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2026年10月28日

Geminiアプリに「Immersive explorations」——テーマを層ごとにたどる対話型の学習体験、日本語は現時点で英語表示

Geminiアプリに「Immersive explorations」——テーマを層ごとにたどる対話型の学習体験、日本語は現時点で英語表示

Geminiアプリに「Immersive explorations」——テーマを層ごとにたどる対話型の学習体験、日本語は現時点で英語表示(写真はイメージ)

Googleは2026年10月28日、Geminiアプリで「Immersive explorations」の提供を始めたと発表した。さまざまなテーマを、対話しながら視覚的に層ごとに探れるコンテンツのライブラリである。ミクロの仕組みから深宇宙まで、扱う規模の幅は広い。

利用できるのは、Google Workspaceの全顧客とWorkspace Individualの契約者、個人のGoogleアカウントの利用者だ。Webとモバイルの両方に対応する。一方で、対応言語に日本語は含まれておらず、日本語環境では当面英語で表示される。

テーマを層ごとに掘り下げる対話型コンテンツ

Immersive explorationsでは、各シーンがガイド付きの解説を持つ対話型の「ノード」に分かれて展開する。利用者は層をタップすることで、さらに深い内容へ進める。惑星規模の大きな視点から、分子や原子のレベルまで一気にたどれるという。

Googleは例として、シルクロードの交易路をたどる、ジェットエンジンの内部をのぞく、雷の物理を学ぶといったテーマを挙げている。文章だけで説明するのではなく、構造を視覚的に分解して見せる点が特徴だ。今後は音声ナレーションも加わり、各層を音声で案内する予定である。

学生向けハブから利用、チャット内でも利用可能に

ライブラリは、Geminiアプリの「Gemini student hub」から利用できる。「Try immersive explorations」をクリックすると表示される仕組みだ。Googleは、Geminiとのチャットの中から直接使えるようにする計画も示している。

利用を始めるための個別の設定は、利用者側にはない。専用ページ(gemini.google.com/immersive-explorations)を開けばよい。Geminiアプリのメニューで「Students」を選んでも利用できる。Rapid ReleaseとScheduled Releaseのどちらのドメインでも、すでに利用可能になっている。

Workspaceの全顧客が対象、日本語は当面英語で表示

提供範囲は、入口によって異なる。Gemini student hubからの利用は、教育機関向けのEducation Fundamentals、Standard、Plusが対象となる。専用ページからの利用は、Workspaceの全顧客とWorkspace Individualの契約者が対象だ。個人アカウントの利用者も使える。

対応言語は、英語、インドネシア語、ヒンディー語、ブラジルポルトガル語、フランス語、簡体字中国語の6つである。それ以外の言語の利用者には、現時点で英語のみの体験が提供される。Googleは対応言語を順次増やすとしているが、日本語への対応時期は示されていない。料金についての記載もない。

企業への示唆

管理者がまず押さえたいのは、この機能に専用の管理設定がない点である。利用を制御したい場合は、Geminiアプリ自体のオン・オフで管理することになる。Geminiアプリを社内で開放している企業では、従業員がすでに使える状態にあると考えておきたい。

社内研修や新人教育の教材として使えるかは、現時点では見極めが必要だ。用意されているテーマはGoogleのライブラリに限られ、自社の業務内容を載せられるとは示されていない。日本語にも対応していないため、まずは英語教材の補助として試し、本格的な研修には既存の学習システムと組み合わせて検討するのが現実的だろう。

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まとめ

Googleは、Geminiアプリで「Immersive explorations」の提供を始めた。テーマを層ごとに掘り下げられる対話型・視覚型のコンテンツで、Workspaceの全顧客と個人アカウントの利用者が使える。今後はチャット内からの利用や音声ナレーションにも対応する予定だ。

管理者向けの専用設定はなく、利用の制御はGeminiアプリ自体のオン・オフで行う。日本語には未対応のため、日本企業が業務で活用するのは対応言語の拡大を待ってからになりそうだ。

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