ホスティング for Enterpriseとは
ホスティング for Enterpriseは、メールやWeb、データベースなどの機能を提供するユーザー専用のサーバプラットフォームです。ログ収集サーバやNTP、イントラDNSサーバなどとしても使えます。
ホスティング for Enterpriseの強み
ホスティング for Enterpriseには次のような強みがあります。
◇コントロールパネル
ホスティングにおいて、サーバを管理する自由度がどれほどあるかは重要な要素です。ホスティング for Enterpriseではコントロールパネルが提供され、Webやメールログ、トラフィックモニタによってサーバの状況を把握できます。もちろん、アカウント管理のような基本的な動作も可能です。
◇閉域網接続によるセキュアな環境
インターネット回線でホスティングを利用するのは、セキュリティ上の観点から不安な企業も多いでしょう。そこで、ホスティング for Enterpriseでは閉域ネットワークによる接続サービスも提供されています。セキュアな環境でホスティングのサーバにアクセス可能です。
◇セキュリティ対策
ホスティング for Enterpriseではゲートウェイサービスが提供されています。これを連携することで、Webサーバを公開する際に必要なインターネット回線と共に、ファイアウォールを利用できます。さらに、オプションでUTMも利用できます。これは統合脅威管理(Unified Threat Management)のことで、ウイルスやスパムなど幅広い脅威に対処できるシステムです。
◇データセンターの堅牢性
堅牢なデータセンターで運用されています。ISO20000(ITSMS)やISO27001(ISMS)、ISO9001(QMS)といった認証を受けるなど、高い信頼性を誇ります。
◇24時間365日
システムは24時間365日体制で保守されています。ハードウェアはもちろん、OSやアプリケーションの監視も標準で提供されています。
ホスティング for Enterpriseで解決できる課題
ホスティング for Enterpriseを導入すると、次のような課題を解決できます。
【速やかにビジネスチャンスを拡大させたい】
ビジネスチャンスの拡大に伴い、サーバなどの設備を迅速に増強したい場合も多いでしょう。昨今のスピード感あふれるビジネスにおいては、わずかな遅延が大きな損失につながりかねません。そこで、ホスティング for Enterpriseを使えば、申し込み情報に基づいてOSやアプリケーションのインストールをベンダーに一任可能。すぐに利用を始められるため、チャンスを逃さずに済みます。
【設備投資を削減したい】
自社で資産を抱えるにはリスクが付きまといます。一度手に入れるだけでも大きな負担がかかるうえ、適切に管理するには場所や人件費も必要です。しかし、ホスティング for Enterpriseならばその心配は要りません。必要に応じて設備をレンタルする形式であるため、ニーズやビジネス環境の変化に応じて柔軟に投資を調節できます。
【運用負担軽減】
通常、自社で適切にサーバを運用するには、専門的な知識を持つスタッフを確保しなければなりません。一方、ホスティング for Enterpriseではハードウェアやソフトウェア、OSの運用・保守をベンダーに任せられます。自社で管理する負担がなく、より利益に直結する業務にリソースを集中できます。