Oracle BlueKaiとは
Oracle社が提供するDMPです。これを介して、Oracle Data Cloudが持つ豊富なサードパーティーデータを活用し、自社が情報を持たない未知のオーディエンスに対するターゲティングに活用できます。日本国内での活用はもちろん、海外でグローバルビジネスを展開するうえでも力を発揮します。
Oracle BlueKaiでできること
【広告データの統合】
散在する広告データを一元化する機能です。ファーストパーティが持つ、オンライン・オフラインのデータを取り込みます。そして、取り込んだデータを分類し、セグメント化します。セカンド・サードパーティデータを組み合わせることでデータを強化することも可能です。
【オーディエンスの構築】
蓄積したデータに基づき、見込み度の高いオーディエンスを発掘できます。既存顧客に似たオーディエンスの特徴を把握する、ルックアライクモデリング機能を搭載しています。
【デバイス横断的なキャンペーン】
スマートフォンやパソコンなど、デバイスに左右されないメッセージを送信する機能です。デバイス単位ではなく個人単位でマーケティングの最適化を図ります。
【オーディエンス分析】
オーディエンスを分析し、常に最新の情報を維持します。キャンペーン前後にオーディエンスを分析すれば、キャンペーンによる変化を把握できます。
【オーディエンスへのリーチ】
広告やキャンペーンを通じてオーディエンスにリーチする機能です。パーソナライズドされたメッセージを送り、その成果をレポートとして表示します。
Oracle BlueKaiで解決できる課題
【デジタルキャンペーンの効率を高めたい】
どんなマーケティング施策も、ある程度的を絞ることが大切です。ペルソナがあいまいでは、結局誰の心をつかむこともできません。そこで、Oracle BlueKaiを活用すれば、既存および潜在的なオーディエンスについてのインサイトを獲得できます。データに基づいてセグメント化することで、無駄を省き、広告クリックに伴うコストも削減できます。
【関連製品も一緒に導入したい】
DMPはあくまでデータを一元管理するツールです。そのため、CRMやMAといった関連製品と連携させてはじめて真価を発揮します。Oracle社は、分析ツールのOracle Contextual Intelligenceや、オーディエンスの行動データをリアルタイムに統合するOracle Infinity Behavioral Intelligenceなど、多数の関連製品を提供しています。あわせて利用することで、より高度なマーケティング施策を実施できるようになるでしょう。