次世代ファイアウォール(NGFW)とは
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーの次世代ファイアウォール(NGFW)は、アプライアンス型のファイアウォール製品です。複合的なセキュリティ機能と高いパフォーマンスを魅力とします。
次世代ファイアウォール(NGFW)の強み
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーの次世代ファイアウォール(NGFW)には次の特長があります。
◇マルウェアとアプリケーション層への攻撃を重視
次世代ファイアウォール(NGFW)は、世界有数の強力なインテリジェンス共有クラウド サービスThreatCloudから、60以上ものサービスを利用。いくつものサービスを組み合わせることで誕生した複合的なセキュリティ体制は、多様化する脅威にシームレスに対応。ネットワークセキュリティの総合力を高め、既知・未知問わずサイバー攻撃を防ぎます。
◇ガートナー社によってリーダーに選出
IT分野における調査会社であるガートナー社は、2019年に次世代ファイアウォール(NGFW)をリーダーに選出しました。次の点が高く評価されています。
・脅威への対策技術が最先端
高度なランサムウェア対策に加え、隔離環境におけるプログラムの挙動検査により、未知の攻撃にも対応しています。
・網羅的なセキュリティ体制
次世代ファイアウォールだけでなく、インターネット、VDSL、および4G / LTEインターフェイスをサポートするUTMモデルを含むことで、隙のないセキュリティを実現しています。
・あらゆる環境に対応
ネットワークはもちろん、クラウド環境やモバイル端末のエンドポイントにも対応。きめ細やかなデータ漏えい防止機能により、WebやFTP、Eメールなどで送信されるデータをサポートします。
・高品質なセキュリティ管理機能
あらゆるネットワークやクラウド環境を網羅した一元的な管理機能を搭載しています。複雑な管理を簡単にし、能率的なセキュリティ運用を実現します。
次世代ファイアウォール(NGFW)でできること
次世代ファイアウォール(NGFW)には豊富なラインナップが用意されています。その中で「QuantumSpark」について機能を紹介します。
◇セキュリティ機能
ファイアウォールを筆頭に、アンチウイルスやアンチスパム、SandBlast脅威エミュレーションといったさまざまな機能がオールインワンで備わっています。SandBlast脅威エミュレーションでは隔離的な環境で対象のプログラムの挙動を調べることで、未知の脅威を検出できます。
◇簡単に導入
すぐに導入できるのもQuantumSparkの魅力です。プラグをアプライアンス機器に差し込み、電源を入れるだけで完了します。専門の技術者は必要ありません。
◇シンプルな管理画面
WebUIで扱える管理画面は、シンプルなデザインで直感的に操作できます。自社のゲートウェイで生じたセキュリティのイベントを単一の画面で俯瞰的に把握できるため、管理の負担は最小限で済みます。
◇モバイルアプリによる管理
Android端末、iOS端末に対応したスマートフォンアプリが提供されています。ネットワーク上の状況をリアルタイムに把握可能です。