資料請求リストに製品が追加されていません。


IT製品の比較サイト|ITトレンド
ITトレンドNo.1ヘッダー

資料請求リスト

0件
  • ホーム
  • 製品を探す
  • ランキングから探す
  • 記事を読む
  • はじめての方へ
  • 掲載について
  • ITトレンドEXPO
  1. IT製品 比較TOP
  2. 記事一覧
  3. データレプリケーションとは? メリットは?

データレプリケーションとは? メリットは?

2023年01月17日 最終更新
Twitterでツイートする
Facebookでシェアする
Pocketで後で読む
データレプリケーションとは? メリットは?

「万が一の時のためのバックアップ」とよく言われます。このバックアップにもいろいろな種類があって、中でも「レプリケーション」はシステムの高可用性(止まらずに稼働し続けること)を保証します。本番系のデータを予備系のシステムにリアルタイムに複製し、本番系が障害で停止しても、予備系のシステムでサービスを継続できるのです。

たとえ1分でも停止することが大きな機会損失(ECサイトなら売上)になるようなシステムや災害時にも事業を継続するためのディザスタリカバリとして利用されています。また、アクセスが集中するシステムの負荷分散にも適しています。 今回はデータレプリケーションについて、またそのメリットと注意点について解説します。

データレプリケーションの目的は障害対策と負荷分散

レプリケーションとは「複製(レプリカ)をつくること」の意味で、データベースのデータとまったく同じ物を別のシステム上に作成することです。この技術は目新しいものではなく、コンピュータの世界ではずいぶん昔からありました。

停止したら大きな影響を与えるシステムは多くあります。行政や交通機関などのシステムが停止すると、社会が混乱してしまいます。銀行のATMが停止あるいはショッピングサイトが取引できなくなった、などというのはニュースになるぐらいです。

これらの対策として、実施されてきたのがレプリケーションです。本番系のデータをレプリケーションして、いざとなったら予備系に切り替えサービスを継続するのです。

レプリケーションは、かつてデータベース付属の機能でした。データベース自体がレプリケーション機能を搭載していましたが、今では専用ツールが提供されるようになっています。

レプリケーションの目的は障害対策だけではありません。データベースの負荷分散もあります。たとえば、絶えず更新され、多くの人に参照されるデータベースがあるとします。この更新と参照を同じシステムでやっていては大きな負荷となります。それで元のシステムは更新だけを担当し、すぐにレプリケーションします。レプリケーションされた側のデータを多くの人が参照することになります。

レプリケーションとバックアップの違い

複製を作成するのであれば、バックアップとどう違うのかと疑問に思うかもしれません。この違いを考えてみましょう。

まず、バックアップは業務が終了した夜中に行うことがよくあります。または2日に1回などのように定期的に行われます。しかしレプリケーションはリアルタイムです。本番系が更新されたら、その場で予備系も更新されます。

次にバックアップはテープやバックアップ用のストレージなど、異なる媒体に転送されます。しかし、レプリケーションは2つのまったく同じシステム間で複製されます。これがリストア(復旧)の際の差となります。

システムに障害が発生して停止したら、バックアップはリストアという、複製を元に転送する作業が発生します。このリストアが目的でバックアップしています。1日1回とすれば、少なくとも昨日までのデータは残っています。1日分のデータは失いながらも、これで業務を再開できます。

これに対しレプリケーションは、リアルタイムに更新しており、本番系が停止したら、システムが自動的に切り替わり、サービスを止めることなく継続できます。「バックアップは再開」、「レプリケーションは継続」、これが最大の違いです。

レプリケーションのメリットと注意すべきポイント

障害が発生しても、システムを停止させることなく継続できるレプリケーション。これはまさに災害対策に適しています。予備系を遠隔地に置くことで、広域災害時のディザスタリカバリに最適です。たとえば、本番系を関東において、予備系を関西に置く、あるいは沖縄に置くなどが考えられます。自然災害の多い日本では必須となるソリューションでしょう。

ところが、メリットばかりではありません。レプリケーションは、本番系と予備系にほぼ同じシステムが必要で、それなりの投資を必要とします。レプリケーションは停止が許されない、極めて重要なシステムに向いています。

さらに、障害とは別に、何らかの理由でデータが壊されると、その壊されたデータのままレプリケーションされてしまいます。たとえばウィルスに感染したデータが、感染したままレプリケーションされてしまうのです。このため、レプリケーションとバックアップを組み合わせて利用することが理想的と言えます。

このカテゴリーに関連する記事

データレプリケーションの基本機能とは?システム運用者必見!

データレプリケーションの基本機能とは?システム運用者必見!

ツールの得意領域で選択「データレプリケーション」

ツールの得意領域で選択「データレプリケーション」

ログイン ログイン
新規会員登録 新規会員登録
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
レビュー用バナー
新着記事
  • データレプリケーションの基本機能とは?システム運用者必見!
    データ量の増大に伴い、効率的かつ安全にデータを...
  • ツールの得意領域で選択「データレプリケーション」
    レプリケーションは元々データベース付属の機能で...
ページトップへ
ITトレンドについて
ITトレンドとは|
ご利用規約|
レビューガイドライン|
プライバシーポリシー|
クッキーポリシー|
運営会社|
サイトマップ|
お問い合わせ
IT製品を探す
製品を探す |
ランキングから探す |
専門家一覧
IT製品を知る
用語集
IT製品を掲載する
掲載について
関連サービス・サイト
List Finder |
Urumo! |
チラヨミ |
Sales Doc |
Matchup

Copyright (C) 2023 IT Trend All Rights Reserved.