この製品のいい点
2020年10月時点では容量無制限で法人が使える唯一のオンラインストレージサービスと言えると思います。boxの登場以前は100TBを超えるレベルのデータを保管する場合、トータルコストではまだオンプレミスのNASの方に軍配が上がっていました。その意味では大容量のデータを保管する企業にとって、実質的に初めてクラウドを検討できるサービスとなったと言えると思います。
Boxの改善してほしい点
PCのエクスプローラーのようにディレクトリ内のファイルの表示方法やサイドバーの表示の有無などを変更することができますが、前回の表示状態を保存できないため、特定の表示方法でみたい場合には毎回画面の表示を調整する必要があります。また、ストレージ全体(ルートディレクトリ直下全体)をグループ内のユーザー全員で共有するという使い方ができないため、グループ内のユーザー全員で共有するディレクトリを作りたい場合は、最上位の階層に一旦共有用のフォルダを作り、そのフォルダをグループで共有する必要があります。
Box導入で得られた効果・メリット
かねてより100TBを超える写真・動画素材を社内のストレージに保管しており、BCPの観点からもクラウドへのバックアップが検討課題でしたが、どうしても大容量保存時のオンラインストレージの費用がネックとなり、一般的なNASに保存する運用を長らく継続していました。boxの登場により、ようやくコスト面で条件に合うものに出会えました。データのアップロードにはFTPを使用できるため、NASからの移行は半自動で行えます。
サービス利用状況
この製品、サービスの利用期間をお選びください
6ヵ月以上 ~ 1年未満
他製品・サービスからの乗り換えですか?
新規導入(追加導入も含む)
導入形態
クラウド
製品の購入から導入開始までに要する期間
1ヵ月以上 ~ 3ヵ月未満
初期費用
※ユーザーが導入した当時の参考価格です
1万円 〜 9万円
年間費用
※ユーザーが導入した当時の参考価格です
10万円 〜 49万円
積極的に利用しているユーザーの割合
31% ~ 70%