クレジットカード決済のメリット
一般社団法人日本クレジット協会の調査によれば、平成24年のクレジットカードの総発行数は、2 億 6,027 万枚でした。ネットショッピングにおいては、最も利用されている決済方法はクレジットカード決済です。総務省の調査によると、ネットでの購入時の決済方法はクレジットカードが60%を占めています。
出典:一般社団法人日本クレジット協会 クレジットカード発行枚数調査結果
http://www.j-credit.or.jp/information/statistics/#issue
総務省「平成25年通信利用動向調査」
http://www.j-credit.or.jp/information/statistics/#issue
ユーザにとってのクレジットカード決済があるメリット
クレジットカード決済では、手元に現金がなくても買物ができ、後で銀行やコンビニに払いに行く必要がありません。また、その場ですぐに決済が完了するので、商品を注文してからすぐに商品が発送されます。
クレジットカードの特徴として、分割やリボなどの支払い方法を選択でき、ポイントやマイルが貯まるといった特典もあります。
企業にとってオンライン決済システムを使うメリット
クレジットカード決済を扱うオンライン決済システムの場合、決済代行のサービスを包括していることがほとんどです。本来、クレジットカード決済を導入する場合は、各カード会社と契約し審査を通過する必要がありますが、決済代行サービスを使えば、カード会社と直接やりとりしなくても、簡単にカード決済を導入することができます。
カード会社との契約が難しい小規模なECサイトであっても、時間と手間をかけずにクレジットカード決済の導入が可能です。
銀行振込・コンビニ決済のメリット
ネットショッピングで一番利用されている決済方法はクレジットカード決済ですが、24時間利用可能なコンビニエンスストアでの決済の需要も高まっています。また、コンビニ決済や銀行振込での決済は、インターネット上でカード番号などの個人情報を開示したくないといった方にニーズがあります。
ユーザにとって銀行振込やコンビニ決済があるメリット
コンビニエンスストアであればいつでも自分の好きなタイミングで支払いができます。商品購入の際、個人情報を入力せずにネットショッピングが楽しめます。また、カードを持っていなくても支払いができるといったメリットがあります。
企業にとってオンライン決済システムを使うメリット
決済代行を包括したサービスを使えば、各銀行やコンビニエンスストアと契約する手間がありません。また、最近では仮想口座を使ったサービスも増えており、Web上での注文と振込先の情報のひも付けや消し込みを自動で行えるため、煩雑な管理作業を必要としません。
後払い決済・代金引換のメリット
後払い決済や代金引換は先に商品を発送し、顧客のもとに商品が届いてから料金を支払っていただく方法です。
カード決済や銀行振込をしたにも関わらず、商品が届かない、不良品が届いた、といったようなネットショッピング詐欺は急増しており、ネットショッピングに不安を感じている人も少なからず存在します。後払い決済では、顧客が安心して商品を注文できるので、購入率アップによる売上向上が期待できます。
ユーザにとって後払い決済や代金引換があるメリット
注文した商品が届いてから料金を支払うので、安心して商品を購入できます。また。クレジットカードや手元に現金が無くても商品注文が可能です。
企業にとってオンライン決済システムを使うメリット
後払い決済では、決済事業者が事前に商品代金を立て替えすることが多いため、代金未回収のリスクがありません。
また、先払いの場合では、注文が入ってから支払期限までは、注文を受けた商品を保管しなければならないため、支払期限を過ぎても入金が確認できない時は、売れ残りが発生するリスクがあります。しかし、後払い決済の場合、注文後すぐに商品を発送できるため、商品取り置きにより売れ残りのリスクを防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたか。ネットショッピングが当たり前になった現代においては、オンライン決済の必要性もますます増してきています。決済方法が増えればユーザにとって利便性が高まることは言うまでもありませんが、企業側はそれに対応する工数も増えます。そのような業務を効率化するオンライン決済システム、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。