Webアプリケーションのフレームワーク × 超高速開発ツール
企業の業務システム向けの、本格的なWebアプリケーションのフレームワーク上に、画面や検索・更新処理など、どのようなアプリケーションにも存在する基本的な処理を自動生成。データベースやテーブルは別途設計し、ご用意いただく必要がありますが、データベースが存在する状態から、検索・追加・更新・削除など、基本的な機能を備えた、すぐに動作するWebアプリケーションを自動生成します。
画面のレイアウトも一から設定する必要がなく生成できるため、画面の見た目が初期状態のままでよければ、入力チェックや計算処理などのロジックを追加すればシステムを完成させることができます。もちろん画面レイアウトを変更することも可能で、CSSによるスタイルの設定や、ユーザーが定義するコンポーネントによって凝った画面を作成することも可能です。
受託開発の現場から生まれたAZAREA_Geneは、企業向けのプログラミング言語としては一般的なJava/C#に対応していますので、開発ツールの設定やAZAREA_Ruleを用いても実装することが困難な機能要件に対し、プログラミングによる柔軟なカスタマイズを行うことができ、EclipseやVisual Studioによるデバッグ実行にも対応しています。
AZAREA_Rule(アザレア・ルール)
Excelファイルで定義可能なビジネスルールエンジンにより、AZAREA_Geneの開発ツールの設定だけでは実現が困難な様々な機能要件に対応します。
項目間の関連チェック、計算処理、権限制御、データの状態による画面のスタイルやボタンの使用可否の制御など、企業向けの業務システムに頻出の要件をExcelファイルの定義で可能にします。
AZAREA_Ruleの利点は、通常はプログラミングが必要なロジックをExcelファイルに外出しにすることで、システムの運用が始まってから仕様変更が必要になった際に、プログラムを修正したり、プログラムをビルドし直す必要がありません。Excelファイルの修正と差し替えだけでシステムの動作仕様を変更できることは、システムを運用する上で、大きなメリットになります。
AZAREA_Workflow(アザレア・ワークフロー)
AZAREA_Workflowは、一般的なワークフローシステムに備わっているようなテンプレートは存在しませんが、AZAREA_Geneによって作成した業務システムにワークフローを組み込むことができます。どのような企業でもあまり差が無いようなワークフローシステムは、他社様の既存のパッケージソフトやSaaSサービスで実現すればよいと考えておりますが、企業の業務に特化した個別の業務システムに、ワークフローの機能を組み込むのは、ゼロから開発すると非常に開発工数がかかり、システムの仕様も複雑になりがちです。AZAREA_Workflowは、AZAREA_Geneとの連携機能により、業務システムに本格的なワークフローを組み込むことに特化していますので、業務システムの仕様からワークフローの承認経路や権限周りに関するロジックを外出しすることで、個別の業務システムの複雑化を防ぎ、ワークフローシステム開発時の生産性と保守性を低減させることができます。