X-MONとは
X-MONは、オープンソースソフトウェア(Nagios・RRDtool)をベースに自社開発されたソフトです。
監視結果の表示だけでなく、構成情報を管理したりレポート機能、マップ表示などの機能が含まれています。
自社の業務である24時間365日の運用管理にも同ソフトを利用していますので、改善はもちろん、運用にあった便利な機能をどんどんバージョンアップしています。
X-MON主な特徴/機能/仕様
■ライセンス・実績
・国立大学や国立研究所、官公庁に多数導入実績があります。
・オープンソースソフトウェアベースの開発により、導入時のコストが安価です。
さらに監視台数によって、金額が増減しない無制限版ライセンスです。 ※Standard版
・万全のプロダクトサポートを用意しています。
・お客様の要望に応じカスタマイズが可能です。
いまX-MONにない機能でもカスタマイズにより別途追加することが可能です。
・製品をいろいろな方法で提供しています。
ソフトウエアでの提供
アプライアンス機器での提供
バーチャルアプライアンスでの提供
レンタルでの提供
クラウドでの提供
など
■設定・登録
・ネットワークを指定して自動的にホストを検出し、簡単にホスト登録が可能。
・自動でネットワークマップを作成することが可能。
・CSVファイルで監視対象情報の一括登録、変更を行うことが可能。
・サービス監視の登録時や変更時、グループ単位で同じ内容を登録することが可能。
■監視内容
・サービス、プロトコル監視、トラフィック監視、リソース監視、DB監視などが可能。
・SNMPプロトコルを用いTrapを受信することが可能。
・SNMP Trapは受信した内容を設定内容と比較し、条件が一致した場合に通知を行うことが可能。
※条件は完全一致、前方一致及び正規表現での一致が可能
■通知方法
・アラート発生時に警告灯と連動し通知を行うことが可能。
・接続可能な警告灯の台数制限はありません。複数の警告灯はそれぞれ別の設定を可能とすることが可能。
・警告発生時の警告灯点灯パターンはブラウザから設定することが可能。
■グラフ機能
・監視データをグラフ表示することが可能。
・グラフは横軸を時間とし縦軸を値として、横軸は
4時間程度、1日程度、1週間程度、1カ月程度、1年程度の5種類を作成することが可能。
・グラフの画像ファイルはPNGで出力することが可能。
■レポート機能
・グラフをレポートとして出力することが可能。印刷時には成型する機能あり。
・レポートの保存機能や1ヵ月、1週間、1日の期間指定を行いレポートの定期生成が可能
■構成管理・バックアップ
・対象ノードのIPアドレス、MACアドレス、設置しているラック位置、ハードウェア情報、ソフトウェア情報などの構成情報を
登録、閲覧することが可能。
・構成情報に仕様書や障害対応手順書などのファイルをアップロードすることが可能。閲覧も可能です。
・設定ファイル、グラフデータ、構成情報のバックアップリストア機能あり。
・バックアップデータは5世代保持することが可能。
■承認機能
・上位権限者の承認無しに設定変更が行うことが出来ない機能あり。
・承認した内容(いつ、誰が、何を変更したか)の記録を保持する機能あり。
・ユーザ管理による詳細な承認権限割り振りを行うことが可能。
※通知ユーザ、閲覧者、オペレータ、運用責任者、システム管理者
エスカレーション機能
障害が発生したら、すぐに障害対象機器を再起動、○分後に障害が復旧されない場合はオペレーターへ通知、 さらに○分後に責任者へ通知など、自動再起動や段階的に通知するなど、障害エスカレーション対応することが可能。