ACT-MBB 工事原価管理テンプレートは、工事状況を管理するために必要な受注、実行予算、調達、在庫、売上などの幅広い範囲をカバーしております。
また、工事原価管理を精緻に行い、蓄積された情報を分析しさらなるコストダウンを実現するための機能を特徴としております。
工事原価管理の業についてはパッケージなどが適用しずらい業務分野であるため、標準でも一連の『引合から竣工まで』の業務に対応する機能を有していますが、お客様独特の業務の特長を活かしつつ、基幹システムとして求められる機能を柔軟にアドオンでする事を製品の最大コンセプトとしました。
特に建設・設備工事業様の業務範囲を広範囲でカバーできる製品です。
特徴(ソリューション、機能)
【ソリューション】
●テンプレート型ソリューション
標準テンプレートだけでも、マスタ設定のみで稼働させることができますが、
お客様特有の業務についても、業務特性に応じたテンプレートをベースに開発する
ことにより、高品質・短納期・低コストでの基幹システム構築を実現。
●建設・設備工事業モデル
数多くの弊社のコンサル・開発実績に裏付けされた”建設・設備工事業モデル”
として標準機能を構成・実装。
●操作性
完全Web型でありながら、操作性に富んだユーザーインターフェースを実現。
●Fit率
建設・設備工事業モデルに特化しているため、高い割合で、ご要件に対し標準機能で対応。
●開発支援ツール
業務テンプレートや豊富なシステム部品群を備えたシステム統合・開発基盤。
【機能】
工事原価管理のシステム化において求められるポイントを下記4点と捉え、それぞれの点において、これまでの建設・設備業様におけるシステム構築経験を生かした、特徴的な機能を用意しています。
●工事(プロジェクト)の引合~完成までの工事情報を一元管理
●『工事グループ』による複数工事を束ねた“収支の見える化”
●建設業法・下請法対応
●お客様の業態に合わせた柔軟な対応が可能な“テンプレート型”ソリューション
※下図は、工事原価管理に該当する主要機能を抜粋したものです。
特徴的な機能
●複数工事を束ねた『工事グループ』により“収支の見える化”を実現
同一得意先や同一案件で発生する複数の工事(プロジェクト)の紐付け管理が可能になり、複数の工事(プロジェクト)を束ねた単位での受注/予算/実績(原価)の『見える化』を実現します。
→案件単位での受注・予算・発注・実績の対比が実現でき、精緻な収支分析が可能になります。
●工事施工+販売(物販)の業態にも対応
受発注・在庫管理と工事契約に関わる在庫調達が連動することで、建設・設備工事などの業態に幅広く適応できます。
また、工事原価と会計との連動により原価情報の一元管理が可能です。
●見積・積算(オプション)
見積・積算の詳細データを入力し、複数バージョンの客出見積書を作成可能。又、複数バージョン作成された見積から、採用見積をもとにして実行予算の作成が可能です。
工事の開始~竣工まで一貫した詳細レベルの原価管理・把握が可能。工事利益悪化のポイントを予測し、対策を打つことが可能になります。