「beat/active」とは
beat/activeとは、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が提供する企業向けネットワークサービスです。beat-boxと呼ばれるネットワーク装置を複数拠点に配置することで、拠点間を直接つなぐVPN環境を構築することができます。また、beat-boxを多重化することにより、拠点間の通信を自動的に分散し、障害に強いネットワーク環境を作り上げることが可能です。
さらに、外出先からオフィスのLANにリモートアクセスしてファイルの確認やメールの閲覧をすることができます。
「beat/active」でできること
【インターネットVPN】
各拠点にbeat-boxを設置することにより、自動的にVPN接続を可能とするサービスです。拠点間がフルメッシュ接続(直接VPN接続)されているため、仮にどこかの拠点でトラブルが発生しても、他の拠点への影響を与えない仕組みを提供します。
【beat-box多重化】
beat-boxは三重化まで実現でき、快適なネットワーク環境を構築することができます。beat-boxを1つの拠点に複数設置することにより、ネットワークの負荷を軽減することが可能です。例えば、3つあるbeat-boxのうち2つがダウンしても、正常なbeat-boxが1台生きていれば、インターネットに接続することができます。
【リモートアクセス】
自宅や外出先からセキュアに社内のネットワークへ接続できる環境を提供します。パソコンだけでなくiPadやAndroid、iPhoneのようなモバイル端末から社内メールやファイルへのアクセスが可能です。beat-box独自の認証方式によりセキュリティを担保し、情報漏洩のリスクを軽減します。
【クラウド接続】
社内ネットワーク環境とパブリッククラウドをVPN接続を行うことで、クラウド環境を安全に利用することが可能です。社内のネットワークにbeat-boxを配置することで、簡単に通信環境を構築することができます。beat-boxからクラウド環境への通信の際にウイルスチェックを行うため、クラウド環境への接続を安全に行うことができます。
【IPoE接続】
beat/active isp-IPoEサービスを利用することにより、オフィスからのインターネットアクセスをスムーズに行うことが可能になります。
「beat/active」で解決できる課題
【インターネット通信を分散させたい】
事業所内のパソコン台数が多い場合、beat-boxを多重化することにより、インターネット通信を分散させることができるため、快適にインターネット通信が可能になります。
【本社でアクセスを一元管理したい】
beat-boxを多重化し、小規模な事業所のアクセスを本社に集めることでインターネットやVPNの通信を自動で分散させることができます。本社のbeat-boxを多重化させておくことで、仮に本社で何らかの障害が発生しても残りのbeat-boxを動かすことでインターネットにアクセスし続けることが可能です。
【回線帯域の無駄をなくしたい】
beat-boxを多重化することにより、VPN通信を分散させることができます。それにより回線帯域を無駄なく使用することが可能です。簡単なネットワーク設定で無駄のないVPN通信を導入することができます。
【災害対応】
VPN通信でBCP対応が可能です。たとえ本社で火災や地震などの大規模災害が発生したとしても、別の拠点間の通信で継続してインターネットへの接続することができます。それにより、通信障害時の影響を最小化することが可能です。