Job Director の 4 つの特長
~ 高機能ジョブスケジューラー「Job Director」とは? ~
Job Director は、定型業務やバッチ処理の自動運用とスケジュール管理を行うためのジョブ管理ツールです。「運用コスト削減」「ヒューマンエラーの防止」「管理の容易化」「クラウドの活用」という多種多様な課題を低価格かつシンプルに解決できるオールインワンジョブスケジューラーです。
Job Director は、「GUI で業務フローを簡単定義」「柔軟なスケジュール設定」「万全なセキュリティ対策」「ジョブの実行状況を一元監視」といった 4 つの特長があります。
1. GUI で業務フローを簡単定義
■ 業務フローの定義作成は GUI 上で簡単に
直感的に理解できる GUI 上で個々の業務や条件処理を「部品」として配置することにより、それらを関連付けた業務フローを「ジョブネットワーク」として定義可能。
■ 豊富な制御部品
また、ジョブネットワークに配置する制御部品には、条件分岐、並列処理、ジョブネットワーク間の連携など多彩な処理が実現できるものをご用意。これにより業務フローの作成や変更にかかる作業負担を軽減。
2.柔軟なスケジュール設定
■ 業務にあわせたカレンダーを作成可能
業務に合わせて稼働日や休止日を定義したカレンダを作成することが可能。このカレンダーとジョブの実行スケジュールを組み合わせることで、お客様の複雑な運用に合わせたスケジュールを設定できます。
これにより毎月第 5 営業日といった処理サイクルや締日 3 日前などの処理実行開始日時、実行日が休日と重なった際の振替など、柔軟なスケジュール設定が可能。
■ 日本版カレンダー
日本の祝日や休日を設定済みの日本版カレンダーファイルを標準添付。
3. ジョブの実行状況を一元監視
■ 一目でわかるジョブの実行状況
ジョブネットワークごとの稼働日を一覧形式で参照し、そこから編集、スケジュールの組み換え作業が可能。前回の状態や実行予定の状態を一覧で確認することができるため、障害時に前回との比較などが行えるなど、全体状況の把握とジョブの確実な実行をご支援。
■ Web コンソールによるビューアをご用意
Web ブラウザからジョブネットワークの確認や、再実行などの対処が行えるため、メール通報と合わせて、早期発見・早期対処が可能。また WebAPI を利用して、画面をカスタマイズすることも可能なため、必要な情報だけを表示させる独自画面の設定も可能。
4. 万全なセキュリティ対策
■ 柔軟なアクセス権限設定
ジョブネットワークの定義や、実行状況については、細かくアクセス制限が可能。実務に即した設定でご利用いただけます。また、ユーザーの各操作履歴やジョブ実行の履歴を保存可能なため、内部統制等や各種証跡としても活用可能。
■ ジョブ実行環境の可用性向上
ジョブ管理やジョブ実行サーバーをクラスター化することにより、障害時やメンテナンス時にジョブの制御を引き継がせることができ、業務を継続可能。
解決できる課題 1. 運用コスト (導入コストや保守コスト) を削減
ジョブ管理に求められる機能を網羅。また、ジョブ管理に特化することで、低価格の買い切りライセンスでご提供。また、年間保守契約不要のインシデントサポート制度を採用しているため、2 年目以降の保守コストも大幅に削減可能。
解決できる課題 2. バッチ処理だけでなくクラウドサービスや RPA などプラットフォームを跨いでジョブ管理を実現
AWS や Azure、UiPath、BOX は標準で制御部品を用意しているため、スクリプト開発が不要。サービス独自のコマンドに関する知識がなくてもジョブ管理が可能。