McAfee Drive Encryptionとは
McAfee Drive Encryption は、ハードディスク全体を暗号化するソフトウェアです。Microsoft Windows搭載のタブレット、ノート PC とデスクトップのデータを保護し、重要なデータの流出を防ぎます。デバイスの盗難と紛失が発生しても、情報漏洩のリスクを軽減します。
ハードディスクを暗号化することにより、システム ドライブ上のすべてのデータを保護し、未承認のユーザーがドライブの内容を確認できないようにします。これにより、コンプライアンスを強化します。 また、従来のハードディスク (HDD)、SSD、自己暗号化ドライブ (SED、OPAL) に対応しています。
McAfee Drive Encryptionの強み
McAfee Drive Encryptionの強みとしては、パフォーマンスに影響を及ぼさないシームレスな暗号化が挙げられます。
■強力なアクセス制御とデータ暗号化
プリブート認証で重要なデータへの不正アクセスを阻止します。 PC 上のデータはすべて自動的に暗号化されます。この処理は、バックグラウンドで透過的に実行されるため、ユーザーの操作に影響を及ぼすことはありません。
■認定取得済みの暗号化技術
軍レベルの暗号化アルゴリズムを採用しております。具体的にはFIPS 140-2、Common Criteria EAL2+、Intel AES–NI (Advanced Encryption Standard–New Instructions) に準拠しています。
■様々なデバイスに対応
ソフトウェア/ハードウェア ベースの暗号化に対応しています。SSD、Trusted Computing Group (TCG) OPAL ドライブなどの自己暗号化ドライブにも対応しています。
McAfee Drive Encryptionでできること
McAfee Drive Encryptionで提供されている機能の主な特徴を紹介します。
■複数のストレージと共有オプション
ローカルディスク、ファイルサーバー、リムーバブルメディア、および
電子メールの添付ファイルのデータを暗号化し、ストレージと幅広いニーズを満たすためのオプションを共有します。
■ポリシーベースのスケーラブルな暗号化
組織の情報セキュリティポリシーに従って自動的に暗号化が実施されます。また個別の個人、グループ、または会社単位でポリシーを設定することが可能です。
■自動の常時暗号化
ユーザーの操作なしで、データの安全性を確保した形でストレージメディア間の暗号化処理を実施します。
■透過的なエンドユーザーエクスペリエンス
暗号化されたドキュメントは元のファイル拡張子を保持し、許可されたユーザーには「通常のファイル」として扱われ、特別なユーザー操作をさせないようなユーザインターフェースとなっています。
■暗号化されたドキュメント共有
許可されたユーザーはMcAfee ePO Softwareでの一元管理によって、暗号化されたドキュメントを個人間で簡単に共有が可能になります。