製品比較表を使って比較
ここでは、この記事で紹介している一部製品の比較表を紹介しています。
各製品の詳細情報については、後ほど紹介していますので、気になる製品をチェックしてみてください。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
ITトレンド編集部厳選!ハードディスク暗号化ソフトを比較
ITトレンド編集部がおすすめするハードディスク暗号化ソフトを紹介します。
Check Point Full Disk Encryption
チェックポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
製品・サービスのPOINT
- 世界最高水準の実績を誇るハードディスク暗号化ソフトウェア
- 暗号化を意識させないストレスフリーのセキュリティ強化
- オフライン・オンラインいずれの環境でも導入・運用が可能
世界中で6300万ライセンスを出荷した実績をもつソフトウェアです。ハードディスクを丸ごと暗号化します。ファイル操作の度に自動で暗号化するためパソコンに負荷がかかりますが、処理速度が落ちることなく、高いパフォーマンスを維持できるのが特徴です。強度の高い暗号化を実施しているため、セキュリティ面でも安心して利用できます。オフライン・オンライン問わず、導入・運用が可能です。提供元はチェックポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社です。
《McAfee Drive Encryption》のPOINT
- 強力なアクセス制御とデータ暗号化
- 認定取得済みの暗号化技術
- 異なるデバイスに対応
ハードディスク全体を暗号化するソフトウェアです。Microsoft Windowsを搭載している、タブレットやパソコンのデータを保護し、データの流出を防ぎます。プリブート認証を採用したことで、未承認のユーザーによる重要なデータへの不正アクセスの制御が可能です。さまざまなデバイスやドライブの暗号化に対応しています。提供元はマカフィー株式会社です。
《SecureDoc for Servers》のPOINT
- サーバー向けハードウエアベースの暗号化が可能
- バックエンドのインフラに最適なフルディスク暗号ソリューション
- 強固な暗号化アルゴリズムに対応
データの管理と保護を可能にする、企業のビジネス基盤に特化したサービスです。サーバ向けのハードウェアベースを暗号化します。また、リモート管理を含む、複数のOSのサポートや、ファイル・フォルダ暗号などにも対応しています。管理者は、データのポートを遮断して、外部へのデータ転送を防止することも可能です。外部メディアへのアクセスをコントロールできる機能もあります。提供元はウィンマジック・ジャパン株式会社です。
まだまだある!ハードディスク暗号化ソフトを比較
おすすめのハードディスク暗号化ソフトの特徴、魅力を紹介します。
LB メディアロック3
外付けハードディスクを、丸ごと暗号化するソフトウェアです。外付けハードディスクに、暗号化領域を作成して、データを安全に守ります。認証はパスワードを1回入力するだけの簡単操作です。パスワードの入力間違い回数の上限を設定し、上限を超えるとデータを自己破壊し、不正アクセスからデータを守ります。USBメモリやSDメモリーカードなどにデータを保存している人でも、安全にもち運べるでしょう。暗号化領域には有効期限の設定も可能です。提供元は株式会社ライフボートです。
ESET Endpoint Encryption
暗号化の単位を選択できるデータ暗号化ソフトです。ハードディスクの丸ごと暗号化や、外付けハードディスクやパソコン内のファイルなど、いろいろな単位で暗号化ができます。管理用プログラムが無償で提供されているので、プリブート認証のパスワードを忘れたときに、該当するクライアントパソコンの管理画面からリカバリーパスワードを発行して、パスワードの再発行が可能です。また、導入後のサポートも充実しています。電話やメールによるサポートにより、安心して導入・運用することが可能です。提供元はESET社です。
ハードディスク暗号化ソフトの比較ポイントは?
ハードディスク暗号化ソフトの比較ポイントを説明します。
自社に必要な機能が揃っているか
ハードディスク暗号化ソフトには、ハードディスク全体を暗号化するソフト・ドライブ単位で暗号化するソフト・フォルダ単位で暗号化するソフトの3種類があります。すべてを漏れなく暗号化したい場合は、ハードディスク全体を暗号化できるソフトをおすすめします。
また、USBメモリや外部ハードディスクに対応しているか・認証トークンを使用できるか・オフライン環境でも利用できるかなど、自社の希望や用途を洗い出し、それらをカバーできるかを確認しましょう。
直感的に操作できるか
操作が難しいと、暗号化ソフトの導入時に社員への負担が大きくなります。ソフトに慣れていない社員でも使用しやすい、直感的に操作できるものを選ぶようにしましょう。なかには、無料で使用できるお試し期間が設けられたソフトもあります。
まずは、その期間を利用して、ソフトの使いやすさを判断してみるのもよいでしょう。ただし、操作性がよく手ごろな価格で導入できるからといって、単純な暗号化ソフトであれば、セキュリティがぜい弱な可能性があります。機能を選定した後に、操作性を見極めるようにしましょう。
サポートは充実しているか
暗号化するソフトの認証に失敗したらどうなるのか、と不安に思う人も多いでしょう。そのようなときに迅速に対応してくれるサポートがあれば、安心して使用できます。
ソフトの無料お試し期間があれば、その間にトラブル発生時の対応や、質問を投げてすぐに回答をもらえるかなど、サポート体制の良し悪しを確認することも有効です。また、保守のサポートサービスがあれば、その内容も確認しておきましょう。
ハードディスク暗号化ソフトを比較して導入の検討を
ハードディスク暗号化ソフトは、パソコンやUSBメモリの置き忘れ、盗難による情報流出の防止に効果的です。ハードディスク暗号化ソフトの比較ポイントは以下のとおりです。
- ・自社に必要な機能が揃っているか
- ・直感的に操作できるか
- ・サポートは充実しているか
上記を参考に、自社にあったハードディスク暗号化ソフトを導入しましょう。>