OPROARTSとは
oproartsは20年以上もの歴史を誇る帳票エンジンです。2000年にWeb帳票ツールとして登場して以来、ユーザー企業のニーズに応え、その魅力を磨いてきました。
クラウド型サービスとして提供され、帳票の電子化からその活用、出力、さらには既存書類の上位システムへの格納や後続サービスへの連携など、帳票に関する業務を幅広く支えます。
OPROARTSの強み
OPROARTSは以下の特長を持ちます。
■自由設計
帳票テンプレートはユーザーが自ら作成可能。白紙の状態から構築できるのはもちろん、既存の紙の帳票を取り込んでテンプレート化することもできます。見積書や請求書と言った一般ていな帳票類については、標準テンプレートがシステムに搭載されているため、少ないステップで利用を始められます。
■設計依頼も可能
自社で帳票テンプレートを作るのが難しい場合は、ベンダーに作成を依頼できます。グラフを使った複雑なレポートや、写真データの可変が必要な報告書など、作成難易度の高い帳票類についても豊富な納品実績があります。
■拡張性
クラウドサービスだからこその特徴として、さまざまなクラウドサービスと連携が可能です。具体的には、電子契約やクラウドストレージ、AI-OCRなどのシステムと連携できます。連携アダプタが複数用意されているため、開発の必要はありません。
■プライベート環境も利用できる
基本的には、クラウドサービスとしてパブリックな環境で利用することになります。しかし、高度なセキュリティを望む場合は専用のプライベート環境も利用可能です。ユーザー企業のニーズに合わせたカスタマイズが提供されています。
■高いパフォーマンス
月間では最大850万ページ、年間1億ページ以上もの出力実績を持ちます。さらに、処理速度は3,000行のテキスト(698KB)を1ページ当たり0.02秒で出力するなど、高度なパフォーマンスが魅力です。
OPROARTSで解決できる課題
OPROARTSを導入すると、どのような課題を解決できるのでしょうか。例を2つ見てみましょう。
【データの転記に伴う手間を削減したい】
取り扱う書類が多いと、同じデータを複数の書類に記載しなければならないことがあります。そうした書類をすべて同一のシステムで扱っているのならば良いですが、そうでないのならシステムごとにデータが分断されます。この場合、手作業でデータを転記しなければならないことがあり、非効率なだけでなくミスの原因にもなります。
そこで、OPROARTSにはクラウドサービスとの連携機能が搭載されています。たとえば、Salesforceと連携すれば、そこで管理している顧客情報などを帳票類に反映可能です。
【書類管理の属人化を防ぎたい】
書類の種類が多いと、書類ごとに取扱い方を定め、それを従業員に順守させるのは大変になります。しかし、属人化を放置しておくと、何か問題があった際の原因究明や人材が離職した際などに困ることになるでしょう。
一方、OPROARTSは複数の帳票出力に対応し、必要に応じて書式が異なる帳票を出し分けられます。また、システム上で帳票に写真を添付したり、クラウド環境上で契約などの手続きを行ったりすることも可能です。