DXハイスクールとは
DXハイスクールとは、文部科学省が実施する「高等学校DX加速化推進事業」の通称です。情報・数学などを重視する教育や、ICTを活用した探究的・文理横断的・実践的な学びに取り組む高校の環境整備を支援します。
対象は、公立・私立の高等学校、中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部などです。設備備品費のほか、設備の利用に必要な関連経費や外部人材への委託費・謝金、通信運搬費なども補助対象に含まれます。
ただし、DXハイスクール向けの製品であっても、必ず補助対象になるわけではありません。学校の事業計画やカリキュラムとの関連性、経費の必要性などを踏まえて判断されます。導入前に最新の交付要綱や実施要領を確認し、製品提供会社や教育委員会、学校法人の担当部署へ相談しましょう。
参考:令和7年度 高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)|文部科学省
DXハイスクールに動作解析製品を導入するメリット
動作解析製品とは、カメラ映像やセンサーから取得したデータをもとに、姿勢や関節の動き、速度、角度、移動距離、身体にかかる力などを分析するシステムです。DXハイスクールでは、体育や部活動のフォーム分析に加え、情報・数学・理科を横断した探究学習やデータ分析にも活用できます。
映像を比較するシンプルな製品から、AIによる骨格分析、複数のカメラを用いた3次元解析に対応する製品まで、機能はさまざまです。ここでは、動作解析製品を導入する主なメリットを解説します。
体育や部活動の動きをデータ化できる
動作解析製品を活用すると、陸上競技の走行フォーム、野球の投球・打撃、バスケットボールのシュート、体操の演技などを映像や数値で確認できます。目視や感覚だけに頼らず、改善前後のフォームや関節角度、動作のタイミングなどを客観的に比較できる点が特徴です。
生徒自身が映像を撮影し、分析結果から課題を見つけて改善方法を考えることで、主体的な学びにもつながります。体育の授業だけでなく、運動部活動におけるセルフコーチングや、保健体育科の専門的な学習にも活用できるでしょう。
情報・数学・理科を横断した探究学習に活用できる
動作解析は、スポーツ技能の向上だけを目的としたものではありません。取得した座標や角度、速度などのデータを表計算ソフトやプログラミング環境に取り込み、グラフ化や統計分析を行うことで、情報・数学・理科を横断した学習が可能です。
例えば、複数の生徒の動作データを収集して平均値や相関関係を求めたり、改善前後の数値を比較して仮説を検証したりできます。「どのようなフォームなら速く走れるのか」「跳躍時の関節角度と記録に関係があるか」など、生徒に身近なテーマからデータサイエンスを学べる点がメリットです。
課題発見から検証・改善までの過程を学べる
探究学習では、ツールを操作するだけでなく、生徒が課題を設定し、データを集め、分析結果から考察する過程が重要です。動作解析製品を使えば、「撮影」「数値化」「比較」「考察」「再実践」という一連のサイクルを授業に組み込めます。
分析結果をレポートやプレゼンテーションにまとめる活動を加えることで、データを読み解く力だけでなく、根拠を示して説明する力や、他者と協力して課題を解決する力の育成にも役立ちます。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)で「動作解析ソリューション」の一括資料請求が可能です。ぜひ、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。
DXハイスクール対応の動作解析製品を選ぶポイント
動作解析製品は、撮影方法や分析項目、必要な機器、操作性などが製品によって異なります。高機能な製品が必ずしも高校の授業に適しているとは限りません。授業の目的や導入後の運用を踏まえ、以下のポイントを比較しましょう。
- ●授業や探究活動の目的に適しているか
- ●2次元解析と3次元解析のどちらが必要か
- ●マーカーや専用センサーが必要か
- ●生徒や教員が操作しやすいか
- ●既存の端末や撮影機器を利用できるか
- ●データを出力・二次利用できるか
- ●授業設計や操作研修の支援を受けられるか
- ●導入後も無理なく継続利用できるか
授業や探究活動の目的に適しているか
まず、動作解析を通じて生徒に何を学ばせたいのかを明確にしましょう。フォームの違いを映像で確認することが目的なら、スロー再生や2画面比較、重ね合わせ、作図に対応した製品が適しています。関節角度や速度を数値で分析したい場合は、AI骨格分析や座標取得機能が必要です。
3次元空間での身体の動きや、床を蹴る力、左右のバランスまで分析する場合は、3次元解析システムやフォースプレートも候補になります。ただし、高度な計測ほど準備や分析に専門知識が求められるため、授業時間や教員の運用体制も考慮しましょう。
選定時には、「どの授業で」「どの学年が」「何を測定し」「どのような成果物を作るのか」まで具体化することが重要です。製品ありきではなく、育成したい能力から必要な機能を整理してください。
2次元解析と3次元解析のどちらが必要か
2次元解析は、一方向から撮影した映像をもとに、フォームや角度、速度などを分析する方法です。カメラ1台やスマートフォン、タブレットで利用できる製品も多く、体育館やグラウンドへ持ち運びやすい点がメリットです。導入や操作の負担を抑え、幅広い授業で活用したい学校に向いています。
3次元解析は、奥行きを含む身体の動きを扱えるため、回旋をともなう動作や複雑なフォームを詳しく分析できます。一方、複数台のカメラや専用機器、撮影場所の確保、キャリブレーションなどが必要になる場合があります。
AIを活用し、カメラ1台で3次元解析を行える製品もありますが、動作や撮影環境によって分析精度は異なります。授業で求める精度や対象競技、撮影場所を踏まえて選びましょう。
マーカーや専用センサーが必要か
動作解析には、身体にマーカーやセンサーを装着する方式と、映像からAIが骨格を認識するマーカーレス方式があります。マーカーレス方式は準備時間を短縮しやすく、普段の体育授業や部活動に取り入れやすい点が特徴です。
一方、マーカーやセンサー、フォースプレートを使用する方式は、より詳細なデータを取得できる場合があります。専門学科での研究や大学との共同研究など、高度な分析を行いたい学校に適しています。
専用機器が必要な場合は、製品本体の価格だけでなく、カメラ、三脚、照明、解析用パソコン、センサー、収納設備なども含めて費用を確認しましょう。消耗品の交換や校内での保管方法も選定時のポイントです。
生徒や教員が操作しやすいか
継続的に活用するには、教員だけでなく、生徒も主体的に操作できることが重要です。映像を簡単に取り込めるか、分析項目を直感的に設定できるか、結果をグラフや骨格表示で確認しやすいかを比較しましょう。
高度な機能を備えていても、操作を担当できる教員が限られると、特定の授業や部活動でしか利用されない可能性があります。デモンストレーションや無料トライアルを利用し、実際の授業を想定して操作性を確認してください。
複数の生徒が利用する場合は、アカウント数やライセンス条件、端末へのインストール方法も確認が必要です。校内の共有端末や自宅学習での利用可否など、運用範囲を整理しておきましょう。
既存の端末や撮影機器を利用できるか
学校にあるタブレットやパソコン、ビデオカメラを利用できれば、追加費用を抑えられます。対応OSや推奨端末、必要なストレージ容量、カメラの解像度、フレームレートなどを確認しましょう。
スマートフォンやタブレットだけで撮影・分析できる製品は、体育館やグラウンド、部活動の遠征先でも利用しやすいでしょう。一方、高速度カメラや複数台のカメラに対応する製品は、素早い動作や専門的な研究に適しています。
クラウド上で解析する場合は、校内ネットワークの通信速度や利用制限も確認してください。大容量の動画をアップロードすると、通信が集中して処理に時間がかかる可能性があります。
データを出力・二次利用できるか
情報や数学の授業で分析結果を活用する場合は、座標・角度・速度・距離などの数値をCSV形式やテキスト形式で出力可能か確認しましょう。表計算ソフトや統計解析ツール、プログラミング環境に取り込めれば、生徒自身によるグラフ作成や独自の分析にもつなげられます。
映像をレポートや発表に使用する場合は、作図や骨格を重ねた動画の保存、複数映像の並列出力に対応しているかも重要です。分析結果を生徒間で共有できれば、グループワークや相互評価にも活用しやすくなります。
ただし、生徒の映像や身体データは個人情報に該当する可能性があります。保存場所やアクセス権限、共有範囲、データの削除方法もあわせて確認してください。
授業設計や操作研修の支援を受けられるか
動作解析製品を導入しても、具体的な活用方法が決まっていなければ、十分に利用されない可能性があります。初期設定だけでなく、教員向けの操作研修、授業案の作成、測定方法の指導、導入後の問い合わせ対応などを受けられるか確認しましょう。
特に、3次元解析やフォースプレートを用いた計測では、撮影条件や分析方法によって結果が変わる場合があります。動作解析やスポーツ科学に詳しい担当者から支援を受けられれば、教員の負担を抑えながら適切な授業運営につなげられます。
大学や研究機関、地域企業と連携した探究活動を計画している場合は、外部講師の派遣や共同授業、研究支援に対応しているかも確認してください。
導入後も無理なく継続利用できるか
DXハイスクール事業の補助金で初期費用をまかなえても、次年度以降にライセンス料や保守費用が発生する場合があります。初期費用だけでなく、月額・年額利用料、アカウント追加費用、オプション料金、機器の更新費用まで確認しましょう。
特定の教員や部活動だけで利用する場合と、複数教科・複数学年で利用する場合では、費用対効果の考え方も異なります。導入後3年程度の活用計画を作成し、学校の通常予算でも継続できるか検討してください。
導入によって得たい授業成果や評価指標を設定しておくことも大切です。利用回数だけでなく、生徒の課題発見力やデータ分析力、発表内容の変化なども確認しましょう。
DXハイスクール対応の動作解析製品を比較
ここからは、DXハイスクール事業における教育環境の整備に活用できる動作解析製品を紹介します。搭載機能や必要な機器、補助対象となるかどうかは、契約内容や各校の事業計画によって異なるため、詳細は提供会社へお問い合わせください。
SPLYZA Motion
株式会社SPLYZAが提供する「SPLYZA Motion」は、カメラ1台でマーカーレスの3次元動作解析を行えるAIモーションキャプチャアプリです。iOS端末だけで撮影から解析まで完結し、関節角度や速度、距離など全50か所のデータを数値化できます。体育や部活動のフォーム分析に加え、取得データを用いた探究学習にも取り入れやすい製品です。
Dartfish Software
株式会社ダートフィッシュ・ジャパンが提供する「Dartfish Software」は、撮影映像を用いて動作や試合内容を分析する映像コーチングソフトです。スロー再生や2画面比較、映像の重ね合わせ、描画に加え、距離・角度・速度などの計測にも対応しています。分析した映像やデータはクラウドで共有でき、体育授業や部活動におけるフォーム改善、相互評価にも活用可能です。
Sportip Pro
株式会社Sportipが提供する「Sportip Pro」は、スマートフォンやタブレットのカメラを用いて、姿勢や身体動作をAIで分析するアプリです。静的・動的姿勢、関節可動域、ジャンプ、トレーニングフォームなどを測定し、身体の状態や運動前後の変化を可視化します。体育や部活動での身体評価のほか、測定結果を題材とした探究活動にも応用できます。
DIPP-Motion V/3D
株式会社ディテクトが提供する「DIPP-Motion V/3D」は、映像から対象物の動きを追跡し、2次元・3次元座標を算出する運動解析ソフトです。ハイスピードカメラや複数台のカメラを用いた計測にも対応し、速度や加速度、角速度などをグラフで確認できます。スポーツ動作だけでなく、物理現象や機械の運動を扱う高度な探究活動にも適しています。
MARS
Kistler Groupが提供する「MARS」は、キスラー製フォースプレートで取得したデータを測定・分析・管理する身体能力解析ソフトです。ジャンプ時の力やパワー、左右差、バランス、身体の安定性などを分析し、グラフやレポートにまとめられます。スポーツ科学や物理、数学を横断した専門的な計測・データ分析に活用できます。
ウルティウム モーション
酒井医療株式会社が提供する「ウルティウム モーション」は、小型の慣性センサーを身体に装着して3次元動作を解析するシステムです。関節角度や加速度などをリアルタイムに計測し、ビデオ映像や3D骨格モデルとあわせて表示できます。計測場所を選ばず、競技環境での動作分析やスポーツ科学の探究学習に役立ちます。
DXハイスクールで動作解析製品を活用する方法
動作解析製品は、体育や部活動でフォームを確認するだけでなく、情報・数学・理科・保健体育などを横断した授業にも活用できます。ここでは、具体的な活用方法を紹介します。
改善前後の動作を比較する
生徒の走行・投球・跳躍・シュートなどを撮影し、改善前後の映像を比較します。映像上に線や角度を表示したり、スロー再生したりすることで、動きの違いを視覚的に把握できます。
はじめに生徒自身が改善点を予想し、練習後の映像や数値をもとに仮説を検証すると、探究的な学習につながります。教員が正解を教えるだけでなく、生徒がデータを根拠に改善方法を考える授業設計が重要です。
動作データと競技記録の関係を分析する
関節角度や動作時間、速度、ジャンプ時の力などと、走行タイムや飛距離、成功率との関係を調べます。複数回のデータを取得し、散布図や箱ひげ図などで表すことで、数学や情報の統計分野と関連付けられます。
生徒ごとの身体的な違いや測定誤差も考慮して分析すれば、単純な数値比較にとどまらず、データの解釈や限界について考える機会になります。
生徒が分析方法を設計する
教員が測定項目をすべて指定するのではなく、生徒が研究テーマや撮影方法、比較条件を考える活動も有効です。例えば、「助走速度と跳躍距離の関係」「投球時の身体の回転と球速の関係」など、身近な疑問からテーマを設定します。
必要なデータや測定回数、条件を生徒自身が検討することで、実験計画を立てる力や適切なデータを収集する力を育成できます。分析結果が仮説と異なった場合に、撮影条件や分析方法を見直す過程も重要な学びです。
地域や大学と連携した研究に活用する
動作解析を専門とする大学やスポーツ団体、医療・福祉機関、地域企業と連携し、より専門的な研究に取り組む方法もあります。大学教員や技術者から測定方法やデータ分析の指導を受ければ、高校の授業だけでは扱いにくいテーマにも挑戦できます。
スポーツに限らず、高齢者の歩行、作業時の姿勢、伝統芸能の身体動作などを研究対象とすれば、地域課題の解決や文化の記録にもつながります。外部連携を計画する際は、協力先の役割や成果物、個人情報の取扱いを事前に整理しましょう。
DXハイスクール対応の動作解析製品導入時の注意点
補助金を活用して動作解析製品を導入する場合は、機器の購入自体が目的にならないよう注意が必要です。導入後も授業で継続的に利用できる体制を整えましょう。
製品が自動的に補助対象になるわけではない
動作解析製品に「DXハイスクール対応」と記載されていても、導入費用が必ず補助対象になるとは限りません。学校の事業計画やカリキュラムに必要な設備であることを示し、対象経費として認められる必要があります。
見積もりを取得する際は、本体やライセンス、周辺機器、初期設定、研修などの費用を分けてもらいましょう。補助対象となる経費の範囲に不明点がある場合は、申請前に設置者や関係窓口へ確認してください。
生徒の映像や身体データを適切に管理する
動作解析では、生徒の顔や身体が映った動画、姿勢や身体能力に関するデータを扱います。撮影目的や利用範囲、保存期間、成果発表での取扱いを定め、必要に応じて本人や保護者へ説明しましょう。
クラウドサービスを利用する場合は、データの保存先や暗号化、アクセス権限、契約終了後の削除方法などを確認してください。分析映像を生徒が共有する際も、URLを知っている人なら閲覧できる設定になっていないか注意が必要です。
担当教員だけに運用を集中させない
特定の教員だけが製品の操作方法や授業の進め方を理解していると、異動や担当変更によって活用が止まる可能性があります。操作手順や授業案、撮影時の注意点、データ管理方法などを校内で共有しましょう。
導入初年度は、小規模な授業や部活動で試行し、利用方法や課題を整理したうえで対象を広げるのも有効です。複数教科の教員が参加する校内チームを作れば、体育だけでなく情報・数学・理科などへの展開も進めやすくなります。
導入効果を検証して次年度の計画につなげる
製品の利用回数だけで導入効果を判断せず、生徒の学びにどのような変化があったかを確認しましょう。例えば、分析レポートの内容や、データを根拠に説明できた生徒の割合、改善案を自ら考えられたかなどを評価します。
教員と生徒へのアンケートも実施し、操作性や授業時間、分析項目の難易度を検証してください。得られた課題を次年度の授業計画や研修内容、ライセンス数の見直しに反映することで、継続的な活用につながります。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)で「動作解析ソリューション」の一括資料請求が可能です。ぜひ、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。
DXハイスクール対応の動作解析製品に関するよくある質問
ここでは、DXハイスクール事業で動作解析製品を検討する際によくある疑問を紹介します。
動作解析製品はDXハイスクールの補助対象ですか?
動作解析製品が一律に補助対象として指定されているわけではありません。情報・数学などの教育や、ICTを活用した探究的・文理横断的な学びに必要な設備・サービスとして事業計画に位置付け、経費の必要性が認められることが前提です。最新の交付要綱や実施要領を確認し、設置者や関係窓口へ相談してください。
普通科の高校でも導入できますか?
普通科でも活用可能です。体育と情報・数学を組み合わせたデータ分析、探究活動、部活動を題材とした課題解決学習などが考えられます。専門的なスポーツ設備の導入自体を目的とせず、どのような資質・能力を育成するのかを明確にすることが重要です。
スマートフォンやタブレットだけでも分析できますか?
製品によっては、スマートフォンやタブレットのカメラを利用し、撮影から分析まで行えます。映像比較や簡易的な角度計測、AI骨格分析などに対応する製品もあります。一方、高度な3次元解析や力の測定には、複数台のカメラや解析用パソコン、フォースプレートなどが必要です。
体育や部活動以外でも利用できますか?
情報・数学・理科・保健体育を横断した探究学習のほか、プログラミングや統計分析、人間工学、福祉、地域課題研究などにも活用できます。取得した数値をCSV形式で出力できる製品なら、表計算ソフトやプログラミング環境を用いた二次分析にも展開しやすいでしょう。
導入前にデモやトライアルを利用したほうがよいですか?
可能であれば、導入前にデモンストレーションや無料トライアルを利用しましょう。製品資料だけでは、撮影から分析までの操作性や処理速度、生徒が使いこなせるかを判断しにくいためです。実際の授業や部活動を想定し、既存端末との相性、データの見やすさ、準備にかかる時間などを確認してください。
まとめ
動作解析製品を活用すれば、体育や部活動でのフォーム改善だけでなく、情報・数学・理科を横断したデータサイエンス教育にも取り組めます。製品選定では、2次元・3次元解析の違いや必要な機器、操作性、データ出力の可否を確認しましょう。
授業設計や教員研修、保守体制、次年度以降の費用も重要です。育成したい能力や授業の目的を明確にし、複数製品を比較したうえで、自校の教育計画に適した動作解析製品を選んでください。


