IM-DMPとは
生活情報サイトやQ&Aサイトなど、提携されたメディアから月間約4.7億ユニークブラウザ分のサイト訪問者情報が集積されたパブリックDMPです。
膨大な3rdパーティデータを活用することで、自社の力だけではリーチできない、未知の顧客に対してアプローチできるようになります。
この膨大な量のユニークブラウザ情報は、日本のインターネット利用者の約90%をカバーします。IM-DMPにアクセスすれば、自社で収集することなくこれらのデータを活用できるのです。
集積されたデータには、メディアやアンケート結果のほか、広告活用データやオフラインデータ、ジオデータといったさまざまな種類が含まれます。自社サイトの改善やCRMの活用、広告配信の効率化など、データドリブンな施策に活用できます。
IM-DMPの強み
【豊富なデータリソース】
ベンダーの株式会社インティメート・マージャーが提携するインターネットリサーチ会社により、インターネットユーザーの年齢や職業といったデータが提供されます。また、IPアドレスからアクセス元の都道府県、企業情報といった通信環境データも取得できます。さらに、ユーザーが閲覧していたページに基づき、興味関心といった心理的要素も解析可能です。
【柔軟なセグメンテーション】
性別や年齢といったセグメントが、事前にパッケージ化されて提供されます。これを使えば属性に基づいてユーザーをグループ分けし、各グループに適したアプローチを実施できます。また、事前にパッケージ化されているセグメント以外にも、カスタマイズで独自のセグメントを設定可能。IM-DMPから提供される3rdパーティデータに自社が保有する情報を加えた、高度なセグメントにも対応しています。
【複数のアクションチャネルに対応】
取得したデータや設定したセグメントは、Web広告配信に活用できます。たとえば、ランディングページ最適化ツール(LPO)と連携すれば、初めて訪問したユーザーに対してもパーソナライズドされたコンテンツを表示できます。また、データの一部分はオフラインデータと紐づけることもでき、電話やDMを使う法人営業に役立てられます。
IM-DMPで解決できる課題
【Web広告の費用対効果を上げたい】
Web広告はクリックされるたびにコストが発生します。つまり、見込み度の高いユーザーにクリックしてもらえる一方で、購買意欲の低いユーザーにはあまりクリックされないのが理想的なWeb広告です。そこで、IM-DMPでは見込み客ではないことが明確なユーザーはフィルタリングで除外し、コストパフォーマンスを高めます。
【ブランディング広告を評価したい】
自社のブランディング広告がどれほどその役割を果たせているかは、多くの企業にとって大きな関心事でしょう。IM-DMPはアンケートパネルと連携し、定量的な評価が困難な理解度や認知度を、広告目的に合わせた指標で調査・提供します。
【詳細なアクセス解析を実施したい】
アクセス解析ツールの中は、無料で使える製品も少なくありません。しかし、基本的な機能だけではサイト訪問者の特徴を十分に把握できないことがあります。IM-DMPでは、蓄積された3rdパーティデータによって不十分な情報を保管し、より高精度なアクセス解析を実現します。