クラウドデータのセキュリティはユーザー責任
現在のIT環境では、パブリッククラウドやSaaS、IaaS、PaaSの利用が益々広がっています。しかしクラウドに保管したデータのセキュリティ管理責任は預けた利用者にあります。そのためクラウド利用者は独自に自分のデータを保護する仕組みを導入する必要があり、有効な手段はクラウドに保管した機密データを暗号化することです。
そして、その暗号化鍵の管理が最も重要なセキュリティ要件となります。クラウドで提供されている暗号鍵管理の仕組みでは無く、複数のクラウドの暗号鍵を自社で管理できる統合環境を構築しなければ、本当のセキュリティ環境の構築とは言えません。タレスのCipherTrust Cloud Key Managerは、ハイブリッド環境の統合セキュリティ管理を実現します。
主な機能と利点
●クラウド暗号鍵のライフサイクル管理の自動化
暗号鍵のローテーションを自動実行。IT効率向上とセキュリティを両立。
●HSM(ハードウェアセキュリティモジュール)による暗号鍵の強力な保護
タレスのFIPS認定を受けたHSMによる暗号鍵の生成・管理は、鍵の強力な保護を実現します。
●マルチクラウドをサポート
Amazon Web Services、Microsoft Azure、IBM Cloud、Google Cloud Platform、Salesforceなど、様々な環境をサポートしており、真の統合セキュリティ管理プラットフォームとして利用できます。
●独自鍵管理(BYOK)の実現
暗号化につかう鍵は自社で生成し、BYOK(Bring Your Own Key)を様々なクラウドに適用することが可能です。