PT-SaaSとは
中小製造業・小規模製造業向けのクラウド型の生産管理ソフトで、自社の抱える経営課題を解決するツールとなっています。 企業の求める管理に応じて段階的に導入できます。レベル1では基本機能、レベル2・3では拡大機能を、それに加える形でオプション機能があります。
ネットを活用して情報共有を行い、製造情報を一元化できるため、出荷や受注・売上管理に至るまでスムーズに行う事ができます。
PT-SaaSでできること
【自社の管理レベルに応じた3段階の仕組み】
●レベル1
EDIを活用した受注登録や出荷登録、売上管理が可能です。部品や部材支給の10名程度の製造業に最適で、レベル1だけでも十分な効果が期待できます。得意先別の売上管理や受注生産、見込生産にも対応可能です。
●レベル2
レベル1の機能にプラスして部品や部材の発注仕入入力、外注への発注管理などができます。自社で部材を調達する企業はレベル2までの活用で、業務の効率化が図れます。発注書印刷などの発注管理もできます。
●レベル3
レベル1、2に加え、生産計画の作成から製品・部材在庫管理、工程進捗管理まで実行できます。一般の生産管理に必要なあらゆる機能が揃っており、本格的な生産管理システムの構築が可能です。また、作業指示書や外注発注書が印刷、製品や部材の在庫管理も可能。
【データ共有に専用回線は不要】
データセンターで厳重にデータ管理されており、暗号化によるセキュリティも強化されているため、災害時などにおいても安心して使えます。モバイル環境や離れた場所に位置する本社や工場でも情報共有が可能です。自社にデータベースは不要で、リアルタイムに受注出荷から売上管理まで行う事ができます。また、プログラムはデータセンターから自動でダウンロードし更新されるので、システム管理を大幅に軽減できます。
【EDI(受発注・生産管理システム)機能の活用で業務効率アップ】
取引先からの多品種少量受注や短納期、低価格等に対応するため、EDIを導入して伝票管理に画像データベースを連動。製品の可視化を図ることにより、社内業務の効率化や手作業によるミスの削減、納期の短縮などを実現します。また、EDI機能の活用によって、リードタイムも短縮でき、製品検索や問い合わせ対応等において飛躍的な業務効率に繋がります 。
PT-SaaSの強み
【電子指示図書管理システムによる受注と精算進捗情報の見える化】
従来では情報交換が紙ベースの管理なため、ブラックボックスになってしまって進捗が見えず、トータル管理ができないという課題が残っていました。そこで、EDIのデータベースを活用し、最新の受注情報と照らし合わせて生産計画の納期や製品情報から工程ごとの進捗情報を管理して共有することを実現。自社および協力工場が協同して作業する工程に限った工程進捗情報や不良情報の共有化ができ、連携することで高精度・低コスト・短納期といった顧客ニーズにも応じる体制を整えます。結果的にお互いの管理レベルを上昇させ、トータル的なQCD向上に取り組むことによって、自社だけはない協力工場も含めた「見える化」で生産能力の最大化や効率アップを図ることができます。拡張機能によって、顧客からの受注の拡大に大いに役立つことが期待できます。