統合ログ管理システムの概要
【必要性】
増え続けるログ管理負荷の軽減、ログ管理の属人化の排除、ログの適切な可視化など、ログ管理に関するさまざまな課題を解決します。
あらゆるシステム上、拠点上に点在するログの中から必要なものを漏れなく全て取得し、さらに、フォーマットが異なるログを統合的に扱うには極めて高いノウハウ・経験が必要で、これを独自に構築することは容易ではありません。
それを解決するツールとして登場したのが統合ログ管理システムです。
【どんなログでも管理可能】
多様なログ収集方式/柔軟なログフォーマット定義機能により、ログの分析が自由自在におこなえます。
・ログフォーマット定義ウィーザード機能により、視覚的に定義の作成が可能
・インポート/エクスポート機能により、ログフォーマット定義の更新/追加が可能
・レビュー機能により、ログフォーマット定義の事前検証が可能
【ログの横断検索機能】
異なるシステム/フォーマットのログを統合し、それらを横断的に検索することができます。
IP アドレスやユーザー ID などを指定して横断検索をおこなうことにより、その端末やユーザーが、自社システム環境でどのような活動をおこなったのか、時系列で確認できます。
Log Option の特長
多種多様なログを収集方式にとらわれることなく、統一されたフォーマットで扱うことができます。
それぞれのログは記述形式が異なるため、ツールを用いず人手でおこなおうとすると、ログを読み解く知識と集計するための手間が必要となります。
Log Option は、異なる種類のデータに同一の意味付け(タグ付け)をおこなうことで、ログ形式の違いを吸収して扱うことができます。
つまり、データの羅列にしか過ぎないログを、人間が見て分かる形式に容易に変換して、活用することができます。
【管理面】
・一元管理
・保護機能
・長期・圧縮保管
・セキュリティ強化
・アクセス制限
・PCI DSS / ISMS
【運用面】
・即時アラート
・定期レポート出力
・暗号化
・監視自動化
・ログ容量削減
・検索・分析
System Answer G2 との連携
○System Answer G2 と Log Option を連携することにより、性能情報とログ情報の統合管理が可能となり、障害の予兆
検知や予防保守をおこなうことができます。
○システム障害やセキュリティ事故が発生した場合でも、その影響範囲の把握から原因究明のためのピンポイントでのロ
グ調査までを一貫しておこなうことができるため、可用性と安全性を兼ね備えたシステム運用が可能となります。
○Log Option のレポート機能により、System Answer G2 で検知したアラート分析やレポート出力もおこなうことがで
きます。