ABテストツール

充実のテスト・エディタ・連携機能！ページの最適解を探る Google Optimize

無料で使える中小企業向けのGoogle Optimizeと、大企業向けの有料製品Google Optimize 360が提供されています。Googleアナリティクスなど、Googleが提供するほかのサービスとの連携性が特徴で、A／Bテスト以外にもサイト改善に役立つテスト機能を豊富に備えています。

【Googleアナリティクスとの連携】
A／Bテストでは、複数の施策を実施して効果測定をし、どの施策がもっとも有効であったかを判別します。したがって、効果測定を行う機能が必要になります。Google OptimizeはGoogleアナリティクスと連携し、アナリティクス側で情報を収集しながらA／Bテストを実施することが可能です。問題点をアナリティクスで速やかに発見し、そのデータに基づいて改善を繰り返すことで、魅力的なWebサイトを構築できます。

【ビジュアルエディタによる簡単編集】
ビジュアルエディタが用意されており、Webサイトを見たままに編集できます。編集した結果、サイトの質はどう変化したのか、アナリティクスのデータに基づいて分析可能です。

【特定のユーザーに絞った施策】
セグメントに対象を絞ることで、高度なパーソナライゼーションを施した顧客体験を提供できます。また、Google Optimize 360ではアナリティクスに登録されたユーザーリストにカスタマイズした顧客体験を提供可能です。

【導入が簡単】
基本的にGoogleアナリティクスを基に設計されているため、導入時もアナリティクスの既存コードへ1行追加するだけで事足ります。

【テスト】
◇A/B テスト・A/B/n テスト
1つのウェブサイトに対して複数パターンのテストを実施し、その効果を検証する機能です。
◇多変量テスト
ページ上にある複数の要素に対してテストを実施する機能です。Google Optimize 360を利用すると、より多くの要素を組み合わせられるようになります。
◇リダイレクトテスト
別名スプリットURLテストとも呼ばれるテスト機能です。A／Bテストの一種であり、別々のWebページを比較できます。ページの要素ではなくURL単位で効果が測定されるため、新規のランディングページを作成したい場合などに役立ちます。
◇パーソナライゼーション
ユーザーごとに顧客体験を最適化する機能です。テストを通じて最適化を図れるほか、最初から最適化したページを作ることもできます。

【エディタ】
◇WYSIWYGエディタ
見た目どおりに編集できるエディタ機能です。クリック操作だけで簡単にページを編集し、さまざまなパターンを作成できます。
◇診断
テスト前にビジュアルエディタによる診断が行われます。問題が潜んでいる可能性がある点を指摘することで、適正なテストの実施を支援します。
◇レスポンシブビジュアルエディタ
デバイスのサイズを問わずページを構築できる機能です。必要に応じて画面のサイズを切り替えることで、スマートフォンやタブレットなどのサイズでも適切に表示されるか確認できます。

【テスト管理】
◇アクティビティログ
サイトの変更履歴を時系列で保存する機能です。変更が施された日時やそれを行ったユーザーを確認できます。
◇プレビュー
テスト前に、作成したパターンがどのように表示されるのか確認する機能です。

【連携】
◇アナリティクス
サイトの改善点を特定したり、ビジネスの目標にあわせてテスト結果を分析したりできます。
◇Google広告
Google広告のキャンペーンやキーワードに合わせてランディングページを作成し、テストできます。
◇Google BigQuery
これはデータ分析プラットフォームです。より大規模かつ高度なデータ分析を行いたい場合に役立ちます。