Medicom クラウドカルテの導入事例【（東京都）田町三田こころみクリニック 八丈島巡回診療所 様 様】

こころみグループでは、内科を中心とした2施設でクラウドとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド型医事一体型電子カルテMedicom-HRシリーズを運用しています。Medicom-HRシリーズは、カルテ入力を効率化するカスタマイズができる機能、会計処理時の入力チェックや算定可能候補の通知、算定漏れをなくす算定・点検アシストといったレセコン機能を評価しています。 長年使い続けてきたウィーメックスのハイブリッド型電子カルテには信頼性があり、ついに診療所向けクラウド電子カルテを発売するという話を聞き、八丈島巡回診療所でのMedicom クラウドカルテの導入を決定しました。 クラウド型電子カルテを選択した背景には、八丈島巡回診療所が対面診療に加え、川崎市や東京都区内に在籍する医師によるオンライン診療を実施するため、院外からリモート接続することなく、在籍クリニックからクラウド型電子カルテにアクセスできる環境が最良だったこともあります。

医療DXを推進しようと考えると、外部の様々なクラウドサービスなどを利用していくことになるのでクラウド電子カルテに大きな優位性があると思っています。そのなかで、Medicomが培ってきた信頼性と、使いやすさが継承されるというレセコン機能に期待したからです。 電子カルテシステムは医療機関にとって基幹システムであり、臨床・医事の情報管理のベースとなる重要なプラットフォームです。診療情報・施設業務管理の基幹システムである以上、システムが将来的に発展し、持続可能性が高いことが重要であり、それを実現できるベンダーの信頼性に着目することが大切だと思います。

AI自動算定機能を搭載したレセコン機能は、カルテ内容から自動的に算定されるため、医事業務の効率化が図れます。医事業務のスキルに左右されることなく正確な算定が可能になるうえ、自動算定機能を使うことでスタッフはレセプトの勉強もできるようになると思います。 UIはシンプルで見やすく、直感的に使え、他社のクラウド電子カルテと比較しても遜色なくスムーズなカルテ記載ができると思います。特に所見欄のSOAP形式入力は記載しやすく仕上がっています。 書類関係の作成機能は、手間なくシームレスに操作ができます。従来のクラウド型電子カルテではローカル側に文書フォームをダウンロードし、作成・編集後にアップロードする必要がありました。共有フォルダに作成した文書を保存し、事務スタッフがまとめてアップロードしていますが、Medicom クラウドカルテはクラウド上でカルテ情報と連携して作成でき、アップロード作業もないので文書作成業務が効率的です。