オンライン決済システムとは、どのようなサービスなのか?
オンライン決済システムとは、商品やサービスをインターネット上で購入するときに使用する決済システムのことを指します。ECサイトや有料のオンラインサービスを利用することが増え、その際の支払いもオンライン上ですることに消費者の抵抗感も少なくなってきているのが現状です。
総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると、直近1年間におけるオンライン決済の利用回数を調べると、利用回数6回以上が約65%と圧倒的多数を占めているといった結果が出ました。ECサイトを運営している方なら、オンライン決済システムはなくてはならないものになっています。
では、オンラインでの決済方法にはどのような種類があるのでしょうか。ここでは6つの決済方法についてご紹介します。
オンライン決済の種類
- 1.クレジットカード決済
- 商品購入手続きの後、すぐに決済を進めることができます。代金の取引は顧客とカード会社との間で行っているので、他の決済サービスに比べて代金未回収のリスクが低いのが特徴です。
- 2.代金引換
- 宅配業者が商品と引き換えに料金を徴収する支払方法です。購入者にとっては代金支払い後に商品が届かないといったリスクがありません。
- 3.後払い決済
- 商品到着後に請求書が届き、コンビニなどで支払いができます。
- 4.銀行(郵便)振り込み
- ネットショップが発行する払込票で銀行・郵便局などで支払いができます。
- 5.コンビニ決済
- 商品の購入手続き完了の後、購入完了メールなどで通知される顧客番号を利用してコンビニなどで支払いができます。
- 6.携帯キャリア決済
- 注文した商品の代金を携帯電話の料金と一緒に支払うことができます。
- 7.電子マネー
- 楽天EdyやSuica・au walletなどの電子マネーをチャージしておくことで、商品購入時の支払いに利用できます。
- 8.ネットバンキング
- インターネット上で銀行振込を行います。チャージの必要がない「iD」などの後払い式の電子マネーもあります。
オンライン上の決済では特に「1.クレジットカードによる決済」が重要です。
オンライン決済におけるクレジットカード決済の重要性
オンライン決済に関する以下のような調査報告があります。
- ・オンライン決済で希望する決済方法がない場合、購入を諦めるという顧客が約25%
- ・オンライン決済でクレジットカードによる決済が約87.5%
出典:株式会社ネオマーケティング 「オンライン決済に関する調査」
http://m-madoguchi.jp/survey_detail.php?b=410&act=test
大半のECサイトではクレジットカード決済が利用されています。クレジットカード決済はネットショップには欠かせない重要な決済手段となっているのです。
このクレジットカード決済の重要性を加味した上でオンライン決済のメリットを見ていきましょう。
オンライン決済システムを導入するメリット
通常であれば、個人や中小企業がカード決済を導入するためには、カード会社の厳しい審査を通過する必要があります。カード会社の審査には数週間から数ヶ月かかることもあり、また、仮に審査を通ったとしても、カード決済の登録費用や月額費用を負担しなければなりません。
そのため、個人や中小企業がカード決済を自社のサービスに導入するのは、期間面や費用面で難しいといった問題がありました。
オンライン決済サービスを導入する大きなメリットのひとつは、個人事業主や中小規模の法人であっても、安く簡単に自社のWebサイトにクレジット決済を導入できるということです。
まとめ
ネットショッピングが当たり前になった現代においては、商品の決済もオンライン上で行う必要性があります。オンライン決済とはなにかをきちんと理解し、売上アップに繋げましょう!