトなどと連携できる請求書発行システムを使えば、手間がかかる請求書の作成業務を効率化できます。また、配信予約機能が搭載されたシステムなら、自動で請求書の送付が可能です。これにより、請求業務にかかる工数が減り、業務効率は上がるでしょう。
メリット3:請求書データの一元管理によりセキュリティが高まる
請求書データはシステム内で一元管理され、データの閲覧や編集権限は細かく設定できます。そのため、データの不正な持ち出しを防げます。また、請求書発行システムには通信の暗号化などの基本的なセキュリティ対策が施されているので、エクセルで管理するよりも安心でしょう。
自社に合った請求書発行システムを導入しましょう
こ今まで手作業で請求書を発行していた場合、請求書発行システムを使えば大幅に業務効率が上がり、コスト削減も可能でしょう。しかし、請求書発行システムによって搭載機能が少々異なるので、よく比較したうえで導入してください。自社に合った請求書発行システムを見つけて業務改善を行いましょう。