Job Directorって?
日々変化し複雑化する業務運用において、至上命令となった「運用コスト削減」「ヒューマンエラーの防止」「管理の容易化」。これらの課題に応えるオールインワンジョブスケジューラーがJob Directorです。
Job DirectorはWindows/Linuxサーバーやオンプレミス/クラウド等、複雑で高度な環境下において、高い信頼性と柔軟な運用を実現するために必要な機能をワンパッケージで提供し、効率的なジョブ運用管理をシンプルに、かつ低価格で実現します。
Job Directorの特長
【GUIで業務フローを簡単定義】
Job Directorでは、GUI上で個別の業務を関連付けてジョブネットワークとして定義し、日々の定型業務を安全かつ確実に運用を行っていただける環境を提供いたします。
実行結果や管理者からの応答をキーとした条件分岐、管理者への各種通知なども簡単にジョブネットワークで定義可能です。
定義したジョブネットワークは、他のジョブネットワーク中のジョブのひとつとして登録することにより、定型業務の手順変更などにも素早く対応いただけます。
【柔軟なスケジュール設定】
■日本版カレンダー
Job Directorには、日本の祝日や休日を設定済みの日本版カレンダーファイルを添付。
毎月第5営業日といった処理サイクル、締日3日前などの処理実行開始日時、実行日が休日と重なった際の振替など、お客様の営業形態やスケジュールにあわせて柔軟なスケジュール設定での運用が可能です。
■月ごとの実行予定一覧
ジョブネットワークごとの稼働日を一覧形式で参照し、そこから編集、スケジュールの組み換え作業を行うことができます。
前回の状態や実行予定の状態を一覧で確認することができるため、障害時に前回との比較などが、行えるなど全体状況の把握とジョブの確実な実行を支援します。
■重要なジョブを優先的に処理
優先度の高いジョブについて、他のジョブの影響により遅延が発生しないようにジョブの優先順位づけが可能です。
これにより仮想環境等での外部からの影響を制限できます。
また、異常終了したジョブやジョブネットワークを様々な方法(異常終了ジョブから、異常終了ジョブの次からなど)で再実行する機能もあるので、優先度の高いジョブの確実な処理が可能です。
【万全のセキュリティ対策】
■アクセス権限
ジョブネットワークの定義や、実行状況については、細かくアクセス制限が可能です。実務に即した設定でご利用頂けます。
■ログ保存機能
ユーザーの各操作履歴やジョブ実行の履歴を保存可能です。内部統制等や各種証跡としてご利用頂けます。
Job Director R15 注目の新機能
【クラウドサービスに対応】
■Amazon Web Service 連携
・EC2(仮想マシン)インスタンス作成、情報取得、起動、停止、スナップショット作成
・S3(ストレージサービス)へのファイルアップロード、ダウンロード
・Cloud Watch(AWS状態監視サービス)の情報取得
■Microsoft Azure 連携
・仮想マシンの起動、再起動、停止、マシンサイズの変更
・Azure クラウドサービスの情報取得
【ウェブサービス連携を強化】
■REST API 対応
・REST APIを通じたウェブサービスの情報取得、情報発信機能を追加
【Webコンソールによるビューアの追加】
■Job Director R15 CL/Web(※)
・Webサービスによる設定情報、現状ステータスの情報提供、Webコンソールから閲覧
・ダッシュボード機能の追加によりジョブ稼働状態を表示
※「Job Director R15 CL/Web」はオプションです。