rBOMとは
個別受注生産業務に特化した生産管理システムです。生産におけるすべての工程をカバーするため、他のシステムを導入する必要なく低コストでスタートできます。一気通貫、一元管理、標準化、リアルタイム化により、部門間連携の強化や情報のデータベース化、非属人化が実現可能です。また生産工程の効率化だけでなく、情報の蓄積による技術継承にも活用できます。
rBOMの強み
【年間業務コストの大幅削減】
各部門間の情報共有の効率化により、業務にかかる時間が大幅に削減可能です。全体の年間業務時間を30%削減した導入事例もあります。減った時間で残業を抑制したり、新たな売上拡大のための業務を強化することが可能です。特に製造・購買部門における業務コストが大きい企業で効果を発揮します。
【生産におけるあらゆる情報の一元管理が可能】
受注から出荷、また経理業務に使う原価情報までのあらゆる生産にかかる情報をシステム内で一元管理し、部門の壁を越えてリアルタイムに共有可能です。確認や共有にかかる業務を大幅に削減しつつ、ミスのない生産を実現します。
【情報の蓄積による技術継承が可能】
「ナレッジデータベース」を構築し、ベテラン社員のもつ技術や情報を蓄積して技術継承ができる環境を整備できます。
rBOMで解決する課題
【必要な製品データを見つける作業を短縮したい】
データベース化により、必要な製品の情報をすぐに抜き出せる環境を構築可能です。1件あたり20分かかっていた検索業務が、1件1分に短縮された導入事例もあります。
【仕様変更に迅速に対応できる環境を整備したい】
急な仕様変更があっても、設計部門によって追加された最新のデータをリアルタイムに確認しながら生産できるので、手配漏れや仕様間違いなく対応できるようになります。
【他の部門で扱っているデータがよく分からず、齟齬が起きてしまう】
本システムを導入すれば、生産工程で使うデータが全て一元管理できます。他部門と共通のデータを扱って業務を行うので、情報の齟齬は発生せず正確にスピーディーな生産業務が実現可能です。
【製造原価をリアルタイムに把握したい】
本システムの導入で、生産にかかっている部品原価や人件費など、すべての原価情報を全部門でリアルタイムに確認できます。効率の悪い工程を洗い出し、業務改善に活用可能です。
【受注の経緯を営業担当者以外知り得ず困っている】
顧客情報を一元管理できるため、案件情報を詳細に共有できます。万が一担当者が退職または長期休暇で抜けた場合にも、取引履歴やキーマンの情報など履歴を参照して顧客対応ができる、非属人化の環境を整備可能です。
【部品の手配業務を効率化したい】
設計BOMと製造BOMを統合し、手配部品のリストを自動作成して必要な部品を詳細まで見える化できます。リストを仕入れ先や製造担当、倉庫担当などに共有し、漏れなく迅速な手配が実現可能です。
【製造担当から部品担当への問い合わせが多く効率が悪い】
部品の納期や所在、使用工程などの情報を製造部門に問い合わせる必要なく、システムを確認すれば即座に自分で発見できます。問い合わせを抑制し本来の業務に割ける時間を増やすことが可能です。