matriXagent(マトリックスエージェント)とは
PPAP運用(添付ファイル&パスワード自動同一経路送信)の問題点として、
「暗号化によってウイルススキャンができない」「盗聴耐性が低い」などがあげられます。
なにも対策しないと、通信経路の不安や、誤送信・アカウント窃取による情報漏洩がおこってしまいます。
「matriXagent」は、パスワードをメールで送る運用を脱し、安全で簡単な添付ファイル送信を実現します。
matriXagnet分離サーバーによりファイルを自動的にメールから分離し、
ファイル転送とユーザ認証を担うmatriXagent中継センターを介した暗号化通信で、
添付ファイルの窃取を防ぎ、高い安全性を実現いたします。
matriXagent(マトリックスエージェント)でできること
【脱PPAPの重要ポイント】
・メールでファイルを送信する方が効率的なため、業務効率と安全性を同時に高めることが可能
・メールとファイルの関連を失わない仕組みでの運用が理想的
・自動的にすべてのファイルを安全な経路で送れるようにシステム化し、万全な情報漏洩対策を取る
・悪意のある中間者が入り込む余地を減らし、受信者にもリスクを与えない安全なファイル送信
【matriXagentで実現できること】
●メールで送信
・自動処理で個人の判断に基づかない
・メールとファイルを紐づけて管理
・暗号化経路で安全に
・人的コスト削減
●添付つきメールとして取得も可能
●認証と転送の中継
・マトリックスエージェント中継センターは受信者を識別・認証し、暗号化経路でファイルを安全に送り届ける
・中継センターにファイルを保管せず、受信者からリクエストを受けてから送信者にファイルを要求し、転送
・インターネット上にファイルが長期保存されることも、受信者が直接ストレージにアクセスすることもない
・メールサーバーに手を加えたり、ネットワーク構造を大きく変更する必要がない
matriXagent(マトリックスエージェント)の強み
◆受信者認証
・受信者のみがパスワード設定可能
・受信者自身がパスワードを決定
⇒全くの第三者は登録すら不可能、パスワード共有で漏れることがない
◆ファイル取得
・パスワード+ダウンロードキーで取得
・取得回数制限、期間を設定可能
⇒片方だけではファイル取得できない、受信者アカウントの乗っ取り被害を低減
◆通信
・STARTTLS、HTTPSによる暗号化
⇒通知メール以外は暗号経路で通信、盗聴対策とマルウェア対策が可能
◆データ
・中継センターにはデータを保管しない
・分離サーバー上のファイルも自動消去
⇒二次被害を防止