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「CAD」で設計作業の生産性を向上

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2019年11月28日 最終更新
「CAD」で設計作業の生産性を向上

古くからコンピュータが現場の生産性を向上し、業界の進化を牽引してきた分野があります。その代表的なものがCADによる設計支援です。CADは工業や土木・建築の分野でコンピュータを活用して設計を支援するシステムです。

デジタル化により、図面データの共有、修正や編集作業の効率化、後工程への正確なデータ提供などが可能。製品の品質向上やコスト削減に貢献します。ここではCADの概要とメリット/デメリットを紹介します。

設計作業を支援する「CAD」

CADとは「Computer Aided Design」の略で、設計作業をコンピュータで電子化するものです。手で書いていた図面をデジタル化することで、一連の工程を効率化でき、現場の生産性の向上やコスト削減を可能にします。

CADは1960年代、米国で航空機の設計に使われていますが、このころは大型の汎用機でした。とても通常の企業が導入できる製品ではありませんでした。それが1980年代にエンジアリングワークステーション上で稼働するようになり、多くの設計現場で採用されるようになります。さらにパソコンでも使えるようになって、設計業務のデジタル化が一気に進みました。

CADは製造工程をデジタル化するCAD/CAM/CAEの一部となります。

  • ●CAD(Computer Aided Design):コンピュータを利用して設計・製図
  • ●CAM(Computer Aided Manufacturing):CADデータを基に工作機械で製品を加工
  • ●CAE(Computer Aided Engineering):CADのデータに基づいて解析・シミュレーション

CAD導入のメリットは多彩

CAD導入のメリットは大変多くあります。その代表的なものを紹介します。

メリット1.データ共有 -共同作業を支援

まずはデジタル化による図面データの共有です。これまでは紙図面であったため、持ち運びに物理的な制限がありました。大勢の人間で見ることも困難でした。

しかし、CADはビューワがあれば誰でも確認できます。これは社内での作業分担はもちろん、社外との共同作業でも威力を発揮します。得意先から提供されたデータを使って設計業務にとりかかることができます。社外の協力会社にもデータを展開し、プロジェクト業務を効率化できます。

メリット2.修正や編集作業の効率化 -リードタイムの短縮

手作業の時代、図面の修正は消しゴムで消したり書き直したりする作業がひどく面倒でした。しかし、CADはデジタルデータですから、いったん作成したら、修正が容易です。

新製品はまったくの新規開発よりも、バージョンアップやシリーズ強化などが多いものです。その際に、新規に書き起こすことなく、既存データを流用して、類似製品をスピーディに設計できるようになります。

部品の使い回しも設計作業の効率化に貢献します。過去に自社で作成した部品のみならず、他社の部品、一般に公開されている部品データを利用できて便利です。

メリット3.後工程への正確なデータ提供 -手戻りの削減

製造工程は設計のみならず、加工、解析・シミュレーション、製造へと続きます。設計をCADでデジタル化することで、これら後工程へデータを受け渡すことが容易となります。

また、人間系の作業では、どうしても単純ミスが発生してしまいます。計算ミスから寸法を間違え、解析の段階で発見されることもあります。しかしCADはコンピュータの持つ寸法を記入したり、計算したりするので間違いの余地がありません。CADを導入することで、手戻りを大幅に削減することができます。

メリット4.スキルの標準化 -ノウハウの蓄積

手書きの図面では、個人の癖がどうしても現れてきます。作図の品質やスピードも個人のスキルに左右されます。しかし、CADでは一定のルール化がなされ、設計業務を標準化することができます。 ノウハウを個人ではなく企業に蓄積することができます。

メリット5.コスト削減と品質の向上

以上から結果的にコスト削減と製品の品質向上が可能となります。
戦略的な製品の開発に貢献でき、企業の競争力強化になります。

CAD導入で注意すべきポイント

CADはメリットばかりではありません。CADならではの注意すべきポイントもあります。

ポイント1.投資コストの増大

コスト削減とはいいましたが、それなりの投資も必要です。CADを導入するにはパソコンやソフトウェア、プリンターなどの初期投資がかかるうえ、メンテナンス費用が必要です。さらにソフトウェアは数年ごとにバージョンアップされます。これを覚悟しなければなりません。

ポイント2.ソフトウェアの互換性

デジタル化によりデータを共有できるとはいいましたが、これはソフトウェアによります。得意先や協力会社と使っているソフトウェアが異なると、共同作業は困難になります。ソフトウェアの選択には注意が必要です。

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