Amazon WorkSpacesとは
クラウド上で提供される仮想デスクトップサービスです。どのような場所からでも、インターネットを通じてAmazon WorkSpacesにアクセスすれば、いつでも業務用のデスクトップ環境を利用できます。スケーラビリティに優れ、保守・管理のコストもかからないため、従来のオンプレミス型サービスと比較してローコストで導入・運用できます。
Amazon WorkSpacesで解決できる課題
【安定的にデスクトップを利用したい】
アップタイム SLA99.9%という、高度な安定性を誇るサービスです。必要な時にいつでもデスクトップにアクセスし、滞りなくビジネスを進められます。
【セキュリティを強化したい】
デバイス本体にデータを残していると、紛失や盗難によって重要な情報が第三者の手に渡ることがあります。Amazon WorkSpacesなら、セキュリティ性に優れたAWS上にデータが保存されるため安全です。
【スケーリングを柔軟に行いたい】
スケーリングはニーズに応じて柔軟に行えます。料金は固定で、オーバープロビジョニングも初期費用もありません。
【リモートワークの生産性を高めたい】
分散されたインフラにより、遠隔地からのアクセスに耐え、リモートワークの生産性を向上させます。
Amazon WorkSpacesでできること
【データとアプリは一貫して保存】
デバイスを切り替えても、ユーザーが同一であれば、データやアプリケーションは一貫性が保持されます。複数のデバイスをシームレスに使い分けることが可能です。
【Active Directoryと統合】
スタンドアロン型のディレクトリを用意するだけでなく、Active Directoryと統合することもできます。統合した場合、ユーザーは社内のリソースへシームレスにアクセス可能です。統合処理にはVPNを経由するか、AWS Direct Connectを使う方法があります。
【複数のバンドルから選択】
用途に応じてソフト・ハードの構成が選べるように、複数のバンドルが用意されています。それぞれCPUやGPU、ストレージ、メモリなどが異なります。必要に応じて途中で切り替えることも可能です。
【既存ライセンスを適用】
既存のWindows10のデスクトップライセンスを持ち込んで、専用のハードウェアで実行することができます。新しいライセンスを取得するよりもコストが低く済みます。
【簡単にプロビジョニング】
リソースを使うために、複雑な手順は必要ありません。バンドルを選び、起動したいWorkSpaces数を指定するだけです。準備が終わると、必要なアプリのダウンロード場所を知らせるメールがユーザーに届きます。WorkSpacesが必要なくなったら、削除も簡単です。
【アクセス制限】
IPアドレスやデジタル証明書、クライアント端末のタイプなどによって、アクセス可能な端末を制限できます。
【暗号化】
KMSと連携することで強固な暗号化を施せます。伝送中のデータや保存されているもの、スナップショットなどを全面的に暗号化可能です。
【既存の認証情報を活用】
Microsoft Active Directoryを活用すれば、すでに利用している認証情報を用いてログインできます。グループポリシーをWorkSpacesに適用することも可能で、ツールをWorkSpaces上にデプロイ可能です。
【音声と映像を最適化】
Zoomメディアプラグインを活用すれば、WorkSpaces上でZoomuのミーティングを行う際、音声・映像の品質を向上させられます。