SecureDocとは
SecureDocは、企業内のサーバに保存されているデータのシームレスな管理と保護を可能にする、強力なフルディスク暗号などのさまざまな機能を提供し、企業のビジネス基盤に対する投資を保護します。
SecureDocの強み
■サーバー向けハードウエアベースの暗号化
サーバー向けのSecureDoc OSAにより、TCG (Trusted Computing Group)Enterprise準拠ドライブ(ハードウェアベース暗号化ドライブ)に対応しております。この規格は高いセキュリティを担保し、ディスク上のデータの暗号化において高い効率化を実現します。
■ビジネスバックボーンに最適なセキュリティ
サーバに対するニーズは従来の PC に対するニーズと異なるため、SecureDocは、RAID アレイ、ディスクおよびポートへのアクセスコントロール、リモート管理、複数 OS のサポート、ファイル・フォルダ暗号などに対応する綿密な最適化が行なわれます。
■容易でセキュアなサーバ管理
近年、マシンの無人でのリブートが一般的ですが、ビジネスを確実に継続させるためには、セキュアな環境でサーバを安全に起動することが不可欠です。SecureDocのプリブートネットワーク・ソリューションであるPBConnexは、ネットワークベースのリソースを活用してユーザ認証やアクセスコントロールを実行できるため、リモート環境から容易でセキュアなサーバのリブートが可能になります。
■データ転送を遮断しデータ漏洩を防ぐ
SecureDocのポートコントロール機能により、管理者はサーバのポートを遮断して外部ストレージデバイスへのデータ転送を防止することができます。また、ディスクアクセスコントロール機能を利用して外部メディアへのデータの読み書きを暗号化ドライブのみに制限し、転送あるいは保存されるデータのセキュリティと整合性を確保することも可能です。
SecureDocでできること
SecureDocで提供されている機能の主な特徴を紹介します。
■強固な暗号化アルゴリズム
FIPS 140-2レベル1およびレベル2認証のAES256ビット暗号化エンジンを使用してデータを暗号化すると同時に、業界の標準技術との結合も容易に可能です。
■管理機能
セキュリティに関連する要素をエンタープライス管理サーバから一元管理することができ、組織内のあらゆるプラットフォームのデバイスにおけるポリシーやパスワード・ルール、そして暗号化の管理を容易に実行可能です。
■ポートコントロール機能
管理者はサーバのポートを遮断して外部ストレージデバイスへのデータ転送を防止することができます。
■ディスク・アクセスコントロール機能
外部メディアへのデータの読み書きを暗号化ドライブのみを制限し、転送あるいは保存されるデータのセキュリティと整合性を確保することも可能です。