無料ホスティングサービス・レンタルサーバ5選
まずは、無料で利用できるホスティングサービスにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
XFREE
エックスサーバー株式会社が提供している「XFREE」は、各機能の利用容量は小さいですが充実した内容を無料で使えます。
Webサイトに広告が表示されないため多用途に使えるHTMLサーバ機能、動的サイトの作成が可能なPHP・MySQLサーバ機能、高速システムを搭載したWordPress専用機能の3つから選べます。利用する機能の容量などから適したプランを選んでください。
sterseverFree
ネットオウル株式会社が提供している「sterseverFree」は、用途に応じて3つのプランから選べる無料サーバです。主に広告が表示されないプラン、容量を増加できるプラン、PHP・MySQLに対応し活用の幅が広いプランがあります。
また、PCからアクセスした場合はすべて広告が表示されないため便利です。
XREA
GMOデジロック株式会社が提供している「XREA」は、すべてのユーザーが無料のSSLを使うことができます。また無料で利用できるにもかかわらず、メールやライブチャットによる問い合わせなどのサポートが充実しています。
有料プランではWordPressなどの脆弱性診断やマルウェアの検知・駆除をできるため、安全性が高いです。
sitemix
株式会社セブンアーチザンが提供している「sitemix」は、ホームページ・ブログを利用できます。無料ですが1.5GBの大容量を利用でき、1アカウントで複数のサイトの管理が可能です。
商用利用だけでなく、アフィリエイトなどの広告収入を得られるブログの運用も行えます。
忍者ホームページ
忍者ツールズ株式会社が提供している「忍者ホームページ」は、無料で充実した機能を利用できます。1つのアカウントで最大10個のサイトを運営・管理可能。
ほかの無料サービスよりも容量は小さいですが、有料プランも非常に安価であるため簡単に切り替えることができます。
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無料ホスティングサービス・レンタルサーバの選定ポイント
つづいて、最適なサービスを選ぶために、無料ホスティングサービスやレンタルサーバを選定するポイントを見ていきましょう。
独自ドメインを利用できるか
独自ドメインを利用できるサービスであれば、自分が所有しているサイトとして運用できるため資産になります。サイトがいくら大きく成長しても、独自ドメインを持てないのであれば、そのサイトはサービスを提供している業者のものです。
独自ドメインを利用でき、サイト内のコンテンツを充実させていければ、SEOの効果も大きくなります。もし、サイトの集客数が増えて収益化が図れたとしても、独自ドメインがなければ利益を得られない可能性もゼロではないでしょう。
一般的なホスティングサービスでは独自ドメインを利用できるものが多いです。しかし、無料のサービスの場合は、独自ドメインに対応していないこともあるため注意してください。
通信規格がHTTP/2に対応しているか
HTTP/2という通信規格は、並列処理に優れている特徴があり、リクエストの処理速度が速いです。つまり、複数のリクエストを同時に処理できるということです。そのため、このHTTP/2に対応しているサービスであれば、ある程度アクセスが集中しても速度を落とさずにページを表示できるでしょう。
今後サイトが大きくなったときに、ページが表示される速度が遅いとユーザーはストレスを感じ離脱するリスクがあります。有料のホスティングサービスであればHTTP/2に対応していることが多いですが、無料の場合は注意してください。
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無料ホスティングサービスの注意点
最後に、無料ホスティングサービスの注意点を見ていきましょう。
広告が自動で表示されるケースがある
無料で利用できるホスティングサービスは、利益を得るために、広告が自動で表示されるものが多いです。自分のサイトとは関係ない広告が表示されれば、ユーザーに不信感を与えるためビジネスの邪魔になります。
また、PCで閲覧する場合は広告が表示されないサービスでも、スマホで閲覧すると広告が表示される種類もあります。実際に、広告があると見せたいページに誘導できなくなる可能性が高くなるでしょう。
広告が表示されないサイトであれば、コンテンツだけを見てもらえるため結果に結びつきやすくなります。
商用利用ができないこともある
ホスティングサービスを利用する場合は、サービスの提供元が定めた規約を守る必要があります。
無料サービスの場合は制限が多く、商用利用できないケースも多いです。提供元は広告を表示することで利益を得ているため、ビジネスとして利用すると広告収入が減ると考えられるからです。
企業サイトだけでなく、個人で運営するアフィリエイトなどのブログも禁止されているケースがあるため注意してください。
容量が十分に確保できない場合がある
無料のホスティングサービスは容量が少ないことが1つの特徴です。
人気があるサービスでも、ディスクの容量が1GBを下回っているものが多いでしょう。長期的に利用するのであれば、ディスクの容量はある程度確保しなければなりません。もし、容量が足りなくなればコンテンツを更新したり増やしたりできません。
無料サービスでもディスクの容量だけ有料で追加できるものもあるため、利用前によく確認しておきましょう。
トラブルを自分で解決する必要がある
無料サービスは十分なサポートを受けられないことがほとんどです。広告を表示することで収益を得ているとはいえ、無償のサポートを行っていればサービスを運営できません。したがって、トラブルが発生した場合は自分で対処する必要があるため、注意してください。
無料ホスティングサービスを理解し有料製品も検討しよう!
無料のホスティングサービスは手軽に利用できますが、同時にデメリットも多いため注意しなければなりません。
例えば、容量が少なかったり、邪魔な広告が表示されたりしてしまいます。長期的にサイトやコンテンツを充実させたい場合は、機能やサポートがしっかりしている有料版を活用するのも1つの手段です。
法人向けのサポートやサービスのあるホスティングサービスを以下の記事で紹介しています。興味のある方はご覧ください。
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