【比較表】ハードディスク暗号化ソフトのおすすめ製品
おすすめのハードディスク暗号化ソフトの特徴を比較表でまとめて紹介します。各製品の詳細情報はのちほど紹介するので、気になる製品をチェックしてみてください。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
ハードディスク暗号化ソフトのおすすめ製品を比較
ITトレンド編集部がおすすめするハードディスク暗号化ソフトを紹介します。
PerfectWatch for BitLocker
製品・サービスのPOINT
- BitLockerの運用面での課題に対応する機能「PW4B」を提供
- Active Directoryに属さない端末の管理が可能
- HDD自動暗号化機能でさらなるセキュリティ強化を実現
SCSK Minoriソリューションズ株式会社が提供する「PerfectWatch for BitLocker」は、BitLockerの運用を支援する専用ツールです。GUIによる暗号化状態の集中管理や回復キーの管理が可能で、ワークグループやドメイン参加前の端末もサポートできます。また、管理者権限をもつユーザーによる暗号化解除の抑制も可能です。
Check Point Full Disk Encryption
チェックポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
製品・サービスのPOINT
- 世界最高水準の実績を誇るハードディスク暗号化ソフトウェア
- 暗号化を意識させないストレスフリーのセキュリティ強化
- オフライン・オンラインいずれの環境でも導入・運用が可能
チェックポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社が提供する「Check Point Full Disk Encryption」は、世界中で6,300万ライセンスを出荷した実績をもつソフトウェアです。ハードディスクを丸ごと暗号化します。ファイル操作の度に自動で暗号化を実施しながら、処理速度が落ちることなく高いパフォーマンスを維持できるのが特徴です。また、強度の高い暗号化を実施しているため、セキュリティ面でも安心して利用できます。
《McAfee Drive Encryption》のPOINT
- 強力なアクセス制御とデータ暗号化
- 認定取得済みの暗号化技術
- 異なるデバイスに対応
Trellix社が提供する「Trellix Drive Encryption」は、ハードディスク全体を暗号化するソフトウェアです。Microsoft Windowsを搭載しているタブレットやパソコンのデータを保護し、データの流出を防ぎます。プリブート認証を採用したことで、未承認のユーザーによる重要なデータへの不正アクセスの制御が可能で、さまざまなデバイスやドライブの暗号化に対応しています。
《SecureDoc》のPOINT
- サーバー向けハードウエアベースの暗号化が可能
- バックエンドのインフラに最適なフルディスク暗号ソリューション
- 強固な暗号化アルゴリズムに対応
ウィンマジック・ジャパン株式会社が提供する「SecureDoc」は、データの管理と保護を可能にする企業のビジネス基盤に特化したサービスです。サーバ向けのハードウェアベースを暗号化できるほか、リモート管理を含む複数のOSのサポートや、ファイル・フォルダ暗号などにも対応しています。また、管理者はデータのポートを遮断することで、外部へのデータ転送の防止も可能です。外部メディアへのアクセスをコントロールできる機能もあります。
以下のボタンから、ITトレンド編集部がおすすめするハードディスク暗号化ソフトの製品資料を一括請求できます。さっそく製品を比較したい方はぜひご活用ください。
LB メディアロック3
株式会社ライフボートが提供する「LB メディアロック3」は、外付けハードディスクを丸ごと暗号化するソフトウェアです。外付けハードディスクに暗号化領域を作成して、データを安全に守ります。認証はパスワードを1回入力するだけの簡単操作です。また、パスワードの入力間違い回数の上限設定が可能で、上限を超えるとデータを自己破壊し不正アクセスからデータを守ります。
ESET Endpoint Encryption
ESET社が提供する「ESET Endpoint Encryption」は、暗号化の単位を選択できるデータ暗号化ソフトです。ハードディスクの丸ごと暗号化や、外付けハードディスクやパソコン内のファイルなど、さまざまな単位で暗号化ができます。管理用プログラムが無償で提供されているため、プリブート認証のパスワードを忘れたときに、該当するクライアントパソコンの管理画面からパスワードの再発行が可能です。
ファイルを個別に暗号化し、メールなどでデータのやり取りをする際の安全性を高めたい方には、ファイル暗号化ソフトの活用がおすすめです。以下の記事では、ファイル暗号化の概要やおすすめ製品を紹介しているので、興味がある方はあわせて参考にしてください。
ハードディスク暗号化ソフトの比較ポイント
自社に最適なハードディスク暗号化ソフトを導入するには、どのようなポイントに着目して製品を比較するとよいのでしょうか。ここでは、ハードディスク暗号化ソフトの比較ポイントを詳しく解説します。
自社に必要な機能が揃っているか
ハードディスク暗号化ソフトには基本的な暗号化機能のほか、製品によってさまざまな機能が搭載されています。USBメモリや外部ハードディスクへの対応可否、認証トークンやオフライン環境での使用など、自社の希望や用途を洗い出し利用目的にあった機能を搭載しているか確認しましょう。
また、ハードディスク暗号化ソフトには、ハードディスク全体を暗号化するソフト、ドライブ単位で暗号化するソフト、フォルダ単位で暗号化するソフトの3種類があります。すべてを漏れなく暗号化したい場合は、ハードディスク全体を暗号化できるソフトがおすすめです。
直感的に操作できるか
操作が難しいと、暗号化ソフトの導入時に社員への負担が大きくなります。ソフトウェアに慣れていない社員でも使用しやすい、直感的に操作できるものを選ぶようにしましょう。なかには、無料トライアル期間が設けられた暗号化ソフトもあります。
まずは、無料トライアルを利用して、ソフトウェアの使いやすさを判断してみるのもよいでしょう。ただし、操作性がよく手ごろな価格で導入できても、単純な暗号化ソフトであればセキュリティがぜい弱な可能性があります。機能を選定したあとに、操作性を見極めるようにしましょう。
サポートは充実しているか
暗号化するソフトウェアの認証に失敗したらどうなるのか不安に思う人も多いでしょう。このようなトラブルが発生した際に迅速に対応するサポートがあれば、安心して使用可能です。無料のお試し期間があれば、その間にトラブル発生時の対応や、質問への回答速度などサポート体制の良し悪しを確認できます。また、保守のサポートサービスの内容も確認しておきましょう。
まとめ
ハードディスク暗号化ソフトは、サイバー攻撃による機密情報漏えい防止やハードディスク処分時の情報保護などに有効です。自社のデータセキュリティを強化したいと考えている方は、この機会にハードディスク暗号化ソフトの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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