ISO認証の市場規模は?
ISO認証のうち情報セキュリティのISMS(ISO/IEC 27001)では、認定機関のISMS-ACが認証を受けた組織の数を公表しています。同センターによると、ISMS認証の登録組織数は、2026年9月30日現在で8,701です。年度末の数で見ると、2020年度の6,374から、2025年度は8,470に増えました。金額の市場規模ではなく、ISO 9001やISO 14001も含まないため、ISO認証そのものの数字ではありません。
出典:ISMS-AC「認証取得組織数推移、都道府県・地方別認証取得組織数」(2026年9月30日現在)。この記事の内容は、ISMS-ACの公式見解ではありません。
なお、ITトレンドには4製品が掲載され、提供企業も4社です。
ここからは、ITトレンドの資料請求ランキングと製品ページの掲載内容から、ISO認証の動きを見ていきます。
【資料請求ランキングTOP4】いま注目されるISO認証サービス
まずは、資料請求ランキングから人気のサービスを紹介します。ランキングは、製品を比較・検討している企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年10月時点のISO認証はGCERTI-JAPANの審査サービス「ISO認証」が資料請求ランキング1位です。2位と3位は取得や運用を支援するコンサルティングで、4位は審査を行うJ-VACと、審査とコンサルティングが2つずつ並びました。認証を出す側と取得を支える側のサービスが、同じランキングで比べられている点が特徴です。
次の図は、2026年10月19日更新の資料請求ランキングTOP4です。週間のランキングのため、順位は時期によって入れ替わります。
| 順位 | 製品名 | 参考価格 | 製品の特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ISO認証 | 0円〜 | ISO 9001・14001・27001の認証審査を行い、現場重視の審査と柔軟な日程調整を掲げる。 |
| 2位 | ISOプロ | 40,000円〜 | ISOの新規取得と運用を支援し、ISO事務局の業務を丸ごと任せられるコンサルティング。 |
| 3位 | 認証パートナー | 50,000円〜 | 専門のコンサルタントが社員のように作業を請け負い、新規の認証や更新を支援する。 |
| 4位 | J-VACのISO認証審査<9001/14001/27001> | 別途お問い合わせ | 品質・環境・情報セキュリティなどの規格で、組織の規模や業態に即した審査を行う。 |
※「ランキング」は、資料請求数にもとづくITトレンドの資料請求ランキング(2026年10月19日更新)です。
※「参考価格」と「製品の特徴」は、ITトレンドの製品ページの掲載内容をもとにまとめています。このカテゴリの製品ページには、提供形態の掲載がありません。
※ISO認証のカテゴリには、集計できるレビューがまだありません。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
いま資料請求が集まっているISO認証サービスは、月間ランキングで確認できます。
[分析]2026年のISO認証市場の3つの傾向
ここでは、ITトレンドに掲載されている4製品の製品ページと資料請求ランキングから、市場の傾向を整理します。
1.審査を行う認証機関と、取得を支えるコンサルティングに分かれる
製品ページの紹介を見ると、4製品は役割で2つに分かれます。ISO認証とJ-VACは認証の審査を行うサービスで、ISOプロと認証パートナーは取得や運用を支援するコンサルティングです。審査を受ける先と、準備を手伝う先を別々に選ぶ形がうかがえます。
2.対象の規格は、品質・環境・情報セキュリティが中心
審査の2製品は、どちらもISO 9001(品質)、ISO 14001(環境)、ISO 27001(情報セキュリティ)を対象に挙げています。ISO認証は、日本語と英語で認証書を発行できる点も打ち出しています。対象の企業規模は、4製品すべてが「全ての規模に対応」としています。
3.社内の負担を減らすことを掲げる製品が多い
4製品のうち3製品が、製品ページで社内の負担や工数を減らすことを掲げています。ISO認証は書類の負担を減らす現場主義の審査を、ISOプロはISO事務局の業務をまとめて任せられる点を挙げています。認証パートナーも、コンサルタントが作業を請け負って負担を最小限に抑えるとしています。参考価格は、ISOプロが「40,000円〜」、認証パートナーが「50,000円〜」で、どちらも月額の料金を掲げています。
どれを選ぶべき?課題別のおすすめ
- ■ISOの認証審査を受ける、認証機関を探している企業
- ISO認証 / J-VACのISO認証審査<9001/14001/27001>
- ■ISOの新規取得や運用の手間を、専門家に任せたい企業
- ISOプロ / 認証パートナー
同じランキング上位でも、審査を行う認証機関と、取得を支援するコンサルティングでは役割が違います。この分野では両方が並んでいるため、審査を受ける先を探しているのか、取得の準備を手伝ってほしいのかを先に決めると、比べるサービスを絞りやすくなります。
ランキングをどう活かす?比較するときの注意点
- ●週間のランキングは短い期間の資料請求数で、時期によって順位が入れ替わる
- ●認証機関とコンサルティングが混ざっており、同じ順位でも役割が違う
- ●このカテゴリには集計できるレビューがまだなく、対応の質は資料や面談で確かめる必要がある
ランキングは、いま候補に挙がりやすいサービスを知る手がかりとして役立ちます。最終的には、取得したい規格や拠点の数、社内で準備に割ける人手に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合うISO認証サービスを比較検討しよう
この記事では、ITトレンドの掲載状況と資料請求ランキングから、ISO認証の市場の様子と人気のサービスを紹介しました。気になるサービスは資料請求して一覧で比較し、自社の規格や体制に合うかを確かめてみてください。
以下の記事では、ISO認証機関を選び方のポイントとあわせて比較して紹介しています。あわせてご覧ください。

