Amzon WorkSpaces導入において検討すべき点
ワークスタイル変革の有効な手段の1つであるAmazon WorkSpacesですが、導入するためには既存システムとの連携や、セキュリティの対策などを検討する必要があります。ここでは、 Amazon WorkSpaces導入にあたり、検討すべき項目についてご紹介いたします。
①各種ソフトウェア・アプリケーションの動作確認
社内で規定されている各種ソフトウェア・アプリケーションがAmazon WorkSpaces上で動作することは、導入の必須条件と言っても過言ではありません。しかし、想定の動作をするか否かは実際に動作をさせてみて確認をとることが必要です。当社では、お客様のソフトウェア・アプリケーションの動作確認からお客様に寄り添いご支援いたします。
②既存リソースとの連携
自社にてActiveDirectoryを運用している場合や、 Amazon WorkSpacesから既存のファイルサーバを参照したい場合には、社内とAWS環境をネットワークで接続する必要があります。ネットワークの最適な構成も含め、 Amazon WorkSpacesの導入を検討する必要があります。当社のAWS接続サービスを利用することで、このような課題の解決をご支援いたします。
③セキュリティへの対策
Amazon WorkSpacesを導入することで持ち出しPCにデータを残さないという点でセキュリティの向上が図れます。しかし、ID・パスワードが解読される恐れや、端末紛失等のリスクをゼロにすることはできません。当社では、 PassLogicという多要素認証の仕組みを導入し、セキュリティを担保した上でAmazon WorkSpacesをご利用いただけます。
④ChromeBookの利用
Amazon WorkSpacesを利用するには、接続するための端末が必要となります。Windows端末を用意し利用する場合には、端末、セキュリティ対策製品、ディスク暗号化製品、Officeライセンス等の費用がかかってしまい、コストメリットの恩恵を受けられない場合もあります。しかし、Chromebookを利用することで、端末のコストを最小限にすることが可能です。また、ChromeManagementConsoleを利用することで、ユーザ・端末の一元管理やリモートからの端末無効化など、更なるセキュリティ向上が期待できます。
⑤ZeroClientの利用
Amazon WorkSpacesでは、WindowsOSやMacOSをはじめとするさまざまなOSに対応していることに加え、ZeroClientと呼ばれるOSレスの端末でもご利用することが可能です。ZeroClientを利用することで、事務所の一部にAmazon WorkSpaces接続専用の共有席を配置することが可能となります。 当社ではZeroClientに関する端末の設定からご利用の方法まで、一括して支援いたします。
⑥導入後の運用と管理、トラブル対応
Amazon WorkSpaces導入後には、 ユーザの作成、削除や管理が必要となります。お客様の負担を軽減するために当社では24時間365日対応のサポートデスクをご用意しており、運用・管理作業を代行いたします。またAmazon WorkSpacesに接続できない、Chromebookの設定が不明、MFAの認証が上手くいかない、Officeの動きが正常なものではない等、Amazon WorkSpacesに限らないトラブル対応もお電話でお受けいたします。管理者にはご利用者様がどのような問い合わせを行ったのかを月次レポートという形で報告させていただきます。お客様は、仮想デスクトップに関する運用の改善を継続的に行うことができます。
サービス概要
オンプレミス環境との接続を含むActive Directoryとの連携や、Amazon WorkSpacesのバンドル作成、Amazon WorkSpacesの展開、更に要件に応じた制限の実施((例)クリップボードコピーの禁止など)、時間課金・月額モデルの選択、付加機能、サポートデスクなどトータルで導入をご支援いたします。