この製品のいい点
エンジニアでこの製品を知らない人はいないと思います。(githubではなく、CLIツールのgitの魅力とかぶる部分も記述していますが、gitとgithubはもはや不可分な関係で、ここで両者を分けて論じる必要もないかと思いますので、ご了承ください。)
ソースコードを、commitという、一種のセーブポイントごとに閲覧できるツールです。ブランチを切って、大元のコードを汚すことなく自身の開発ができるため、チーム開発になくてはならない製品です。
ソースコードへの変更は、元のコードと比べて差分のみ表示してくれるため、不必要な大元のコードの改変も防止できます。ちょっとここでは語り尽くせないくらい、いろんな機能が盛り込まれています。
GitHubの改善してほしい点
この製品がなかった時代のエンジニアには、学習コストが少し高いようです。私の還暦近い上司も、しばらくブランチを切るということをせず、ひたすらmasterブランチのみにpushし続けていたほど…。誤ったpushをしてしまったときの切り戻し方もちょっと複雑で、初心者の頃は(というか今だに)、冷や汗が出てしまいます。
システムの不具合がありましたか?
一度だけ、世界規模で起きたgithubのサーバーダウン?のような事象に遭遇しました。詳しくは、いろんな方がtwitterなどに過去の障害情報を載せてくれています。
GitHub導入で得られた効果・メリット
ソースコードを差分で管理する、ブランチを切って互いに極力干渉しあわないように開発ができる、というこの製品の魅力(厳密にはgithubではなくgitの魅力かもですが)は、クセになります。私は駆け出しのエンジニアですが、githubの「差分で管理する」「必要な部分だけ書き換える」という思想は、本製品の使い方に限らず、エンジニアとしてのイロハを教えてくれました。
プライベートでも積極的に使ってますし、ソースコード以外でも、例えば小説の執筆なんかでも使えそうだなと思ったりしています(先週書いた文章のほうがいい感じだったけど、今となっては記録が残っていない、みたいなことは作文をしているとよくあると思います..)
git単体だけでは、ビジュアル面で使いにくさは否めませんが、githubがビジュアル面を補い、gitの今の普及を後押ししていると思います。
検討者にオススメするポイント
エンジニアでなくとも、例えばGoogleAppScriptなどで簡単な自動化を試みている方は、ソースコード管理の手段として導入してみて、損はないかと思います。(claspというツールを併用すると便利です。)
サービス利用状況
この製品、サービスの利用期間をお選びください
1年以上 ~ 3年未満
他製品・サービスからの乗り換えですか?
分からない