ITトレンド編集部厳選!ホスティングサービス比較
まずは、ITトレンド編集部がおすすめするホスティングサービスを紹介します。
製品・サービスのPOINT
- 山手線駅最寄駅徒歩1分。駆けつけ可能なデータセンター
- FISC安全対策基準に準拠し脆弱性診断もサポート
- ニーズに合わせ重要なデータは遠隔地へオンラインでバックアップ
さくら情報システム株式会社が提供する「仮想化ホスティングサービス」は、高機能なデータセンターを利用できます。警備会社による有人警備の実施(24時間365日体制)や生体認証装置、供連れ防止ゲートなどセキュリティ対策の手厚さが特徴です。
60日間の無料トライアル期間があるため、試してみてから導入を決めることができます。
- 「仮想化ホスティングサービス」の製品情報
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- 対象従業員規模:全ての規模に対応
- 提供形態:クラウド
- サーバの種類:仮想
- 価格:14,000円/月(シンプルプランの基本料金)
- サポート体制:24時間365日対応の障害復旧サポート(オプション)
SmartConnect Cloud Platform
製品・サービスのPOINT
- オンプレミスからかんたんクラウド移行
- 自社DC運用、日本語スタッフによる24時間365日サポート
- トータルコストの最適化を実現
NTTスマートコネクト株式会社が提供する「SmartConnect Cloud Platform」は、IaaSタイプとHaaSタイプの2つのプランから選択できます。国産プライベートクラウドでサーバーリソース(CPU・メモリー、ストレージ)を占有できる「Type-S」はIaaSタイプで、他ユーザーの影響を受けずに使用したい法人におすすめです。オンプレミスのVMware環境からクラウドへの移行もスムーズです。
専用の物理サーバーを用いる「Type-B」はHaaSタイプで、OSや構成パーツ選択の自由度が高いだけでなく、クラウドの利便性も兼ね備えています。まずはスモールスタート・小規模運用から始めたいという企業にも適しています。
- 「SmartConnect Cloud Platform」の製品情報
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- 対象従業員規模:全ての規模に対応
- 提供形態:クラウド
- サーバの種類:専用・仮想
- 価格:362,000円 ~(Type-S)120,000円~(Type-B)
- サポート体制:日本語スタッフによる24時間365日サポート
WordPressなどCMSに最適!ホスティングサービス比較
レンタルサーバを利用するときには、WordPressのようなCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を活用するケースが多いです。では、CMSに最適なホスティングサービスにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
さくらのレンタルサーバ ビジネス
さくらインターネット株式会社が提供する「さくらのレンタルサーバ ビジネス」は、複数人でサイトを更新するのに適しています。サイトを構築する際のテスト環境や本番環境の機能を無料で利用できます。
マルチドメインは200個まで対応しており、転送量が多くても安定して稼働するサービスです。
エックスサーバービジネス
エックスサーバー株式会社が提供している「エックスサーバービジネス」は、プランが充実しており利用しやすいのが特徴です。基本機能だけでなく、SSL証明書やWAF、Web改ざん検知などのセキュリティ機能も備えており、脅威に対応できます。
各種設定を無料で代行するサービスもあるため、初めてレンタルサーバを利用する企業にも向いています。
WordPress専用サーバー
カゴヤ・ジャパン株式会社が提供する「WordPress専用サーバー」は、WordPressで構築したサイトを快適に運用する環境です。SSL証明書の利用や10GBまでの無料バックアップに対応しており、サービスが充実しています。
サーバは複数のグレードがあるため、自社サイトの規模によって最適な種類を選べます。
ロリポップ!レンタルサーバー
GMOペパボ株式会社が提供する「ロリポップ!レンタルサーバー」は、サイト運営に適したホスティングサービスです。安定した高速サーバを提供しているだけでなく、WordPressの導入などのサポートも充実しています。
24時間365日体制のサポートがあるため、安心してサイトを構築できるでしょう。
ヘテムル
GMOペパボ株式会社が提供する「ヘテムル」は、SSDを標準搭載した高速なレンタルサーバです。用途の幅は広く、データベースサーバ・Webサーバ・メールサーバなどに利用可能。アクセスが急増して負荷が高くなっても安定した稼働を実現します。
WADAX
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が提供する「WADAX」は、サポート体制が充実しているホスティングサービスです。専用サーバ・共用サーバ・プライベートクラウドといったサービスを提供しており、自社に合ったタイプを利用できます。
サーバには高速処理ができるSSDだけでなく、不正侵入検知システムが標準実装されており充実しています。
メール専用で使える!ホスティングサービス比較
レンタルサーバはメール専用のサーバを構築するために利用することも多いです。では、メール専用に使えるホスティングサービスにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
レンタルサーバー アルファメール
株式会社大塚商会が提供するレンタルサーバの「アルファメール」は、プランが豊富なことが特徴です。ビジネス利用に適したドメインを無料で取得でき、レンタルサーバーと一緒に管理されるため、更新忘れによる失効の心配もありません。
メールだけでなく自社ホームページを作成する機能を持ったプランもあるため、これから新しく事業を始める場合にもいいでしょう。
WebARENA メールホスティング
株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズが提供している「WebARENA メールホスティング」は、高い安定性を誇るサービスです。すべての設備を二重化しており、万が一の事態が発生してもサーバの稼働は継続できます。
Webメールに必要な機能は標準で備わっているため、素早く利用できるでしょう。
さくらのメールボックス
さくらインターネット株式会社が提供する「さくらのメールボックス」は、独自ドメインが使えるメール専用レンタルサーバです。初期費用無料でメールアドレスは無制限に利用できるため、従業員数が多い企業にも適しています。
迷惑メールフィルタも搭載しているため、セキュリティ面も安心できます。
メールサーバー
カゴヤ・ジャパン株式会社が提供する「メールサーバー」サービスは、信頼性と実績が優れている低価格なレンタルサーバです。Webメールを標準搭載しているため、いつでもどこでもメールを利用できます。独自ドメインもカゴヤ経由で取得することが可能。
また、ウイルスチェックや迷惑メール対策なども実施しており、セキュリティ対策も万全です。
まだまだある!その他ホスティングサービス比較
ほかにもホスティングサービスをご紹介します。
CPIレンタルサーバー
株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズが提供する「CPIレンタルサーバー」は、さまざまな用途で利用できます。共有サーバと専用サーバ(マネージドプラン・ハイブリッドプラン)の2パターンがあり、どちらもWebサイトの構築・運用に適しています。
サイバー攻撃などさまざまな脅威への対策が可能なため安心して運用できるでしょう。
Zenlogic ホスティング
株式会社IDCフロンティアが提供している「Zenlogic ホスティング」は、クラウド型のレンタルサーバーです。独自ドメイン対応のSSLサーバー証明書やセキュリティ対策など30種類以上の標準機能を搭載しています。
専門スタッフによる無料サポートのほか、作業代行サービスも充実しているため、ITの専任者がいない企業でも安心して導入を検討できます。
ニフクラ レンタルサーバー
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社が提供する「ニフクラ レンタルサーバー」は、最先端のセキュリティを低コストで利用できます。ビジネス向けに特化したデータセンターであり、企業のニーズに合わせたサーバの運用が可能です。
サポート体制も充実しており、設定方法など簡単な内容から電話で相談できます。
BIGLOBEクラウドホスティング
ビッグローブ株式会社が提供する「BIGLOBEクラウドホスティング」は、BCP対策に有効なサービスです。SLA99.99%で安定稼働している国産クラウドであるため、安心して利用しやすいことが特徴です。初期費用は不要で月額固定制のため、予算を立てやすいでしょう。
ホスティングサービスの選び方
自社にとって最適なホスティングサービスを導入するための選び方を見ていきましょう。
用途に合った種類のサーバか
ホスティングにはいくつかの種類があるため、その特徴を押さえて自社の用途・目的に合ったサーバを選ぶ必要があります。主なサーバの種類は以下のとおりです。
- ◆共用サーバ
- 共用サーバとは、複数のユーザが1台のサーバを利用する方法です。ほかの種類と比較すると非常に低価格ですが、他者の影響を受けやすく自由度が低いのがデメリットです。
- ◆専用サーバ
- 専用サーバは、自社専用のサーバをレンタルする方法です。他者の影響を受けず、自由度が高いですが、その分高額になります。
- ◆VPS
- 仮想化技術を使ったサーバであり、1つの物理サーバに複数台のコンピュータを起動させます。費用を抑えやすいですが、高度な技術が必要になります。
ホスティングの種類について詳しく方は、以下の記事をご覧ください。
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自社サイトの規模に合っているか
サイトの種類やスペックを判断するときには、自社サイトの規模を把握する必要があります。月間にどれくらいの利用者がアクセスするのか、どのような種類のサイトなのかで適したサーバは変わってきます。
例えば、小規模なサイトであれば共用サーバ、大規模な自社サイトの運営であれば専用サーバを使うことが多いです。
必要な機能をそろえているか
利用するサーバに、自社にとって必要な機能があるか確認してください。例えば、バックアップ機能やメール機能を利用できるホスティングサービスは多いです。ほかにもホスティングサービスをベースに構築されたグループウェアなどもあります。
また、個人情報を取り扱うサイトであれば、セキュリティに関する機能も必要になるでしょう。膨大な量のファイルやデータを扱う場合は、それに合った容量のサーバ領域が求められます。
価格は妥当か
ホスティングサービスを継続して利用するのであれば、価格も大きな要素になります。
基本的に、ホスティングサービスは月額の料金が決まっており、アクセス数や利用するリソースなどは従量課金制となっていることが多いです。このようなプランもサービスによって変わるためよく確認しましょう。
また、レンタルサーバは安ければ良いというものではありません。価格を抑えるために機能を制限していることもあります。セキュリティ面についても不安がないとは言い切れず、情報漏えいなどのリスクについても考える必要があります。
サポート体制は万全か
サイトを運営する場合、サーバは24時間365日体制で稼働する必要があります。自社でメンテナンスを実施すると運用負荷は非常に大きいでしょう。
そのため、サーバがダウンしたときなどのために、どのようなサポート体制があるのか確認することが大切です。サービスの提供者が運用・監視をしていれば安心して利用できます。
ホスティングサービスを比較し、最適な製品を導入!
ホスティングサービス(レンタルサーバ)を導入する際は、どのような特徴があるのかよく確認しましょう。
レンタルサーバには大きく分けて「共用サーバ」「専用サーバ」「VPS」があり、種類によって価格や性能は異なります。自社に最適なサーバを選ぶためにも、自社サイトの規模や必要な機能、価格を比較してください。
さまざまなホスティングサービスを比較検討して、最適なサービスを利用しましょう。