Findability Platformとは
AIを活用してビッグデータの価値を高め、ビジネス課題を解決するためのプラットフォームです。予測プロセスの自動化を筆頭に、非構造化データの分析やデータ統合など、多様なソリューションを提供します。ツールとしてのFindability Platform®のみが提供されるLicense Modelプランと、ベンダーのデータサイエンティストによりデータの準備・運用をサービスを受けられるFull Service Modelプランが用意されています。
Findability Platformでできること
【FP-Predict+™】
時系列予測・分類予測機能を提供するソリューションです。日ごとの数量を予測したり、顧客ごとに購入の確度を予測したりします。
【FP-Cognition™】
WebニュースやSNSでの投稿内容といった非構造化データを、構造化データとして取り込むことで、データの活用性を大幅に高めるソリューションです。例えば、SNSで投稿された口コミが、ポジティブなのか、ネガティブなのかをアルゴリズムに基づいてスコアリングします。また、Web上のニュースを大量に取り込むことで、記事と高い関連性を持つ場所や時間、個人、企業などをスコア化できます。
【FP-Bigdata™】
ユーザー企業のサーバやパソコン、紙媒体、そのほかのメディアに保存されたデータを統合するソリューションです。外部のデータも含めて一元化することで活用性を向上させます。
Findability Platformで解決できる課題
【購買予測】
見込み客の中から、購入確度の高い顧客を絞り込めるかどうかで、営業活動の生産性は大幅に左右されます。しかし、勘と経験に頼って顧客を分類していては、属人化が進むばかりです。Findability Platformを活用すれば、誰が購入してくれそうなのか、会員情報や商品情報などのデータに基づいて優先順位をつけられます。マーケティングコストの削減とROIの向上が実現します。
【数量予測】
在庫が不足すると、貴重な販売機会を逃すことになります。一方、過剰であれば消費期限切れや経年劣化によって在庫の価値が損なわれるほか、キャッシュフロー停滞の原因となりかねません。そこで、過不足のない適正在庫を実現するうえでもFindability Platformが役立ちます。商品情報や販売実績、値引き情報、顧客情報などのデータに基づき、高精度な売れ行き予測を行います。店舗ごとに必要な在庫数や生産数を明らかにすることで、地に足の着いた販売計画を立てられるようになります。
【スコア予測】
顧客満足度の調査は、サービス品質改善の足掛かりとなります。しかし、顧客が進んで顧客満足度調査に応じてくれるとは限りません。ごく限られた意欲的な人からしか意見を集められないのでは、正確な顧客満足度の把握は困難です。Findability Platformでは、利用者の属性情報や購買履歴、契約内容などに基づいて、顧客満足度を予測します。算出されたスコアに応じて、パーソナライズしたマーケティング施策を実施できるようになります。
【価格予測】
先物商品取引でもFindability Platformは力を発揮します。予測ツールを用いて人力で行うと、コストがかかる割に優れているとは言えない予測精度に、頭を悩まされることがあります。また、一度作った予測モデルが市場の変遷に伴って通用しなくなり、予測精度が低下していくのも問題となりがちです。そこでFindability Platformを活用すれば、為替レートや他先物商品の取引価格などに基づいて、高精度な予測結果が提供されます。収支の大幅な改善を狙うことが可能です。