リスクにも備えた優れた立地環境
「FIT-IDC」は、富山を拠点とするデータセンターです。
恐らく、多くの方が「何故、富山を拠点とするのか?」と思われることでしょう。
そこには、3つの大きな理由があります。
1)災害リスクが低い
日本において、避けて通れない問題が地震です。
データセンター立地地点では、今後30年以内に震度6弱以上の大震災が発生する可能性は
6%以下であるという情報が、J-SHISより出ています。
また、南海トラフ巨大地震においても、影響が非常に少ない地域であると、内閣府が公表しています。
2)都市型リスクが低い
データセンターがある地域は、国土交通省の発表によると
全国で最も道路が整備された地域となっています。
しかし人口密度が低いため、災害時の交通渋滞が少なく、有事の際も速やかに移動することが可能です。
3)距離感が適度である
富山は、東京だけではなく大阪や名古屋といった都市を含めて、ほぼ等距離の場所にあります。
移動時間の目安は、以下のとおりです。
・東京:飛行機で約1時間、JRで約2時間(北陸新幹線が開通すれば、大幅に短縮されます)
・大阪:JRで約3時間
・名古屋:JRで約3時間
意外だと思いますが、データセンターの拠点に富山を選ぶことが、
リスク管理に直結します。
高いシステム運用能力
では、データセンターを運営している北電情報システムサービス株式会社とは、どのような会社なのでしょうか?
まず、確固たる実績があります。
創立以来、北陸電力の基幹業務を運用してきました。
高い安全性と継続性が求められる業務です。
また、各種認定を取得し、ガイドラインにも準拠しています。
・2000年:プライバシーマーク認定
・2004年:情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC27001)認定
・金融情報システムセンター(FISC)の安全対策基準に準拠
このように、高い技術と豊富なノウハウの蓄積をもって、お客様に高品質なサービスを提供します。
設備面も高信頼性を確保
立地が良く、高い技術を持ち合わせていても、心配になるのは建物そのものです。
FIT-IDCでは、建物にも高信頼性を確保しています。
1)電気設備
・データセンター品質の評価基準で国内有数のTier3です(一部はTire4です)
・2つの変電所を使用し、受電を2系統化しています。
・燃料供給事業者3社と、緊急時の優先供給を契約しています。
・万が一停電が発生した場合にも、非常用発電機により、最大負荷時でも48時間の連続運転が可能です。
2)耐災害性
・耐震性能は、5種類の基礎免震装置を採用し、震度7クラスの大地震に耐えられる性能です。
・富山市のハザードマップにて想定されている冠水水位よりも十分な高さに敷地を造成し、
更に受電設備は2階に設置しています。
3)場所の選定
液状化の恐れがないエリアを選定しています。
海抜は約30m、海岸からの距離は約13kmです。
4)環境への配慮
外気冷房や太陽光発電等を併用し、二酸化炭素の排出を削減しています。
また、エネルギー効率指数は、目標値をPUE1.5以下としています。