楽々Framework3の基本コンセプト
■部品組み立て型開発
楽々Framework3は、主要な部品として画面の表示と遷移、データ項目、ロジックを部品化しており、これらの部品を組み合わせて開発する部品組み立て型の開発環境を提供します。
プログラムパターン:画面遷移と処理機能を実装したプログラム部品。
項目オブジェクト :データ項目ごとの部品。データ構造をもとに自動生成される。
アクション部品 :ビジネスロジックを定義するための部品。
どの部品を使用するかはプログラム設定ツール「RakStudio(ラックスタジオ)」を利用します。 ※「RakStudio」は開発サーバ上で稼働し、操作はすべてブラウザ画面上で行いますので、開発端末側に特別なアプリケーションをインストールする必要はありません。ブラウザからの操作のみで完成します。
部品組み立て型開発は、仕様変更が発生した際の対応が簡単であることが強みです。 例えば既存のプログラムに対し、データの検索機能だけ残して変更や削除ができないようにする場合は、「RakStudio」で『データ変更』や『データ削除』の画面の表示と遷移をまとめた部品の指定を消去するだけで済みます。
データ項目の属性を変更する場合は、対象となるデータに関するデータ項目を変更するだけで済みます。
つまりいずれの場合も、仕様変更となる箇所を局所的に修正するだけで簡単に対応できるだけでなく、プログラム全体の再生成などの面倒な作業も不要です。このためプログラム修正時の品質と生産性を大幅に向上させることが可能です。
充実した機能とえらべる環境
「RakStudio」を利用した画面設定のみで、リッチクライアントなみの操作性を持った画面やデータの分析で利用できるBI系の画面、さらには楽々WorkflowII(弊社ワークフロー製品)と連携し、ワークフローを組み込むといったことも簡単に実現できます。
また、セキュリティ要件などシステムに必要な非機能要件も充実しており、高機能なシステムを開発できます。
構築したシステムは、PC、スマートフォンやタブレットまで、トータルに対応します。 アクセス元の端末を自動判別し最適な画面を表示します。
Internet Explorer, Firefox, Google Chrome, Android標準ブラウザ、Mobile Safariなどのさまざまなブラウザに対応します。Windowsはもちろん、Mac OSにも対応しています。
あんしんサポート
楽々Frameworkをリリースして以来、20年以上、4,000ライセンス以上の実績を誇ります。純国産のツールであり、開発チームと一体となって迅速に対応しています。サポートメニューとしては、無料セミナー/講習会や有料講習会に加えて、インターネットからご利用いただくサポートサイト、直接お伺いしてのオンサイトサポート、さらに楽々Framework3ご利用各社の交流会の運営など充実のサポートメニューを用意しております。
長期にわたりご利用いただけるよう、保守契約をいただければバージョンアップモジュールは無償で提供し、バージョンアップ時の互換性を維持できる仕組みになっています。また、お客様の環境構成に合わせて動作確認を実施していますので、環境の変化にも安心です。