ストレージ

エンタープライズ向け高機能フラッシュストレージ『FlashBlade』

FlashBladeシリーズは、“Blade”の名前の通りブレードサーバーならぬ「ブレードストレージ」です。
非構造化データの処理に特化したストレージで「データレイク」「AI 基盤」「CDN」「高速リストア」など様々なシーンで活用できます。
容量・性能を個別にスケーリングすることができ、時間の経過と共に継続的な改善が可能になります。

独自のモジュール式ストレージ・アーキテクチャにより、柔軟な利用方法を提供するだけでなく、
電力と設置スペースを削減し、無駄を最小限に抑えます。

■あらゆる要素を圧倒的にシンプルに
効率化を目指すには、障壁となる複雑さを解消しなければなりません。
データに関する昨今のさまざまな課題の解決に向けて、シンプルであることがさらに重要な意味を持ちます。
シンプルなストレージの導入は、頻繁なアップグレードやデータ移行の面倒な作業、
それに伴うサービス停止を回避できることを意味します。
非効率で柔軟性のない従来型ハードウェアとは異なり、構成部品の数の抑制、容易な運用管理、優れた効率性、
サステナビリティ、データ・セキュリティを実現すべく、ゼロベースで設計されています。

■オールフラッシュ
データ・ストレージの効率性を高めるうえで、フラッシュは中心的な役割を果たします。
フラッシュのテクノロジーは、比類のない高速性、耐久性、ポータビリティによって、
かつてのストレージ市場に変革をもたらしています。
オールフラッシュのデータ・ストレージ・ソリューションはいま、従来型のストレージ・ソリューションとほぼ同等のコストで
導入できるようになっており、同時に、大幅な省電力・省スペース化を可能にします。

■サービスとしてのストレージ
ストレージをサービスとして提供するストレージ・アズ・ア・サービス(STaaS)を利用することで、
データの価値を引き出し、柔軟性、効率性、俊敏性を高め、コストを削減できます。
しかも、管理の手間がほとんどかかりません。
保守やアップグレード、問題解決をはじめ、以前なら夜勤や残業で対応していた面倒な作業も、今後は自動化。
IT担当者の週末が戻ってきます。

■データ保護機能を標準装備
ランサムウェア攻撃によって業務停止を余儀なくされる事態や多額の身代金を支払うような事態は、避けなければなりません。
圧倒的にシンプルなストレージによるソリューションは、複雑さを伴わずに、今求められるデータ保護を確実に実現します。

【FlashBladeファミリーの新製品「FlashBlade//E」】
「FlashBlade//E」は、容量の密度を最優先にしています。
容量(＝GB単価)を重視するため、HW構成が以下のとおりに固定されています。
●シャーシx2/x3/x4の3パターン
●シャーシあたりブレードx10構成のみ
●ブレードあたり48.2 TB QLC DFMx4構成のみ
※2023年5月時点の制限事項
また、容量密度を極めるほどGB単価を下げることが可能になり、TCO削減効果にも直結しています。

ESG(環境・社会・ガバナンス)をはじめとする環境問題への意識とプレッシャーの高まりはもちろんですが、
最近では特に電気代の高騰に頭を悩ませるケースが多くなっています。
このHW構成の固定と容量密度の追求のトレードオフとして最小構成は物理容量3,856TB(実効容量2,634TB)となるが、
その結果としてオールフラッシュでありながらGB単価0.20ドルを実現しています。
2,634TBを僅か4,200W/12Uで保存が可能になります。