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アプリケーション仮想化をわかりやすく解説します

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2019年11月28日 最終更新
アプリケーション仮想化をわかりやすく解説します

2014年4月にWindowsXPのサポート期限が終了しました。これは、OSをアップデートしないとウイルス対策、不正アクセス対策ができないことを意味します。このように、OSやアプリケーションのバージョンアップは絶えず行われており、そのつど新しいバージョンへ切り替えなければなりません。

しかし、社員の誰か一人でもアップデートを怠っていると、その個人を狙った攻撃を受ける可能性があります。そんなことを言われても、社員全員のパソコンを管理するのは困難です。そこで登場するのがこのアプリケーション仮想化。どのようなことができるのでしょうか。

アプリケーション仮想化とは

アプリケーション仮想化とは、ユーザーが使用するアプリケーションを、ユーザーのパソコン上ではなくサーバ側で保管・配布するシステムです。ユーザー個々のパソコンにアプリケーションをダウンロードして使うのではなく、サーバ上にある1つのアプリケーションをユーザー全員で共有しているようなイメージです。

似たような概念でデスクトップ仮想化というものもあります。デスクトップ仮想化はパソコンのデスクトップ自体をサーバ側に集約して使うシステムですが、それがアプリケーション単位で行うことができるのがアプリケーション仮想化です。

アプリケーション仮想化には、2つの方法があります。

サーバベースドコンピューティング(SBC)
アプリケーションがサーバ側で実行されるしくみ。ユーザーのパソコンに送受信されるのは「キーボードやマウスの操作信号」と「ディスプレイ表示に必要な画面イメージ」のみ。
アプリケーションストリーミング
アプリケーションを単独で実行できるパッケージにして、ユーザーのパソコンに配布するしくみ。OSから独立した形でアプリケーションを起動できる。

アプリケーション仮想化ができた背景

通常、アプリケーションを起動すると、アプリケーションに必要なファイルやレジストリをOSが読み込んで画面を表示します。アプリケーションを仮想化すると、ファイルやレジストリがサーバ上の仮想アプリケーションとセットになっているので、OSとアプリケーションを切り離した形で起動させることができます。

そもそも、なぜOSとアプリケーションを切り離した方がよいのでしょうか。

冒頭で述べた、WindowsXPのサポート期限が終了した話を思い出してください。セキュリティが脆弱になるので、アップデートが必要になります。しかし、独自に開発して使用していたWebアプリケーションが新しいOSに対応していないということが起こります。したがって、そのアプリケーションを新しいOSに対応するように改修するか、全く新しいアプリケーションに移行するかのどちらかになります。

しかし、自社で開発したアプリケーションの改修には、場合によっては数百万、数千万のコストがかかります。また、全く新しいアプリケーションに移行するとなると、データの移行時間やユーザー教育のコストがかさむことがあります。アプリケーションを使い続けるために、特定の業務用として一部のパソコンをWindowsXPのまま使用を継続しているケースもあります。

アプリケーションを仮想化することによって、OSのバージョンに左右されることなくアプリケーションを使用することができます。したがって、企業のシステムを継続させるために非常に役に立つものなのです。

アプリケーション仮想化のメリット

OSとアプリケーションを切り離すことで、アプリケーションの継続性が保たれることが1つのメリットです。他にどのようなメリットがあるのでしょうか。

アプリケーションをサーバ側で一括管理できる

通常、アプリケーションのアップデートはユーザー個々人に任せられます。誰か一人でもアップデートを行っていないと、その脆弱性をついた攻撃を受けることがあります(一瞬の隙を狙った攻撃なので、ゼロデイ攻撃と呼ばれています)。アプリケーションを仮想化すると、アプリケーションのダウンロードからアップデートをサーバ側で管理できるので、パソコンの管理が容易になります。

セキュリティ面に優れている

アプリケーションはサーバ側で動いているので、ユーザー個人の端末にデータが残らないのが特徴です。社内のデータを個人で管理することがなくなるので、情報漏えいの危険性が低下します。

他の端末からアプリケーションを使用できる

ユーザー個人の端末にデータが残らないことにより、リモートワークの可能性が広がります。個人のスマートフォンやタブレットから社内のデータを参照できるので、いつでもどこでも仕事ができる環境を作ることができます。

まとめ

アプリケーション仮想化では、継続的なアプリケーション使用と、アプリケーションの一括管理ができます。また、個人の端末から社内のアプリケーションにアクセスができるので、震災時に社内のサービスが停止することを防ぎます。東日本大震災の時に、この仮想化が着目されました。

セキュリティ対策のための1つの手段としても、アプリケーション仮想化を考えてみましょう。

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