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3D CADソフトを利用するメリットやデメリット・注意点は?

2023年01月17日 最終更新

3D CADソフトの製品一覧
3D CADソフトを利用するメリットやデメリット・注意点は?

3D CADソフトには、どのようなメリットがあるのでしょうか。利点が多いのであれば、使ってみたいと考えていませんか。 この記事では、3D CADソフトを利用するメリットを解説します。さらにデメリットと注意点も紹介するため、導入の参考にしてください。

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目次

    3D CADソフトを利用するメリット

    2D CADソフトと比べた、3D CADソフトのメリットを解説します。

    図面を視覚的に理解できる

    3D CADソフトで作成された図面は、立体視ができます。2Dの平面図と比べると、見る側の空間把握にさほど時間を要しません。初見での理解がスムーズになるため、設計者と営業との連携がしやすくなるでしょう。 さらに、エンドユーザーへ作製物の説明を行う際に図面を提示する場合でも、イメージがわきやすくなるでしょう。

    試作品の作製工程を簡略化できる

    3D CADソフトによって出力されるデータと3Dプリンターを組み合わせると、試作品の作製工程を簡略化できます。 試作品を作るまでの大まかな工程としては、次のようなフローが想定されるでしょう。まず、イメージの図面を作成して読み取り、部品の細分化をして加工方法について考えます。そのあと、機械を用いて実際に作製へ取りかかるという流れです。

    3D CADソフトで出力したデータを使用すると、この工程をよりシンプルにできます。特に、はじめの工程であるイメージの図面を作成するときに、3D CADソフトでモデリングを実施します。モデリングで作った3Dデータがあれば、最後の工程である加工するまでの準備が整います。 さらに3Dプリンターと組みあわせて使用すると、出力したデータをすぐに造形可能です。

    設計の精度を高められる

    3D CADソフトは図面を立体的に表示させるため、保持しているデータも2Dなどの平面図と比べて多いといえます。たとえば、奥行きだけでなく、よりリアルな図面を表現するための影や重心などもデータとして保持しています。そのデータを活かすことで、体積の計算ミス防止などが期待できるでしょう。

    さらに3D CADソフトは、直線だけでなく、単純データで実現が難しいとされている曲線の表現にも長けています。そのため、作られた部品は、より正確な数値が反映されていることが期待できます。作製したあとに起こりうる部品の組み立てミス防止を目指せる機能を使うことも可能です。 このような理由により、設計品質の向上につなげられます。

    二次元図面へ変換できる

    部品によっては、3D CADソフトの図面を平面に変換してから加工工程に入りたい場面もでてくる可能性があります。 3D CADソフトから2次元図面への投影は容易に実行することが可能です。さらに、3D CADソフトで作成した図面は2D CADソフトで作成した平面図よりも多くの情報を得られます。内部の構造も見据えた図面になっているため、断面図などの作成にも対応できます。ニーズにあった2次元図面が作成しやすいでしょう。

    3D CADソフトを利用するデメリット・注意点

    3D CADソフトのデメリットは、まず導入時のコストが高くなる点です。もちろん3D CADソフトにもいろいろな種類があります。しかし、カスタマイズ性や汎用性があるものを導入することを考慮すると、2D CADソフトと比較し、高価になることが一般的です。3D CADソフトが動作できるPCなどの周辺環境を整えるための初期費用が、想定以上に高くなる可能性もあります。環境を準備できるか、事前に確認しておくべき点に注意しましょう。

    さらに3D CADソフトは、2D CADソフトで扱う平面図のほかに立体図を作成します。その方法として、モデリングを作成する工程が必要です。設計者にとっては、図面を完成させるまでに必要な作業が増えるため、負担が大きくなることが考えられます。また、扱う情報量が多いことからも、ソフトの操作性が難しく、慣れるのに時間がかかる可能性があります。

    3D CADソフトを導入して、設計を効率化!

    3D CADソフトを利用するメリットは、以下のとおりです。

    • ・図面を視覚的に理解できる
    • ・試作品の作製工程を簡略化できる
    • ・設計の精度を高められる
    • ・二次元図面へ変換できる

    3D CADソフトを利用するデメリットや注意点は、コストがかさばる、設計者への負担がかかる、などがあります。

    以上のメリットとデメリット・注意点を参考にして自社に適した3D CADソフトを導入し、設計を効率化しましょう。

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